25年以上の連載を続ける荒木飛呂彦によるジョジョの奇妙な冒険シリーズ。2018年の現在ではウルトラジャンプにて「ジョジョリオン」が連載されています。そんな中でも第4部の「ダイヤモンドは砕けない」はとても人気のあるシリーズです。今回はそんなジョジョの奇妙な冒険第4部の中でも非常に人気が高く、ジョジョの奇妙な冒険シリーズのスピンオフ作品「岸部露伴は動かないシリーズ」の主人公でもある岸部露伴の魅力を紹介していきます。
目次
岸部露伴が登場するジョジョの奇妙な冒険第4部ダイヤモンドは砕けないとは
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
まず、ジョジョの奇妙な冒険第4部ダイヤモンドは砕けないとはジョジョのシリーズの中でも屈指の人気を誇っていて、ジョジョシリーズを代表する部です。アニメ化もされており、連載が終了して10年以上経った今でも人気を誇っています。4部の人気の秘密はそれまでのジョジョの奇妙な冒険とはまた一味違った日常に潜む奇妙さを含んだ怖さです。またスタンドバトルが前作に比べて多角化しており、心理戦なども多く含まれているということと強烈な個性を持つキャラクターの魅力です。
岸部露伴が登場するジョジョの奇妙な冒険第4部ダイヤモンドは砕けないのあらすじ
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ジョジョの奇妙な冒険第4部ダイヤモンドは砕けないのあらすじは高校生である主人公の東方仗助が甥にあたる空条承太郎に忠告されて杜王町に殺人犯のスタンド使いが紛れていることに気づくことから始まります。警察官だった仗助のおじいちゃんを殺されて代わりに杜王町を守ると決意した仗助はあらゆるスタンド使いと戦うことになっていきます。
スピンオフ作品「岸部露伴は動かない」とは
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
「岸部露伴は動かない」シリーズは荒木飛呂彦先生によるジョジョの奇妙な冒険シリーズのスピンオフのような作品で、第4部に登場した漫画家の岸部露伴が主人公とナレーションを務めています。岸部露伴は動かないシリーズでの単行本化やDVD化もされており、非常に人気の高い作品です。
「岸部露伴は動かない」の特徴
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴は動かないの特徴としては漫画家である岸部露伴が自分で気になった場所や編集者などの話によって気になった場所に取材に行くものが多いです。またそんな取材の中で奇妙な人物や現象に陥りながらもとっさの機転や自分のスタンド能力である「ヘブンズドアー」を使ってピンチを抜け出します。ホラーやサスペンスの要素も強く、死人が出ることもあります。
岸部露伴とは
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴はジョジョの奇妙な冒険第4部に登場する漫画家です。髪型は主に紫色なことが多いですが、荒木先生の色にこだわらない作風により、水色や緑色の時もあります。普段ギザギザのヘアバンドを頭にしています。スタイルも良く顔もイケメンであることから女性の読者ファンも多いです。ジョジョの奇妙な冒険シリーズの中でも特に人気の高いキャラクターです。杜王町の一軒家に住んでいます。スタンド使いでもあり、スタンド能力を漫画の製作にも活かしています。
岸部露伴の性格その1
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴の性格は一言で言えば変人です。知的好奇心が旺盛であり、気になったものはとことん調べつくします。なんでも漫画の材料にしようと考えており、作中ではよりリアルなクモを描くために殺して味を確かめるなど異常性を見せています。また、気になればどんなに遠くてもその地に赴いたり、調べに行くアクティブさもあります。
岸部露伴の性格その2
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴は非常に負けず嫌いで根に持ちやすいタイプでもあります。第4部の「ダイヤモンドは砕けない」の主人公である東方仗助とは一度対戦してボコボコにされていたり、チンチロリンによって金を巻き上げられていることから嫌っています。また、それを気にしていて東方仗助に何か冷たいそぶりを見せてもいます。子供とも本気でジャンケンして席をゆづらないなどの子供っぽい一面もあります。
岸部露伴の性格その3
