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七つの魔剣が支配する

【七つの魔剣が支配する】様々な境遇が交錯する!登場人物を紹介!

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「七つの魔剣が支配する」は日本のライトノベル作品で、略称は「ななつま」です。「ラノベ好き書店員大賞2019」で1位を獲得し、さらに「このライトノベルがすごい!2020」でも1位を獲得しました。発行部数は70万部を突破し、2023年7月にはアニメが放送予定と注目されている作品です。今回は、当作品に登場するメインキャラクターを紹介したいと思います!

物語のあらすじ

舞台は名門と言われるキンバリー魔法学校。ここの生徒の二割は、魔に呑まれると言われています。そんな学校に入学したオリバー=ホーンは、穏やかな性格の一方で闇を抱えていました。そんな彼を中心に様々な魔法使いが集まり、切磋琢磨していきます。しかし魔境と呼ばれる存在が、キンバリーに牙をむこうとしていました。オリバーたちの運命は、どうなってしまうのでしょうか。

オリバー=ホーン

この作品の主人公です。大人びた雰囲気を漂わせている少年で、面倒見がとても良く、義理堅い部分もあります。また、人を心を思いやることが出来る性格です。母方の親戚の家で育ち、従兄や従姉からは「ノル」という愛称で呼ばれています。魔法を使ったお笑い芸を練習していますが、笑いを取れないことを気にしています。笑いに厳しい人からすれば「敷居が高い」とのこと。愉快な人物像ですが、実は裏の顔は、彼の母を殺害した教師たちへの復讐を誓う存在です。彼が取得している知識や技術は、全て復讐のために血の滲むような努力をして手に入れた物でした。その努力は拷問や自殺行為に等しいものであり、壮絶すぎる鍛錬によって、人を笑わせることが好きだった彼の性格が変わってしまいました。そのため、彼の痛み等の苦痛に対する耐性は異常と言える程高いです。一方で、不調になると全てを失ったのではないかと錯覚し、泣き崩れる等精神的に脆いと感じさせる部分もあります。

魔法使いとしての実力

魔法使いとしては万能型ですが、同時に器用貧乏でもあります。どれ程努力しても天才には及ばないとされ、生まれつき才能のある者との違いがハッキリしています。しかしライフワークのような鍛錬で鍛え抜いたことで、学年トップクラスの実力を有しており、2年生の時点で実力と将来性を見込まれるほどです。それがキッカケで、生徒会に勧誘されたこともあります。第四魔剣「奈落を渡る糸(アングスタヴィア)」の使い手でもあります。

ナナオ=ヒビヤ

東の方から来たサムライです。戦で死にかける等の壮絶な経験をしており、体の至る所に傷跡があります。英語を勉強中であり、「ござる」などの武士のような口調で話します。戦闘時に魔力の循環が活発になると、髪の色が白くなる「無垢の純白」という特殊な体質です。入学当初は珍しい生い立ちと魔法の実力が無いことから軽蔑の目で見られていましたが、闘技場でガルダという魔物を討伐したことから実力が認められるようになり、知名度が上がります。第七魔剣の使い手でもあります。オリバーと初めて剣を交えたその瞬間から、彼を特別な存在として認識するようになります。それは決して単純な好意では無く、心の中では彼と死ぬまで斬り合いたいと望んでいます。その歪んだ好意によって、好きになればなるほど殺し合いに近づいていくことに苦悩しています。

校内での強さについて

経験から卓越した剣術を持っており、魔法を剣で絡め取り受け流すという「諸手切り流し」という固有の技を持っています。そのため、入学して間もないにも関わらず、対等に渡り合えるのは学年を問わず規格外の強者のみと言われるほどの実力者です。キンバリーに入学してから学び始めた魔法の方は、オリバーの指導の下で上達していき、二年生の後半からは同学年の中でもずば抜けた威力を発揮できるようになります。箒乗りとしての才能もあり、誰も乗らせようとしなかった箒を見事に手懐けました。箒術の初回の授業では素人にもかかわらず圧倒的な操縦技術を見せつけ、二年生にもかかわらずシニアリーグに昇格して若手筆頭にまで上り詰めました。

