いよいよ7年ぶりにテレビシリーズとして放送されることになった機動戦士ガンダムシリーズの最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ですが、本作の主人公について、皆さんは調べられたでしょうか?公式情報もまだまだ多くない作品ですので、10月の放送が開始されるまでは詳細がわからない作品となっていますが、それは本作の主人公の情報であっても言えることですね。そこで、ここでは本作の主人公について簡単に紹介していきながら、歴代のガンダムシリーズ主人公の傾向を比べながら、本作の主人公が一体どのような主人公となるのか予想していきたいと思います!これまでの主人公についても併せて紹介していく記事となっていますので、これまでのガンダムシリーズの主人公についても興味があるという読者の方は、是非チェックしてみてくださいね。
わからないことだらけの本作の主人公!!
まず大前提として紹介するのは、本作の主人公がまだまだわからないことだらけの主人公であるという点です。本作はまだまだ発表されてから間もないため主人公の性格や声優は愚か、名前すら公開されていないので、多少の推察が入ってしまうのはご了承ください。
水星の魔女
本作の題名にもなっている「水星の魔女」ですが、おそらくこの「水星の魔女」というのは本作の主人公を指すものだと思われます。というのも、魔女というのは、実は明確にビジュアルが決められている存在であり、本作の主人公の見た目がかなり、伝統的な魔女の見た目をしているからです。
ビジュアルも魔女らしい
彼女の見た目で注目してほしいのは、その特徴的な赤毛の髪の毛ですね。古来から赤毛の髪の毛をした女性は魔女であると言われていました。本作の題名と共に主人公のビジュアルを公開したのは彼女が魔女であると一目でわかるデザインだったからなのではないでしょうか?
公式の情報を待とう!!
何がともあれ、まずは公式の情報を待とう!というのが本作の主人公について第一に紹介したい内容です。解説記事でありながら、内容が薄くなってしまって申し訳ないのですが、本作はその他の視点から本作の主人公をさらに深掘りしていきます。
ガンダム作品の主人公とは?
さて、ここからはガンダムシリーズにおける主人公たちについてざっくりと紹介していきたいと思います。主人公と言っても作品ごとにキャラクター性が違うわけですから、ざっくりと解説するのは難しいだろうと思われる読者の方もいらっしゃると思います。
強いメッセージ性を背負っている
しかし、実はガンダムシリーズの主人公というのは、ある一つの共通テーマを背負っているのです。ここからはそんな、ガンダムシリーズ全ての主人公に当てはまるガンダム作品の主人公としてのテーマについて紹介していきたいと思います。
ガンダム作品とは、そもそもどのような作品なのか?
歴代ガンダムシリーズの主人公について紹介するためにはまず、ガンダムシリーズがそもそもどのような作品なのかということを紹介しなければなりません。ガンダムシリーズに共通して描かれているテーマというのは共通していて、基本的に「世界を支配している大人の価値観に切り込む!」というのがガンダム作品のテーマとなっています。
ありとあらゆる価値観に抗う!!
そのため、ガンダムシリーズの主人公は「既存の価値観に抗う」というのが基本的な動きとなっています。作中でのライバルが現在我々の世界を支配している価値観を持っていて、その価値観に対して主人公が反論していくというのがガンダムシリーズの主人公の大まかな役割なのです。
ガンダム主人公は現実路線と対照的に動く
そのため、ガンダム作品の主人公はどちらかというと現実路線とは対照的な価値観を持ったキャラクターが多いです。一見すると子供のようなことを言う主人公だらけにも見えるのですが、子供のままの主張で終わらせず、ガンダム主人公の中で成長を描くことによって、現実路線ではないのだけれど、子供っぽい意見にはならないという主張になっています。
本作も同じような役割を担う??
このような、ガンダム主人公の役割はどのガンダム作品であっても受け継がれている要素なので、本作の主人公も現実路線で大人のような主張をする主人公ではないのではないかと思われます。大人のルールだらけの戦場に子供が一人飛び込むというガンダム作品を通しての鉄板設定が崩れない限りはこのルールが受け継がれていくと考えて間違い無いでしょう。
機体を見れば主人公の性格もわかる!