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴はツンデレでもあります。普段人にはあまり興味を示さないですが、一度仲良くなると一気に距離を詰めてきます。作中では広瀬康一と相性が合う様で、広瀬康一には非常に好意的かつ優しく接しています。また、幼いころに自分をかばって死んでしまった麗美の霊には照れくささからあまり本音で話せない素振りを見せてもいます。
岸部露伴の性格その4
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴には勇敢な一面もあります。編集者との取材にて敵のスタンド能力によって編集者がやられてしまった時も自分がリスクを負ってでも助けに行っています。また、好奇心旺盛でなにかとピンチに陥りやすい岸部露伴ですがスタンド能力と勇気により何度もその危機を乗り越えています。
岸部露伴の職業
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴は漫画家です。若くして漫画家として成功しており、週刊少年ジャンプに「ピンクダークの少年」という作品を連載しています。漫画を描くのが異常に速く、ペン先から飛ばしたインクによって一瞬にして黒く塗ったり、下書きも無しでペンを入れています。
数分で原稿一枚を描いており、週刊連載の19ページも数日で完成させています。唯一時が加速した世界でも締切に間に合わせていました。
岸部露伴のスタンド
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴はスタンド使いです。スタンドの名前はヘブンズドアーと言い、人型のスタンドです。主に全身シルバーの少年のようなスタンドで自分で絵を描くことで出現させます。スタンド能力を身に着けた当初は漫画の完成原稿を見せて、感動させた相手だけに能力を使えたのに対して、成長するごとに空中に書いたスタンドの絵を見せたり、意識しただけで発動できるようになっています。
岸部露伴のスタンド「ヘブンズドアー」の能力
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴のスタンドであるヘブンズドアーは相手に攻撃したり、原稿を見せることで相手の体の一部をや顔を本にします。その間、空いては意識がなくなり、相手の情報を本のように読むことが可能です。戦闘能力はありませんが、相手の情報を奪い取ったり、弱点や正体を知るのに長けています。
岸部露伴のスタンド「ヘブンズドアー」の能力その2
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴のスタンドであるヘブンズドアーは本にした状態でそこに自分で書き込むこともできます。作中では自分に攻撃できないようにしたり、時速60㎞の速度で後ろに吹き飛ぶようにしたりといろいろな応用をしています。
岸部露伴の名言
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴には「だが断る」というジョジョの奇妙な冒険シリーズを好きなファンならば誰もが知っているような名言を持っています。これは敵のスタンドに捕まり、命が危ない時に東方仗助に助けを求めて、東方仗助を身代りにすれば命だけは助けてやると言われたときの名言です。岸部露伴の勇敢さや負けず嫌いな一面が良く出ている名言です。
岸部露伴の活躍
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴は最初は敵キャラクターとして登場したキャラクターですが、回を追うごとに人気が出て、さまざまな活躍をしています。特に東方仗助とは何度も助けたり対戦しており、普通のバトルからチンチロリンによるギャンブルでの勝負をしています。また個人でもジャンケン小僧との勝負や、他人に背中を見せたら殺されるスタンドなど多くの敵と戦っています。
岸部露伴の魅力
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
岸部露伴の魅力はめんどくさい性格ながらもその人間臭さとどこか憎めない一面です。普段は理屈っぽく屁理屈や上から目線な行動が目立ちますが、カリスマ性やいざという時は仲間を助けるなどの優しい一面を持っていることが応援したくなる魅力になるのでしょう。完璧ではなく好奇心旺盛で余計なものにまで首をツッコむところも読者としてほっとけないのかもしれません。今回はジョジョの奇妙な冒険シリーズに登場する主人公の中でもトップクラスに人気のある岸部露伴の魅力について紹介しました。岸部露伴は唯一のスピンオフ作品の主人公と活躍するキャラクターであるなど見せ場も多くかっこいいキャラクターです。定期的に新作も発表されていますし、ルーブル博物館とのコラボやグッチなどのブランドともコラボするなどのいろいろな企画部分でも楽しませられる作品なので今後も注目です。