ハンターハンターに出てくる修行。基礎を教わったのはウイング、応用を教わったのはビスケ、どちらも良い師でした。そんなふたりがどんなことを教えていたのかを簡単にまとめてみました。ゴン達の急成長を考えるとゴンとキルアだけが天才なのではなく、師であるウイングとビスケも天才なのかもしれません。
試しの門で筋肉トレーニング
ハンターにようやくなることのできた、ゴン、レオリオ、クラピカの三人はハンター試験中に失格となりゾルディック家へと帰ってしまったキルアを追って、ゾルディック家の屋敷へきました。しかし扉は固く閉ざされていてびくともしません。なんとその扉は閉ざされていたのではなく、単純に重い扉だったのです。
その重さはなんと最低でも片方2トン、両方で4トン。その扉を開けなくては番犬ミケに食い殺されてしまうことを見ていたため、必死で筋トレ修行をしてなんとか開けることに成功しました。レオリオに関しては8トンの扉まで開けられるようになっていたので、元からかなり力があったのかもしれません。
天空闘技場ではウイングに教わり修行をする
天空闘技場の200階に上がる際にヒソカにまだ早いと言われ、念の力で先に進めなくされてしまいました。無理矢理進もうとしているゴンとキルアを見ていることができなかったウイングは念を教える決意をし、念に関してウイングはプロであった為、本来であれば数か月かかる念を呼び起こす修行を、わずか数分で強制的に念の呼び起こして無事に200階に到達させることができました。
その後もウイングを師と仰いで念の概念を学んでいきました。後にビスケと会うことで判明しますが、ウイングは覚えが悪かった生徒だったそうです。覚えが悪いということは教える側に回った時にいい師になれるということでもあるので、基礎を学ぶ上で本当に運よく良い師にめぐりあえたのだと思います。
グリードアイランドではビスケに修行を教わる
ゴンとキルアの関係をめちゃくちゃにしてやろうと企んでいたビスケと、教わるのだるい、と考えていたキルアとゴンという面白い関係からはじまりました。たまたまウイングの師匠であったことを利用して、ゴンとキルアに修行をつけることにしたビスケ。磨けば必ず光ると分かっていたビスケはゴンとキルアに徹底的に修行をつけます。ウイングが基礎ならビスケは応用といったところですね。
オーラの移動、基礎体力の向上、危険の察知能力、ウイングから教わった念の扱い方から更に一歩踏み込んで戦闘に活かしていく修行でした。この修行のおかげでレイザーを倒すことができ、またグリードアイランドで悪事を繰り広げていたボマーを倒すことができました。もしビスケの修行がなければビノールトにも負けていたことを考えると、目覚ましい進歩ですよね。
キメラアント編でのビスケの修行
ビスケの能力である魔法美容師(まじかるエステ)は、30分で8時間の睡眠と同等の疲労回復効果を与えるというものでした。圧倒的師匠スキルですよね。長期の間修行をつけてもらえるようなものですから、教わるうえでこれ以上に反則な能力はないと思います。
魔法美容師を使って何度も回復し、ナックルと戦うために修行をしましたが、負けてしまいました。あと一歩のところまでだったことを考えると、これも相当に強化されたことが分かりますね。堅の発動時間を大幅に伸ばせたことからもそのことがよく分かります。
キルアには戦ううえでの心構えと、負けそうなときに逃げるというキルアの癖を指摘されました。強くさせるのは肉体だけじゃない、本当にビスケはいい師匠ですね。
ゴン達の修行まとめ
試しの門では筋肉を、天空闘技場では念能力の基礎を、グリードアイランドでは念能力の応用を、キメラアント編では一流の相手と戦うための堅を延ばす修行をしました。順を追って強くなっていることがよく分かりますね。次の修行が楽しみです。