【さよなら私のクラマー】ネタバレあり！ライバル校とワラビーズとの対戦戦績まとめ

「さよなら私のクラマー」は高校女子サッカーを題材にした作品で2021年4月から劇場版アニメとテレビアニメ化が決まっています。サッカー漫画としても滅茶苦茶熱いこの作品の主人公たちのチーム蕨青南高校女子サッカー部ことワラビーズがこれまで戦った対戦相手とその対戦戦績をまとめてみました！

ワラビーズ対戦戦績その①　VS久乃木学園高校　スコア　0 - 21

コーチに元女子サッカー日本代表の能見奈緒子がコーチとして就任後、初めての練習試合は春夏を連破した高校女子サッカー日本一のチーム久乃木学園高校でした。そのなかにはU-15の代表で曽志崎と一緒だった梶みずきや佃真央などがいたため、ワラビーズにとって勝ち目のない試合でした。

試合展開ハイライト

序盤からワラビーズのストロングポイントである周防すみれが佃のマークによって機能しなくなり、ファンタジスタの井藤春名や佃の攻撃で前半から7失点で得点もなし。そんな心が折れる展開にただ1人、目を輝かせていた恩田希はやる気を出し、ワンプレーでその才能の片鱗を見せつけ、男子サッカー部で磨かれたフィジカルの強さで久乃木のチームと対等に渡り合います。その熱にチームメイトも同調し圧倒的個人技で試合終了間際に得点したかに思われましたが、残念ながらノーゴール。

ワラビーズ対戦戦績その②　VS朝霞商業　スコア　4 - 5

久乃木高校での敗戦、男子サッカー部との諍いや能見奈緒子コーチの独特な美的感覚が齎してしまった痛ユニ事件などのトラブルを重ねたワラビーズでしたが、それらは逆に部員たちの結束にも繋がります。それを踏まえた次戦、県内3位の朝霞商業と対戦します。周防や曽志崎らの新戦力やごっつぁんゴーラーこと白鳥綾の活躍により、対等以上の試合を見せるのですが…。

試合展開ハイライト

前評判ではワラビーズは万年リーグ戦、常に内部分裂、永遠のカモネギなどとんでもない蔑称を付けられていたワラビーズはその評判を覆し躍動。周防の突破力や曽志崎のパスセンスで互角以上の試合をみせます。が、そのなかに1人足を引っ張る希がいました。試合前に緊張しすぎてコンディション最悪の状態で出てしまった希が足を引っ張り、最後は希のオウンゴールが決勝点となり敗北。

ワラビーズ対戦戦績その③　VS三郷女子　スコア　3 - 1

リーグ戦第2戦、前回の試合で大ポカをやらかした恩田希が追放された試合。しかし、前回の試合でワラビーズは強豪校とも劣らないほどの実力を見せていました。

試合展開ハイライト

役立たずの恩田希が追放された試合で活躍したのは、1年のごっつぁんゴーラー白鳥でした。白鳥は目立ちたがりのお嬢様でサッカーも素人に毛が生えたような存在ですが、何故か決定機でゴール前にいたので2得点を挙げます。が、その全てが足を使わないゴール、身体のどこかに当たってくれたゴールでした。

ワラビーズ対戦戦績その④　VS小手指西輪　スコア　5 - 4

大ポカをやらかした恩田希の復帰戦。しかし、希は懲りずにポカをやらかしていました。授業のソフトボール中、ピッチャーだった白鳥の挑発に乗ってしまい足でボールを打ち返すという荒業を披露し、見事に足首を痛めていました。

試合展開ハイライト

前半後半、お互いのチームが得点を奪い合う乱打戦となりますが、最後は怪我を押して出場した希がベッケンバウアーさながらの根性でパスを出し存在感をアピールします。乱打戦になった原因はおそらく怪我で置物と化した恩田希。

ワラビーズ対戦戦績その⑤　VS浦和邦成高校　スコア　0 - 2

ワラビーズは2勝1敗でリーグ戦を2位で通過。しかし、本戦の初戦で当たった相手は堅守を誇る埼玉県の覇者、浦和邦成でした。かつて曽志崎とコンビを組んでいた攻守の要の桐島千花をはじめとした強豪チームとの戦いでした。ただ、浦和邦成は1つとんでもない勘違いをしていました。それは恩田希の自業自得がうみ出した勘違いで、希は浦和邦成から地蔵扱いされていました。

試合展開ハイライト

雨で荒れたコンディションの試合でしたが、試合経験の差が出たことや桐島千花のハードワークで終始押され気味。前半を何とか0-0で折り返しますが、桐島をどうにかしないことには勝ち目はありませんでした。そこで存在感を見せたのが、コンディションとモチベーションを高め本来の実力を発揮した希でした。しかし、浦和邦成影のエースである安達太良アリスのファルソ・ヌエベのシステムで空いたスペースから2失点し敗北します。

