今年2023年にアニメ新シリーズの『ガンダムビルドメタバース』の制作が決定されたガンダムビルドシリーズですが、皆さんが『ガンダムビルドメタバース』の前作にあたる『ガンダムビルドダイバーズ』は視聴されていましたか?ガンダムビルドシリーズは基本的に前作とのストーリー上のつながりはなく、前作を視聴していなくても楽しむことができるのが特徴となっていますが、新たに本作を視聴し始めようと考えられている方は一度前作を視聴してみるといいかもしれません。ストーリー以外の設定や世界観は次作に引き継がれているので、前作を観ておくとスムーズに次作を楽しむことができると思います。そこで、今回は本作『ガンダムビルドメタバース』の前作である『ガンダムビルドダイバーズ』について紹介をしていきたいと思います。『ガンダムビルドメタバース』を全力で楽しみたいと思っているガンダムファンの方は是非ともチェックしてくださいね!
ガンダムビルドファイターズの続編
本作『ガンダムビルドダイバーズ』は『ガンダムビルドファイターズ』の続編として描かれた作品です。『ガンダムビルドファイターズ』はガンプラを使用してバトルを繰り替えすガンプラバトルを描いた作品で次作である『ガンダムビルドダイバーズ』もその世界観を引き継いでいます。
ストーリー上の繋がりはない
しかし、続編ではありますが『ガンダムビルドダイバーズ』は『ガンダムビルドファイターズ』とストーリー上のつながりはありません。そのため、本作『ガンダムビルドダイバーズ』は前作を視聴していなくても楽しめる作品となっています。
初心者が楽しみやすい作品
このようにガンダムビルドシリーズは前作の世界観を引き継ぎつつも、そのシリーズの前作を視聴していなくても楽しめるような設計となっています。ガンプラをメインに楽しむビギナー層に向けた作品だからこそ、気軽に楽しめるようになっているのです。
オンラインゲームのような戦闘
『ガンダムビルドダイバーズ』は前作『ガンダムビルドファイターズ』と同じくガンプラバトルを描いた作品となっていますが、前作とは異なり実際にガンプラを戦わせるのではなくオンラインゲームのようなシュミレーション上のバトルに変更になりました。
『プラモ狂四郎』に近い
ガンプラのシュミレーションバトルといえば、かつて同じくガンプラを用いたバトル漫画の金字塔として絶大な人気を誇った『プラモ狂四郎』と同じような設定ですよね。
オンラインVRゲーム
このように本作は電脳空間上のシュミレーションバトルを描いている作品となっていますので、基本的には今流行りの「オンラインVRゲーム」のようなイメージですね。
プレイヤーは「ダイバー」
基本的にはVRゲームですが、本作の舞台ではガンプラバトルに参加するプレイヤーたちは「ダイバー」と呼ばれており、通常のゲームを遊んでいる感覚とは少し異なるようです。本作はこのように当時想像されていたVRゲームよりも、さらに近未来の電脳空間の活用方法について提案してくれているという側面も持ち合わせているアニメなのです。
メタバースじゃん
このように、本作に登場する電脳世界でガンプラバトルを楽しむダイバーたちは、私たちがイメージしているVRゲームよりも広範囲な電脳コンテンツを楽しんでいるように見えます。このアニメの放送自体が2010年代後半ですので、まだメタバースという言葉がなかった時代になりますが、もしメタバースという言葉が普及した現在に放送されていれば、本作の電脳世界もメタバースと説明されていたのではないでしょうか?
