北海道のアイヌ民族の伝統、文化を背景にしながら進めて行くストーリーは秀逸で、評価の高いゴールデンカムイです。本作のメインストーリーは、アイヌの隠したとされる金を探し当てるというもの。その手がかりは囚人の皮に刺青として掘られています。では、今はどのくらい集まっているのでしょうか。今回は、今分かっている囚人の皮について特集させていただきます。
目次
- 【ゴールデンカムイ】そもそも囚人の皮とは
- 【ゴールデンカムイ】始まりの男 後藤
- 【ゴールデンカムイ】名前は知らない小樽で杉元にやられた男
- 【ゴールデンカムイ】脱獄王 白石由竹
- 【ゴールデンカムイ】無双爺さん 土方歳三
- 【ゴールデンカムイ】額にはんぺんのある男 牛山辰馬
- 【ゴールデンカムイ】皮として登場 津山
- 【ゴールデンカムイ】猟師として優秀 二瓶鉄造
- 【ゴールデンカムイ】殺してほしい願望のある 辺見和雄
- 【ゴールデンカムイ】殺人ホテルを経営 家永カノ
- 【ゴールデンカムイ】宿場町の肝っ玉ヤクザ 日泥の母
- 【ゴールデンカムイ】子分をこよなく愛す 若山輝一郎
- 【ゴールデンカムイ】 江渡貝の持っている囚人の皮
- 【ゴールデンカムイ】結婚詐欺師 鈴川聖弘
- 【ゴールデンカムイ】稲妻泥棒 坂本慶一郎
- 【ゴールデンカムイ】圧倒的動物愛 姉畑支遁
- 【ゴールデンカムイ】盲目のスナイパー 都丹庵士
- 【ゴールデンカムイ】サウナが大好き 岩息舞治
- 【ゴールデンカムイ】囚人の皮 最後に
【ゴールデンカムイ】そもそも囚人の皮とは
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
文字通り、囚人の皮膚に刺青のとして掘られた地図のようなもので、暗号とされています。全部で24人の刺青を持つ囚人が存在するのですが、現在は17人分ほど物語に出てきております。悲しいことに、この囚人の皮は、クマの毛皮を剥ぐ要領で一枚の地図になるように設計されており、模写しない限りは殺さないといけないものとなっております。
【ゴールデンカムイ】始まりの男 後藤
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
主人公の杉元に酔っ払ってアイヌの隠し金塊のことを話してしまった本人です。ヒグマにやられて殺されてしまうのですが、なんと彼の体には刺青がありました。俄然、杉元は後藤の話を信用して物語が始まって行くのでした。
【ゴールデンカムイ】名前は知らない小樽で杉元にやられた男
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
動物用の罠でこの男を捉えた杉元とアシリパさん。アシリパさんがこの男の刺青を模写していました。しかし、そんな時、尾形がこの男を射殺してしまいます。のっぺらぼうの話を聞いたのもこの男からでした。
【ゴールデンカムイ】脱獄王 白石由竹
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
自在に肩の関節を外すことができ、いろいろな刑務所から脱獄を繰り返してきた脱獄王、白石。金塊の山分けを了解し、杉元たちと一緒に行動し始めます。杉元とアシリパさんが喧嘩した時は仲裁に入ってくれたり、お金にすぐ目が眩んだり、いじられキャラであったり。この一味のムードメーカーです。
【ゴールデンカムイ】無双爺さん 土方歳三
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
脱獄を指揮し、自身も刺青を持つ土方歳三。新撰組時代の剣豪である、永倉新八とタッグを組み金塊を狙う三大勢力のうちの一つを作り上げています。白石とも顔見知りであり、実は白石は土方とつながっているのです。
【ゴールデンカムイ】額にはんぺんのある男 牛山辰馬
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
額にはんぺんのようなコブのある男、牛山辰馬は不敗の牛山と言われた柔道家です。性欲が強く、すぐに抱かせろと言っています。アシリパさんからはちんぽ先生と呼ばれていますが、本人は全く嫌とは感じていない様子です。土方、白石と顔見知であり、現在は土方の一味に加わっています。
【ゴールデンカムイ】皮として登場 津山
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
鶴見中尉の着ている皮が元々津山という男だったようです。どのような成り行きで皮を剥がされたかなどは一切不明ですが、鶴見中尉のことなので、おそらくもうこの世にはいないでしょう。
【ゴールデンカムイ】猟師として優秀 二瓶鉄造
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
アシリパのことを見守ってくれていたエゾオオカミを狙った二瓶鉄造も刺青を持つ元囚人でした。谷垣とともにエゾオオカミを狩に行くのですが、あえなく杉元にやられてしまいます。猟師としては凄腕で、ヒグマをとりに彼が山に入ればヒグマがいなくなると言われたほどでした。