カティ=アールト

巻き毛が特徴的な少女で、連合北方から来た留学生です。人権派の家系の息女という出生ということもあり、生き物全般を愛する心優しい少女です。キンバリーでは魔獣や亜人種の生命が軽んじられており、そのことに対して常に心を痛めています。それでもキンバリーに入学し他の学校に転校しない理由は、意見の異なる相手と正面からぶつかることで、理解を深め合いたいからです。問題から目を背けずに本質を探ろうとする彼女の強さがうかがえます。2年生の時に異種間コミュニケーション学を研究することを決意し、先輩を共同研究者とします。紆余曲折ありながらも研究を進め、3年時には遂に学校中の魔獣と心を通わせることに成功しており、研究の成果を存分に発揮しています。また、人間以外の生物を治癒魔法で治療できるようになりたいと考えています。指導官の下で解剖学を実地で学んでおり、生物の生理や生態系に関しての知識も豊富です。生物の生態を分析することで、その環境でのピラミッドの頂点にいる捕食者が誰なのか特定するなど、他の生徒には無い強みを持っています。ちなみに、オリバーに対しては1年生の頃より好意を抱いていています。

ミシェーラ=マクファーレン

縦巻き髪が特徴的な少女で、愛称はシェラです。南部の名家マクファーレン家の長女で、旧家の子女として魔道を身近に感じながら育った身であり、同じ境遇であるオリバーの良き理解者でもあります。しかしそれは、悪い意味で同じ状況である相手を見つけてしまったことに対する安心感であり、そのことが彼女を何とも言えない複雑な気持ちにさせています。エルフを母に持つことから、人間が本来持ちえない特徴とされる、濃い褐色の肌と金髪をしています。子宮に備蓄されている魔力を開放することによって、耳もエルフの特徴である先が尖った形状に変化します。エルフ由来の高い魔法適性から、一年生という未熟な立場であっても負荷の高い呪文を扱うことが出来ます。雷を得意属性としており、下級生決勝リーグでは「机上の空論」であると言われていた奥義を見事に完成させました。もはや下級生の次元を超えて、すでに学生に求められるレベルを逸脱しており、優秀ではなく異常、異才の類だと称されるレベルです。実際、十代で当技を実現させたのは魔法界の歴史の中でも彼女以外に前例がありません。それ程の偉業をなしとげた人物なのです。

ビート=レストン

両親は非魔法族ですが、普通人枠から試験を受けて入学した努力家です。キンバリーの異質な環境にあてられたことにより、両極往来者(リバーシ)という体質が現れるようになります。稀有な体質持ちということで、2年時以降は彼の血を自身の家に取り込もうとする一部の生徒から、執拗に絡まれることが多くなりました。魔法および魔法剣の技術は平均以下ですが、学術的な知識は工学や生物学など幅広く学んでおり、名家出身の者にも劣らないレベルに達しています。その卓越した知識により、普段は弱い者には関心を抱かない人物からも、直々に魔法剣の指南を受けるほど意識されている。一方、普通人家庭の出身であるため魔法界特有のルールやしきたりなどには詳しくありません。登場人物の中でも、特に仲間やチームを大切にしています。

ガイ=グリーンウッド

魔法農家出身で、長身短髪の少年です。農家出身ということもあり、植物に関する魔法や魔法植物の育成が得意で、野生の魔法生物への対処も得意としています。どれくらい得意かと言うと、キンバリーで五年ぶりに絶滅危惧種の植物を種子から結実まで育て上げ、その記録から論文を書くように指示される程です。料理の技術も高く、彼の作るパウンドケーキは校内中でも絶品と知られており、評判が高いです。とある事件をきっかけに自身に対して無力感を覚え、それ以降ケビンに弟子入りして、力を付けるために努力しています。昔からかかあ天下の家庭で育ったことで、農家の嫁に独自の固定観念ができており、年下かつ大人しい相手は恋愛対象として見ることができないと考えています。

登場人物紹介まとめ

登場人物はそれぞれ生い立ちが異なり、得意分野や不得意分野もそれぞれ違います。だからこそお互い協力しあったり助け合ったりすることで、良い関係を築けている印象を受けます。アニメでは彼らがどのように活躍してくれるのか、今から楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。

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蒼いコアラ

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