ダイバーズで活躍する機体を紹介
さて、本作の世界観や設定等についての紹介に続き、ここからは本作で活躍するバラエティー豊かなモビルスーツたちについて紹介をしていきたいと思います。やはりガンダムシリーズの魅力と言えば、その先の中に登場する個性豊かなモビルスーツたちだと思いますので、ぜひとも本作に登場するモビルスーツたちについても注目してみてくださいね。
ガンダムダブルオーダイバー
本作の主人公リクの機体となっているのがこのガンダムダブルオーダイバーです。この機体はガンダムダブルオーに登場するダブルオーガンダムをベースに主人公が改良を重ねた機体となっています。 基本色や基本造形は大きな変更がなく、頭部のパーツがやや異なっているのが唯一のわかりやすい特徴となっています。ダブルオーガンダムの時点でかなりデザイン的にも完成されていたので、このくらいのアレンジがちょうどいいですよね。
ジムIIIビームマスター
主人公リクのパートナーであるユキオが使用するのが、このジムIIIビームマスターです。 連邦軍における量産機であり、あまりぱっとしないことの多いジム系統のモビルスーツですが、唯一ジムIIIは、そのデザインが高い評価を受けており、非常に人気の高い機体となっています。そのため、高い人気を誇るジムIIIのカスタムのバージョンであるジムIIIビームマスターも非常に高い評価を得ており、本機体は、影が薄くなりがちなジム系統のモビルスーツの中でも比較的成功した機体といえます。
モモカプル
本作のヒロインであるモモカが使用する機会がこのモモカプルです。本機体は、∀ガンダムに登場するカプルと、ヒロインのモモカの名前を合体してモモカプルと命名されています。∀ガンダムでは、ジオン軍チックなモノアイが不気味さを演出していた本機体ですが、「かわいいは正義」の座右の銘を持つモモカに改造されたことで、2つ目の可愛らしいデザインのモビルスーツに変貌しました。
ガルバディリベイク
リクたちのチームメンバーとして活躍するレギュラーキャラクターのコウイチが使用する機体がこのガルバディリベイクです。 ガルバディは、1年戦争頃の機体ですが、実際にアニメ本編で描かれた事はなく、あくまでも1年戦争時に活躍していたという設定が残されているモビルスーツとなっており、後にZガンダムなどで登場するガルバディβに比べれば、かなり影の薄いモビルスーツとなっています、だからこそ、このような場所で改造個体とはいえ、アニメ作品でガルバディが登場するのは非常に嬉しいですよね。
RX-零丸
本作のもう1人のヒロインともいえるアヤの扱う機体として登場するのがこのRX-零丸です。本機体はユニコーンガンダムに登場する、主人公機ユニコーンガンダムのSDガンダムシリーズのプラモデルで、デフォルメされた見た目をしているプラモデルとなっています。SDガンダムを初めて見たファンの方は驚いたかもしれませんが、このように、これまでのデザインとは全く毛色の違うプラモデルが登場するというのもガンプラの裾野の広さを感じられるところですよね。
SDガンダムなど多種多彩なガンプラが活躍
このように本作に登場するモビルスーツは、宇宙世紀の中でも幅広い年代に登場したモビルスーツたちが活躍しており、さらには宇宙世紀のみならず、宇宙世紀以外のガンダムやSDガンダムなど様々なガンダムシリーズから多種多彩なガンプラが登場しています。
「オールガンダム」を踏襲
このように、幅広いガンプラが登場する「オールガンダム」という方針は、前作からしっかりと引き継いでおり、次回作である『ガンダムビルドメタバース』でも引き継がれていくと考えられます。多種多彩なモビルスーツの活躍を見たいというファンの方にはうってつけのシリーズなのです。
ガンプラの作り込みネタも
また、多種多様なモビルスーツたちの活躍のみならず、本作ではガンプラファンにしかわからないようなコアなガンプラネタも登場しており、気軽に本作の世界観を楽しみたいというライト層以外でも、ガッツリとガンプラを楽しんできたコアなファンも、充分楽しめる作品となっています。
ガンダムシリーズならではのバラエティ豊かなモビルスーツを楽しめる
そして何よりもガンダムシリーズ最大の魅力と言えば、長い年月をかけて作られてきたからこそ、様々な年代にデザインされたバラエティー豊かなモビルスーツたちが存在しているという点です。せっかくここまで長い期間をかけて、バラエティー豊かなをモビルスーツたちが登場したのですから、この個性豊かなモビルスーツたちをもう一度楽しみたいですよね。
前作を踏襲しながら更に発展させた名作
このように、本作は、ガンプラたちの様々な魅力を限界まで引き出したアニメ作品となっています。「ガンダムシリーズのアニメは見ていないけれど、ガンプラを作るのは好きだ」というガンダムライトユーザの皆さんが充分楽しむことができる作品となっていますので、ぜひともチェックしてみてくださいね。
『ガンダムビルドメタバース』の視聴前に!
特に今年2023年には、ガンダムビルドシリーズ最新作の『ガンダムビルドメタバース』が公開されることとなります。ストーリー自体はつながっていませんが、これまで登場してきた数多くの魅力的なモビルスーツを楽しむという意味でも、ぜひとも前作『ガンダムビルドダイバーズ』を視聴してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?今回は今年2023年に放送される『ガンダムビルドメタバース』のひとつ前の作品である『ガンダムビルドダイバーズ』について紹介をしていきました。本作に登場するモビルスーツたちも、初代の『ガンダムビルドファイターズ』に負けず劣らず非常に人気の高いものばかりですので、ぜひとも『ガンダムビルドファイターズ』にも注目をしてみてくださいね!