【ゴールデンカムイ】殺してほしい願望のある 辺見和雄
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
漁師として潜伏していた辺見和雄は、幼少期に弟がイノシシに殺されるところをみたことがきっかけで、自身も必死に抗いながら殺されたいと願った刺青を持つ元囚人でした。杉元いん殺されたいと願った彼は、最後、なぜかシャチに殺されてしまいます。そんな最後のシーンを彼は最高だ!と表現していました。
【ゴールデンカムイ】殺人ホテルを経営 家永カノ
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
元医者であり、女装していますが、彼も快楽殺人犯で刺青を持っています。ホテルの女主人を装い、泊まった客を無差別に殺していきました。そんな彼女は元医者であり、銃に撃たれた杉元を救うのでした。
【ゴールデンカムイ】宿場町の肝っ玉ヤクザ 日泥の母
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
茨戸という宿場町にある賭場を仕切る勢力の一つが日泥家。日泥家の母が一枚の囚人の皮を所持していました。実はこの母の息子は、父親が違います。今までは父親に黙っていたのですが、抗争中にそのことがばれ、夫に撲殺されてしまいました。後にこの皮は土方が手に入れいています。
【ゴールデンカムイ】子分をこよなく愛す 若山輝一郎
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
競馬でヤラセを行い、お金にしていた若山ですが、ひょんなことからキロランケが騎手になり、その目論見は潰されてしまいます。その復讐に子分の仲沢とやってきます。実は2人は恋人同士。同性愛者だったのです。しかも、上半身をみた杉元たちは刺青がないと思っていたのですが、実は若山には、下半身にアイヌの金塊の刺青が入っていたのです。最後は、熊に2人とも殺されてしまいました。その後、杉元に皮を剥がれた模様です。
【ゴールデンカムイ】 江渡貝の持っている囚人の皮
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
人間の死体を使用して、皮細工を作る変人職人です。鶴見中尉より2枚の囚人の皮を参考に渡されて贋作を作り上げました。しかし、土方らに襲われて一枚の囚人の皮を落としてしまいます。それが本物なのか、偽物なのかはいまだに分かっていません。
【ゴールデンカムイ】結婚詐欺師 鈴川聖弘
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
アイヌの村に潜伏していた偽村長こと鈴川。姉畑支遁の情報を売り生き延びようとしていたが、ちょうど捕まってしまった白石の救援に向かうことになります。そこで、詐欺師らしくどんどんと中に入り込めるのですが、最後は嘘がバレてしまい射殺されてしまいました。
【ゴールデンカムイ】稲妻泥棒 坂本慶一郎
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
蝮のお銀の旦那であり、夫婦で強盗を行なっていました。彼も囚人の刺青を入れてあり、夫婦で囚人の皮を集めようとしていました。そんな折、ある賭場に囚人の皮があるとの情報が入ってきました。賭場に強盗に押し入るも、第七師団と交戦。最後は、夫婦共々死んでしまいました。
【ゴールデンカムイ】圧倒的動物愛 姉畑支遁
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
動物をこよなく愛した姉畑支遁も囚人の刺青が入っていました。圧倒的に動物のことを愛していた彼は、最後、ヒグマにものをさしたまんまで死んでしまいます。圧倒的な愛情は時に人を狂気へと化すのでしょうか。
【ゴールデンカムイ】盲目のスナイパー 都丹庵士
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
温泉に入っていた杉元たちを襲ったのが都丹庵士たち。盲目でありながら音と匂いを頼りに戦うスナイパーでした。リュウ(犬)の助けがあり逃げ出すことができた杉元たち。裸のまま逃げながらも応戦したのは尾形でした。さらに戦いは進み、最後には土方も登場することになりました。
【ゴールデンカムイ】サウナが大好き 岩息舞治
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
杉元とスチェンカをしたロシア人。死闘を繰り広げましたが、最後はみんな仲良くサウナに入りました!熱い男であり、殴ることが自己表現の一つだと言っていました。
【ゴールデンカムイ】囚人の皮 最後に
出典: ゴールデンカムイ ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
最後までご覧いただきありがとうございました。一体この囚人の皮を集めてはじめに謎を解くのはどの一派なのでしょうか!?今後がますます気になりますね。本編は現在、ついにロシアへ突入。まだまだ謎が多すぎて、秘密がわかって行くのはもう少し後になりそうですね!