ワラビーズ対戦戦績その⑥　VS吉井商業　スコア　4 - 2

6月から始まるJKFBインターリーグに参戦したワラビーズの第1戦。群馬の強豪吉井商業との対戦。本来、このリーグには出場資格の条件があるらしく無名のワラビーズは出れないハズでしたが、コーチがコネを使ったらしい。

試合展開ハイライト

浦和邦成戦後に完成度を高めたポジションサッカーが形となり、無名のワラビーズは4-2という結果で勝利。大番狂わせを演じました。なお、恩田希のオウンゴールも健在でした。

ワラビーズ対戦戦績その⑦　VS佐々高校　スコア　3 - 1

インターリーグ初戦で白星を挙げたワラビーズはその勢いのまま第2戦。前日には第1戦の反省を踏まえ修正に余念がなく、最高の状態で第2戦へと進みます。

試合展開ハイライト

失点の多かったワラビーズですが、目に見えて守備面が改善されており、やる気のない深津監督の嫌味なアドバイスが実を結んだ結果となります。攻撃面では、ごっつぁんゴーラー白鳥綾が驚異的なおとり役、潰れ役として機能しました。

ワラビーズ対戦戦績その⑧　VS和千永高校　スコア　1 - 0

インターリーグ3戦目、勝てば文句なしで埼玉ラウンドを1位で通過することができる試合。ワラビーズの完成度は向上しているも、相手が何も対策もしないわけではないため気の抜けない試合となります。

試合展開ハイライト

これまでのワラビーズの試合展開とはうってかわってロースコアのゲームとなります。後半までお互い無得点の状況でしたが、周防のクロスから白鳥が決勝点を決めて勝利。埼玉ラウントを1位で通過し、番狂わせを演じ続けます。

ワラビーズ対戦戦績その⑨　VS栄泉船橋高校　スコア　4 - 3

インターリーグの次戦はかつてワラビーズが0-21でボロボロにされた久乃木高校を破ったチームの栄泉船橋高校でした。ただ、栄泉船橋高校には指導者がいませんでした。指導者がいないのにもかかわらず、部員たちの手だけで久乃木を破ったというある意味不気味なチームでした。しかも、その勝ち方はどの試合も最少失点差で勝つというところも不気味なチームでした。

試合展開ハイライト①

指導者のいない異質な栄泉船橋のシステムはディシプリンとフィールドプレイヤー全員で守る堅守のシステムでした。しかし、試合は空いたスペースから宮坂の偶然決まったロングフィートが炸裂し早々に1点をもぎ取ります。その後、周防のスプリントで得たフリーキックから早々に2点目を取るのですが、栄泉船橋はそこで終わるチームではありませんでした。

試合展開ハイライト②

前半が終わる8分前、ついに栄泉船橋の秘密兵器が現れます。それは1人でディフェンスを躱して得点できる必殺のストライカーである国府妙でした。国府妙の活躍で栄泉船橋は10分足らずで2得点を決めます。そしてこの国府妙の存在こそが久乃木高校を破ったジョーカーだったのです。ワラビーズはその対策として守備の切り札越前佐和を投入。序盤からの失点でプランを変えざるをえなかった栄泉船橋はワラビーズに対策するだけの時間を与えてしまったことから後半に1失点2得点をあげて勝利します。

ワラビーズ対戦戦績その⑩　VS興蓮館高校　スコア　4 - 5

インターリーグの最終戦はインターハイを制した最強の対戦相手の興蓮館高校でした。興蓮館はここ数年で高萩数央を監督とし急成長したチームです。インターハイを勝ち抜いたフルメンバーという訳ではありませんが、得点王の来栖美加を含め数人の主力選手が出場することとなります。

試合展開ハイライト

興蓮館のチームを作り上げた藤枝宇海の妹である藤枝梅芽や、得点王の来栖美加によって序盤から失点し、曽志崎がイエロー2枚で退場させられるという展開となりますが、そこで動いた監督の深津の指示によって立て直し5－4の乱打戦となります。さらにペナルティエリアでのファールでPKを獲得するのですが、キッカーの恩田のシュートはバーに嫌われ敗戦。しかし、この一戦は情熱を失っていた監督の深津に大きな影響を与えた試合でした。

【さよなら私のクラマー】ワラビーズ対戦戦績まとめ

ワラビーズの対戦戦績をまとめてみました。コミックス12巻までの戦績ですが、物語はむしろこの先から面白くなっていくので是非読んでみてください！アニメも2021年4月から放送されるので是非見てみてください！