約束のネバーランドは、鬼の世界で鬼の餌として養殖されていることを知った主人公のエマたちが全ての食用児を救う物語。非常に伏線だらけの素晴らしいストーリーと、感動シーンが散りばめられた名作です。今回は、そんな感動シーンをランキング形式にて紹介させていただきます!
目次
感動シーンランキング 第10位 ギルダとの抱擁
出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ/出水ぽすか/集英社/CloverWorks
脱走を企てていたエマ達。しかし、ママへの内通者がいることがわかります。そんな中、ドンとギルダには脱走を企てていることを話すのでした。しかし、ある夜、ギルダはシスター・クローネの部屋への入って行くのです。それを怪しく思い盗み聞きしていたエマ。しかし、会話を聞いて、ギルダは内通者ではないとわかったエマ。クローネの部屋から出たエマに、疑っていたことを詫びながら抱きつくエマなのでした。
感動シーンランキング 第9位 フィルの決意
出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ/出水ぽすか/集英社/CloverWorks
脱走計画も最終段階。しかし、エマは4才以下の子供達を連れて行こうか迷います。そこで4才の中で一番しっかりしているフィルへと農園の真実を告げ、自分たちは2年後には必ず戻ってくることをフィルに誓うのでした。全てを察知したフィル。あまりに頭がいいフィルは、農園に何か秘密があることを薄々感じ取っていたのです。フィルが4才とは思えない決断をしたと共に、エマへの絶対の信頼を寄せていることのわかる、感動シーンでした。
感動シーンランキング 第8位 農園の真実を知った帰り道
出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ/出水ぽすか/集英社/CloverWorks
コニーが外の世界へと連れて行かれた際、コニーの忘れ物を届けにエマとノーマンは禁じられていた門までやって来ます。そこで見たのは、コニーの死体とママと鬼。農園の真実を知ってしまったのです。門からハウスまでの帰り道、あまりのショックで自分の見間違いと思い込みたいエマは、あの子、コニーじゃなかったよねとノーマンに問います。あれはコニーだったと答えるノーマンに、ただただ泣いてしまうエマの、悲しいシーンであり、ここから物語は動いて行くのです。
感動シーンランキング 第7位 おじさんを助けたいエマ
出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ/出水ぽすか/集英社/CloverWorks
ミネルヴァのペンに描かれた、地下シェルターにすでにいたおじさん。そんなおじさんは、過去仲間を全て失っているのです。そんな昔の自分たちと重ね合い、エマ達家族を煙たがっている様子でした。しかし、そんなおじさんの苦しみをも解放したいとエマが直球でおじさんに言います。おじさんも行こう。一緒に、人間の世界へ。仲間が見たかった世界を見よう!この言葉がおじさんの中の感情を変化させるのでした。
感動シーンランキング 第6位 真実を知ったドン
出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ/出水ぽすか/集英社/CloverWorks
ママの秘密の部屋に忍び込んで、コニーはすでに死んでいることを知ってしまったドンとギルダ。そんな話は聞いていないと、全て話してほしいと、エマ、ノーマン、レイに詰め寄ります。全てを知ったドンは、ノーマンとレイを殴るのでした。自分達が守ってあげなきゃいけない存在、ただただ自分の不甲斐なさが悔しいのでした。家族なんだから、信じてほしいというドン達と、家族を守りたいというエマ達の感情が、複雑に絡み合った感動シーンでした。
感動シーンランキング 第5位 ルーカスの涙
出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ/出水ぽすか/集英社/CloverWorks
シークレット・ガーデンへと連れ去られたエマ。そこで、おじさんの昔の仲間、ルーカスと出会います。ルーカスという名前にピンと来たエマ。ルーカスは恐る恐るエマに問うのです。あいつは生きているのか?と。頷くエマに、ただひたすらよかったと繰り返し、泣いてしまうルーカス。13年前に生き別れた家族が、生きていたことを知った、読んでるこちらが涙が出て来そうなシーンでした。
感動シーンランキング 第4位 儀程とコニー
出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ/出水ぽすか/集英社/CloverWorks
生き物の殺し方を教えてほしいと、ソンジュと外に出たエマ。うまく仕留めた鳥に、ソンジュが儀程(グプナ)を行うと言います。血抜きも兼ねた、鬼の伝統的な儀式。神に糧を捧げる意味があり、ヴィダという吸血植物を獲物の胸に刺す行為。花が開くと神が受け取ったとされています。コニーの死体にも刺さっていたこの植物。生きたくても死んでいった家族を思いながら、安らかな最期であったことをねがいながら、獲物に花を咲かせる、命の尊さを考えさせられるシーンでした。
感動シーンランキング 第3位 後悔するイザベラ
出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ/出水ぽすか/集英社/CloverWorks
ママであるイザベラは、自分が生き抜くためにママをしていました。それが鬼の餌の管理。しかし、その餌に脱走されてしまうのです。そんなイザベラは、全てを諦めてママになったのでした。脱走した子供達を憎むかと思いきや、ただ普通に愛せたらよかった、と後悔の念を語ります。本当は自分の子供達を愛していたのかもしれません。最後に、残った子供達の前で大好きだった彼の口ずさんでいた歌を聞かせてあげるという名シーンでもあります。
感動シーンランキング 第2位 出荷されるノーマン
出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ/出水ぽすか/集英社/CloverWorks
出荷されることの決まったノーマン。エマとレイは、どうにか彼を助ける方法を考え、森に潜伏させる事に決めます。しかし、そんなノーマンは塀に登り下見を済ませて帰って来てしまいました。そんなノーマンと、エマ、レイの最後のシーン。二人のおかげでいい人生だった。と抱きつくノーマン。自分の命を諦めて、2人に、家族に生き残ってもらいたいという願いを込める感動シーンでした。
感動シーンランキング 第1位 無言の抱擁
出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ/出水ぽすか/集英社/CloverWorks
シークレット・ガーデンを仕切る全ての鬼を倒したエマたち。そんなエマ達は、戦いを終えてけが人の手当をしている、ルーカスの元へと帰って来ます。そこで13年ぶりに再会したルーカスとユウゴ(おじさん)。無言で抱きつく2人。これはもはや説明はいらない名シーンでしょう。
感動シーンランキング 最後に
出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ/出水ぽすか/集英社/CloverWorks
ランキング形式で紹介させていただきましたが、まだまだ約束のネバーランドの名シーンはこれだけではありません。伏線を色々と解釈しながら読み進めるもよし、複雑に考えずに、素直に読んで行っても素晴らしいシーンが盛り沢山。本当に名作です。