そんな、共通のテーマを帯びているガンダムシリーズの主人公たちですが、彼らにも一人一人個性があります。ここからはそんなガンダム主人公たちの個性が彼らの乗り込む機体を見ることにとよって見ることができるので、ガンダム主人公とその機体について取り上げながら、どのように見分けてくのか紹介していきたいと思います。
白い悪魔のアムロ
ガンダムシリーズの初代の主人公であるアムロの場合は、かっこよさだけでなく「怖さ」も象徴した機体に乗り込んでいます。アムロは作中では、次第に凄腕パイロットに成長し、どこか恐怖を感じるほどの恐ろしい戦績を残すこととなります。『機動戦士ガンダム』では主人公側の描写だけでなく、敵方の描写も多く描かれており、敵から見た時のアムロにも注力されているため、彼の機体は白い悪魔と作中で呼ばれるほど、ゾッとする造形となっています。
最先端の可変式を搭載したZガンダムとカミーユ
アムロの後続として登場したカミーユはどこか現代っ子な性格を強調したキャラクターとなっています。そのため、ガンダム自身も変形機能を有していたり、バイオセンサーなるものが搭載されていたりと、だいぶ複雑で最先端の技術が搭載されているものとなっています。Zガンダムはガンダムシリーズの中でも特に複雑な機構を有している機体となっており、カミーユの複雑でセンシティブな性格にも似ていると言えるでしょう。
パワーでゴリ押しのZZガンダムとジュドー
テレビ版第3作の主人公として登場したジュドーはアムロやカミーユの性格とは真反対で、明るくて男気あふれる性格となっています。そのため、彼の機体であるZZガンダムも力で全てを解決するかのような武器てんこ盛りの機体となっており、ジュドーと同じようなコンセプトの機体であると言えます。
軽やかな動きが得意なF91とシーブック
ビジュアルが爽やかなこともあり、多くの女性ファンを虜にしている、ガンダム作品随一の美形であるシーブックの扱う機体は、彼と同じく軽やかな動きを得意とする機体となっています。機体のサイズが従来のものと比べて小さくなっているのもF91の特徴ですよね。
内に大きな力を隠したユニコーンガンダムとバナージ
近年製作されたガンダムシリーズ『ガンダムユニコーン』の主人公であるバナージは非常におとなしく自己主張の弱い主人公ですが、心内には大きな覚悟と使命を背負った主人公となっています。そんな彼が操る機体は普段は白一色の一角獣の見た目をした機体、ユニコーンガンダムです。ユニコーンガンダムは普段は白一色なのですが、特別な状況下に置かれると変形をし、激しく発色します。この辺りの二面性というのも主人公のバナージのイメージぴったりですね。
その上で本作の主人公機をみてみよう!!
上記で紹介したように、ガンダムシリーズの主人公とガンダムのデザインというのは強い相関関係にあります。デザインの段階で「この機体にはどのようなキャラが乗るのか」ですとか「このキャラクターはどのような機体に乗るのか」などのようにセットでデザインされているので、機体からキャラクターを推測することができるのです。
曲線が多様されたデザイン
例えば、ガンダム・エアリアルのデザインを見てみると、非常に曲線的なデザインとなっていることに気づきます。この曲線は本作の主人公が女性だからこそのデザインでしょう。女性らしい曲線美を活用した数少ないデザインのガンダムであるということができます。
胸部に赤い発光
胸部の赤い発光も本作の主人公の赤毛とマッチしていますよね。「魔女」というのは古来から赤い髪の毛をしているとされているので、この辺りの赤い発光というのが、本作における「水星の魔女」の由来となっているのではないでしょうか。
得体の知れないガンダム
魔女ということもあり、これまでのガンダムでは見られなかったようなデザインが目立つガンダムとなっています。この辺りのかっこいいけれど、得体が知れないというのが本作のガンダムの特徴ですね。
本作の主人公も概ねわかる?
このように、ガンダムのデザインを見るだけでも、おおむね主人公のキャラクター性を予想することができます。本作のガンダムのデザインは女性らしい曲線美をガンダムのデザインに持ち込んだものとなっており、「魔女らしい」赤の要素も加わっているガンダムなのです。
まとめ
いかがでしたか?今回は本作の主人公についてガンダム作品の歴史や、本作のガンダムのデザインをもとに大まかな予想をしていきました。本作の主人公はまだまだわからないことだらけですので、引き続きこまめに公式の情報もチェックしておきましょう。