彼方のアストラは、2016年から少年ジャンプ+にて約1年間連載された作品。思いがけない壮大なストーリーと伏線で人気を博し、2019年7月にはアニメ化も決定いたしました。そんな彼方のアストラに出てくるヒロインのアリエス・スプリング。天然ボケな彼女ですが、非常に可愛く実は優秀なんです。そんなアリエス・スプリングを今回は紹介させていただきます!
アリエス・スプリングの概要
2年B組のアリエス・スプリングは6月にローザポップより転校してきた女の子。映像記憶能力があり、一度見たものは完全に記憶しています。目はみぎがヘーゼルで左がグリーンのオッドアイ。非常に陽気な性格をしており、天然ボケの要素がふんだんにあふれています。ひったくりのことを知ったかぶりといったり、とギャグ要素の担当も担っています。特技はポエムで、性格は人から空気が読めないと言われていたそうです。
アリエス・スプリングとカナタ・ホシジマの関係
2人の出会い
2人の出会いはカナタの初登場のシーン。ひったくり犯に荷物を取られたアリエス。そのひったくり犯を追いかけて捉えたカナタ。まだこの時には、一緒の班にて研修を受けるなんて思ってもなかったでしょう。そんな彼は、宇宙港のロボット警備に暴行犯と間違えられて、わっしょいわっしょいされてしまいます。
命の恩人
謎の球体により、惑星マクパから宇宙空間に投げ出された9人。無事に宇宙船を見つけて、そこに退避するのですが、そんな時、アリエスはスラスターの故障で宇宙空間をさまよっていました。推進剤の残量も少なく、助けに行くのは危険だと。そんな中で、カナタは自らの危険も顧みずに彼女を助けに再び宇宙空間へ。そして無事に彼女を抱えて戻ってくるのでした。その時に、カナタには聞こえませんでしたが、アリエスはカナタに、あんなに怖かったのに手を繋いでいると宇宙って綺麗に見えます、と発言しています。
いつの間にか好きに
カナタのことが好きになってしまったアリエス。宇宙船での女子トーク中に初めてアリエスはその事を口に出します。しかし、周りの女の子は気浮いていた様子ですね。そこからアリエスは、カナタに彼女がいるのか直接聞きに行ったり、惑星イクリスで遭難した時は、カナタさんさえいてくれたらいいです、など、徐々に積極的な発言をするようになります。
最終的には彼女と結婚
2人の恋愛事情などの中間話は吹っ飛んで、その後に無事アストラへとたどり着いたカナタとアリエスは無事に結婚することに。彼女の父親のクローンでもある、シャルスにも2人で挨拶に行きました。
アリエス・スプリングの真実
物語が終盤に差し掛かると、展開が一気に変わって行きます。重大なネタバレなので、読みたくない方は注意して下さい。
実は全員がクローン
物語終盤で、フニとキトリーがあまりに似ているということで、DNA鑑定を行います。すると、なんと2人は同一人物。そして、謎解きは進み、自分たちは親のクローンであり、後々、オリジナルの記憶移植を行い若返るための存在であったことに気がつきます。皆、親との距離が遠く、愛情を受けて来なかったメンバーだった理由もこれでわかりました。しかし、アリエルだけは、母親の愛情をしっかり受け継いできていたのです。
アリエルのオリジナル
アリエルのオリジナルは、シャルスにより、ヴィクシアの王女のセイラであることが告げられます。ちなみにシャルスは、ヴィクシアの王のクローンであることから、シャルスとアリエルは親子の関係となっています。しかし、セイラは、自分のためにクローンを作る事を当初から反対しており、侍女にアリエスを預けて逃亡させる事を決めます。その侍女こそがアリエスの母だったのです。SEIRAを逆から読みARIESと名付けたようです。
アストラ
惑星イクリスで同じく遭難にあい、人工冬眠をしていた、ポリーナ・リヴィンスカヤの加入が大きな要因となります。地球出身の彼女は、アリエスたちの故郷が近づいてきて、望遠鏡で見えるところまでくると、自分の地球と違うことに驚きます。そして、主人公たちの故郷は地球ではなく、アストラという星だったのです。地球に隕石が衝突し、ワームホールによりアストラへと移住した地球人たち。その西暦は2063年でしたが、世界政府により、1963年と100年間逆戻ししたのでした。なので、現在の本当の西暦は2163年となっています。
アリエス・スプリング 最後に
彼女の記憶能力は物語の謎を解明していく中で、非常に役立っており、天然ではありましたが、非常に優秀なキャラでもありました。そして、宇宙遭難を経て、体重が2kg増えていたアリエス。図太すぎだろ!なんて少し思ってしまいました。
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