庵野秀明監督による『シン・ウルトラマン』の制作や本作『ULTRAMAN』がNetflixにて配信されることで、近年また注目を集めているウルトラマンシリーズですが、皆さんはウルトラマンシリーズのどのような点が好きですか?ストーリーごとに登場する個性豊かな怪獣や シリーズごとに描かれる魅力的なウルトラマンたちもウルトラマンシリーズの大きな魅力の1つですが、ウルトラマンシリーズの魅力は怪獣やウルトラマンだけではありません。怪獣が登場しないドラマパートでの人間同士の繊細な駆け引きを描いている点も、ウルトラマンシリーズを1つの魅力であるといえるでしょう。そして、それはアニメ作品である本作『ULTRAMAN』でも同じであるといえます。そこで今回は本作『ULTRAMAN』にて描かれる魅力的なキャラクターたちについて紹介をしていきたいと思います。人気キャラランキングとして順位付けもしていますので、ぜひとも興味を持ったファンの方はチェックしてみてくださいね。
10位 遠藤庸介
警視庁に所属する刑事として、主人公サイトとは、異なった視点から宇宙人関連の事件を追っている人物です。本作にヒロインとして登場する人気アイドル佐山レナの父親でもあり、主人公と親睦を深めるレナを大人の立場から導く存在としても描かれています。
ウルトラマンを知る世代
彼はウルトラマンがまだ実際に地球で活躍していた頃にウルトラマンの活躍を見ていた世代の1人であり、ウルトラマンに対しては並々ならぬ思いがあるようです。そのため、本作でウルトラマンに似ているヒーローが活躍していることに苛立ちを覚えているようにも見えますね。かつて人類のことを守ってくれたウルトラマンを心から愛しているからこそ、その偽物と見ることができる現在のウルトラマンを認めることができないようです。
9位 井手光弘
かつて早田と一緒に科学特捜隊隊員として活躍をしていた人物です。現在も科特隊の隊員であり、宇宙人関連の事件を扱う重要人物として活動をしています。宇宙人について、さまざまな筋から知見を得ている人物でもあり、作中を通して少しずつ彼の持っている情報が公開されることとなります。
ウルトラマンスーツを開発
もともと科特隊にはエンジニアとして参加をしていたこともあり、ウルトラマンなき後の地球を守るために、ウルトラマンスーツを開発した人物でもあります。明らかに現在の人類の科学では、制作することのできないような高度な技術を搭載しているウルトラマンスーツをどのような過程を経て開発することになったのか、未だ謎のままであり、今後も目の離せない人物であることは間違いありません。
8位 諸星弾
科特隊に所属している人物です。主人公の進次郎よりも、実践経験に飛んでおり、冒頭では戦闘に慣れていない主人公進次郎に様々なレクチャーをしました。一方で、少し前まで一般の高校生に過ぎなかった、進次郎の未熟さに苛立ちを見せるシーンも多くあり、幾度と無く進次郎と衝突をすることとなります。
セブンスーツを着用
諸星自身もセブンスーツを身に纏い戦います。強力な日本刀のような武器を所持しており、斬撃で相手にダメージを与える戦闘スタイルを得意としています。切れ味が抜群なのは、彼の頭の回転や毒舌だけではないようですね。
7位 レッド
異星人でありながら科特隊に協力をしている怪獣です。一見かなり凶悪そうな見た目をしていますが、主人公の進次郎とともに数々の宇宙人と戦っており、宇宙人でありながらも人類が頼ることのできる人物であることは間違いなさそうです。一方で、見た目の通り凶暴な側面もあり、冒頭でも進次郎は彼に初対面で喧嘩をふっかけられました。
幼児に擬態している
普段怪獣として活動しているとあまりにも目立ってしまうので、人間の幼児に擬態をして活動をしています。怪獣としての姿を表に出す事はあまりないので、物語を途中から読んでいたりすると「5歳時がどうしてここまで流暢に話しているんだ?」と疑問に思ってしまう読者の方も多いようです。
6位 東光太郎
船事故がきっかけとなって、超人的な力を手に入れた人物です。 超人的な力を手に入れた過程が明確に描かれている唯一の人物でもあり「早田や諸星が、どうして超人的な能力を扱うことができるのか?」という謎を解き明かすのに重要な人物となってきます。
「タロウ」として活躍
本来は東光太郎という名前ですが、現在は「光」を捨てて「タロウ」として生きているようです。実際に特撮、テレビ作品として放送されていた『ウルトラマンタロウ』と同じように、全身に炎を纏い敵に体当たりする技も扱うことができます。このことからも彼は非常にタフなファイターであると言えるでしょう。
