ULTRAMANは月間ヒーローズの創刊号より連載中の人気作品です。2019年4月からのアニメ化も決定しています。本作のULTRAMANは、私たちの知っている「ウルトラマン」の数十年後の世界を舞台となっていますが、今までのウルトラマンとは異なる作風と設定となっています。物語は、主人公である早田進次郎がウルトラマンとして、怪獣と戦うのですが、舞台設定も背景もかなり異なっています。そんな中で、今回は主人公の父であり、ウルトラマンでもあった早田進について紹介させていただきます。
早田進ってどんな人物?
出典: ULTRAMAN ©TSUBURAYA PRODUCTIONS ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi ©ULT
本作主人公の早田進次郎の父である早田進。そんな彼、実は当時、科学特捜隊の一員でありながら、周りには隠してウルトラマンと同化して、異星人の侵略者たちと戦っていた人物でもあります。しかし、物語が始まった当時は、ウルトラマンが地球にやってきた時から地球を離れるまでの記憶をなくしており、自身がウルトラマンと同化して戦っていたことを覚えていません。記憶をなくして以降は、超人的な力があることを隠しながら、物語開始時は防衛大臣として仕事に明け暮れていました。そんな自分の過去に違和感を持っていた彼が、元科特隊の同僚、井出に相談を持ちかけたのは、そんなウルトラマンと同化して戦っていた、自分のウルトラマン遺伝子が、息子の進次郎に受け継がれていることで、息子も超人的な体の強さを持っていたことが原因なのでした。
再びウルトラマンとして活動する早田進
地球の危機が再び
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ウルトラマンを殺したゼットン種族の生き残りであるエドが語ります。早田進がウルトラマンと同化して、最後の侵略者を倒したのは約40年前。それ以降文明を持つ種族の星々が同盟を結び、地球もそれに参加。そのために最近は平穏な世界だったのですが、ベムラーと名乗る人物の登場により、その平穏が崩れ去って行くのでした。そんな地球を脅かす外敵から守るために、早田進次郎はウルトラマンとして、戦っているのでした。
進次郎にバトンを渡す
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そんな中で、進次郎が高校生となった折、ベムラーが進次郎の前へと現れるのでした。それに対抗してウルトラマンとして登場した早田進。しかし、老いには勝てず、進次郎を守ることで精一杯。今まで早田進の担っていたウルトラマンとしての役割をウラタラマン因子を持った息子の進次郎へと渡すことで、主人公早田進次郎のウルトラマンとしての物語が始まって行くのでした。
ウルトラマン 早田進をおさらい
早田進がウルトラマンになった理由
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ウルトラマンと一体化して戦った早田進。そんな彼がウルトラマンになったきっかけは、竜ヶ森湖の上空にて当時ベムラーを追跡していたウルトラマン。そんな彼の赤い玉の接触してしまい、命を落としてしまいます。しかし、ウルトラマンと一体になることで復活。仕事は科学特捜隊の隊員でした。皆に内緒でウルトラマンに変身し、怪獣をやっつけるという役どころを演じていました。
ウルトラマンの最終回
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そんなウルトラマン(早田進)は、最終回、さらばウルトラマンにて、ゼットンと交戦するも敗北してしまいます。そこへやってきたウルトラマンゾフィーにより、ウルトラマン、早田進を分離し、蘇生。そして、各々の世界に返すというストーリーでした。最終回で、ウルトラマンがやられてしまうというのは、当時衝撃的な展開であったために、今でも数多く語られる名ドラマの一つとして有名です。
実は引退していないかった早田進
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1話でベムラーにやられてしまった早田進。老いには勝てないと、息子進次郎にウルトラマンとしての役割を渡したかのように思えていたのですが、実はまだ引退していなかった様子。普段は活動はしていない様子なのですが、傭兵、エースキラーとの戦いで進次郎がやられそうになったときに援護に駆けつけます。そこで親子で共闘するのですが、見てて悲しかったのは、進次郎が最終的にリミッターを自分で解除し、敵をやっつけます。その時に行ったエドの新たなウルトラマンが誕生したという言葉。スーツを着て戦う早田進はまるでウルトラマンではなかったかのような言い方でした。
早田進と進次郎の関係性
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進次郎がまだ幼かった頃、この親子は非常に仲がいいように描かれており、科特の博物館にも一緒に行っています。早田進も子煩悩な一面を見せており、彼が進次郎の超人的な身体能力を心配するあまり、悩みを相談してウルトラマンとしてかつどすることになります。時はたち、高校生となった進次郎。よくある、父親と息子の関係性ですね。非常に仲がいいということもなく、どこか他人行儀な印象が受けられました。しかし、ベムラーとの戦いでは、息子を大切に思う早田進が描かれ、また、ウルトラマンとして活動していた父親に尊敬の念さえ感じるようになる進次郎。ウルトラマンとして活動しようか迷っていた進次郎は、父親に褒められたと喜んでいるシーンさえあります。
早田進まとめ
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まだまだ物語も終わりが見えず、アニメ化も決まって、父親と子供が一緒に見たら楽しい作品になりそうですね!私も子供の時にはウルトラマンと仮面ライダーをよく見ており、父親に変身グッズを買ってもらったのも覚えております。世のお父さん方、息子さんと一緒に昔話でもしながら見てみてはいかがでしょうか!?
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