5位 早田進
初代のウルトラマンにかつて変身をし、人類の平和を守っていた人物です。初代ウルトラマンに描かれているように、現在はウルトラマンに変身することができなくなってしまっています。かなり高齢ということもあり、以前のような実力を発揮することこそできませんが、それでも作中でも随一の実力を持ち合わせている人物です。
初代ウルトラマンの力を残す
ウルトラマンに変身をすることができなくなってしまっている早田進ですが、変身こそできないものの、今でもなお初代ウルトラマンの力を残しているようです。常人では考えられないような瞬発力と力を現在も有しており、初代ウルトラマンの力を現在でも一部使うことができます。
4位 ジャック
レッドと行動を共にしている人物です。見た目からもわかるように、かなりパワー型の戦闘を得意としているキャラクターであり、その力は本作に登場するウルトラマンスーツを着用するキャラクターたちの中でも随一のものとなっています。もともと異星人の街で情報屋をしていたと言うこともあり、彼の正体には一抹の不安が残っています。
米国の諜報員
現在、彼は米国の諜報員だったというところまでわかっています。スーツも軍の装備として制作されたもので、アメリカ軍の中でもかなり特殊な立ち位置のキャラクターであると言えるでしょう。日本国に所属している科特隊とは少し違った立ち位置のキャラクターであるため、今後の展開次第では、協力関係でなくなる可能性も十分にあり得ると言えるでしょう。
3位 佐山レナ
警視庁の刑事である遠藤の娘であり、大人気アイドルとして活動をしているキャラクターです。異星人の事件に巻き込まれた際に、目の前でウルトラマンに助けてもらったことがあり、そこからウルトラマンに対して憧れの念を抱くようになりました。父親とは違い、かつてのウルトラマンを知らない世代であるので、現在活動しているウルトラマンが本当のウルトラマンであるとしばらくは本当に信じていたようです。
本作のヒロイン
彼女は、本作のヒロインとも呼べる立ち位置のキャラクターであるため、作中でもかなりの人気を有しています。特にかっこいいキャラクターが多い本作において、数少ない可愛らしい見た目のキャラクターであるため、男性ファンからの人気が一極集中しているのです。
2位 北斗星司
進次郎の高校の後輩です。幼い時に航空事故に巻き込まれており、両手両足を失っています。 機種と義足をつけて生活をしているという、まるで『宇宙戦艦ヤマト』の真田さんのような設定を背負ったキャラクターです。数多くの苦難を乗り越えてきたということもあり、人一倍心が強く、かつての恩人のために平和を成し遂げようと前線に出て活躍をすることとなります。
エーススーツを着用
両手の拳を合わせている特徴的なポーズからもわかるように、彼はエーススーツを着用して活躍することとなります。進次郎とは、もともと同じ高校に通っているということもあり、互いに相性が良いようです。戦闘描写においても助け合っているシーンがこと細かく描かれています。
1位 早田進次郎
本作の主人公であり、初代ウルトラマンこと、早田進の息子です。もともとはごく普通の高校生でしたが、物語、冒頭で 自身の父親がかつてウルトラマンであったことを知ります。その後は彼自身の意思もあり、ウルトラマンスーツを着用し、様々な困難を前に活動することとなるのです。
ウルトラマンの力を受け継ぐ
幼少の時から、早田進のウルトラマンの力を受け継いでおり、高所から落下した際にもほぼ無傷だったようです。 実力も科特隊の想像していたものをはるかに超えるものであったようで、作中でも随一の力を有するキャラクターであると言えるでしょう。
葛藤を乗り越え、光の戦士へ
もともとはただの高校生であったため、物語が進むにつれ、数多くの葛藤が彼を襲うこととなりますが、次第にそれらの苦難を仲間たちと共に乗り越えていくこととなります。元は普通の高校生だった進次郎がどのように活躍し、地球の平和を守っていくのか、非常に楽しみですよね。
まとめ
いかがでしたか?今回は本作『ULTRAMAN』について登場するキャラクターたちをランキング形式で紹介をしていきました。やはりウルトラマンシリーズの魅力としては怪獣やウルトラマンだけでなく、ぜひともドラマパートになるキャラクターたちについても注目をしてみてもらいたいです。『ULTRAMAN』以外にも数多くのウルトラマンシリーズがありますので、ぜひともそれらの作品でも登場するキャラクターたちに注目してみてくださいね。