「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」はジョジョシリーズの第6作目の作品で、シリーズ唯一の女性主人公という異色な作品で、さらに言えば登場するスタンドも異色なのばかりです。そんな中でもどのスタンドが最強なのかはよく議論の種になります。今回は独断と偏見で第6部に登場するスタンドの中で強さのランキングを作ってみました!
目次
スタンド強さランキング1位 メイド・イン・ヘブン「本体:エンリコ・プッチ」
プッチ神父のスタンドであるホワイトスネイクが緑色の赤ちゃんと融合し「C-MOON」へと進化し、特定の重力を受けたことでさらに進化を遂げた最終形態。その能力は『時を加速させる能力』でメイド・イン・ヘブンで時を加速させると、体感時間が1分ほどでも1時間経過しているといった事象が起こります。プッチ神父だけはその能力下でも自由に動けるため、相対的には超スピードで動いているように見えます。
最強の理由!!
第6部どころか現在登場しているスタンドの中でも最強格のスタンド。目にも止まらない速度で動いているように見えるプッチ神父を目で捕らえることはまず不可能。このスタンド自体の攻撃力は際立って高いものではありませんが、時を加速させた際のスピード自体がすさまじい殺傷能力を持つ武器となります。そのあまりにも凶悪すぎる能力で、主人公の徐倫はおろか、アナスイ、エルメェス、そして最強のスタンド能力を持つ空条承太郎すら葬り去り、主人公陣営をほぼ壊滅状態に追いやっています。
最強かもしれないけど無敵ではない
超スピードで半永久的に能力を発動できるというとんでもない能力で、なんでも出来るように見えますが、実は万能な能力でなく、無敵の能力でもありません。本体が出来ない範疇を超えることは不可能。また、超スピードであらゆる攻撃が通用しないように見えて、時を止めるわけではなく加速させるので、空間全体を巻き込んで時間経過で攻撃する手段に対しては弱く、事実ウェザー・リポートの能力を受けついだエンポリオに弱点を突かれ撃破されています。
スタンド強さランキング2位 スタープラチナ「本体:空条承太郎」
第3部の主人公であり、第6部で主人公の空条徐倫の父親である空条承太郎が持つ史上最強のスタンド。スタンドそのものが他のスタンドを圧倒するほどのスピードと精密動作性を持つ。逆に言えばそれ以外の能力はなし。時を止める能力はスタープラチナの能力ではなく、光の速度を超えることで時を止める特殊相対性理論によるもの。究極の脳筋スタンド。作者も史上最強のスタンドと言っています。
2位の理由!
作者公認の最強スタンドでジョジョの顔とも言えるスタンドですが、第6部の結末ではメイド・イン・ヘブンに敗れています。それはスタープラチナが劣るというわけではなく、スタンドの基本性能ではスタープラチナが上回っていますが、スタープラチナが時を止められる時間は限定されているのに対してメイド・イン・ヘブンは制約ナシ。そんなだから物理的な攻撃手段では絶対に勝てないと言っても過言ではありません。スタープラチナは超スゴイスタンドですが、スケールの違いから2位としました。相性もあると思います。
公式では最強のスタンドだけど
スタープラチナは公式では最強のスタンドとされており、作中でもスタープラチナは承太郎にしか扱えない能力だとされています。これらの能力を超えられるのは、承太郎の子孫くらいだと公式で答えています。ただ、スタープラチナはメイド・イン・ヘブンにほぼ完敗したと言ってもいいと思います。これについては様々な解釈があると思いますが、全体的に見て最強と言えるけど能力的な相性差は覆せないなどの解釈があると思います。
スタンド強さランキング3位 ウェザー・リポート「本体:ウェザー・リポート」
プッチ神父によって記憶を奪われた囚人であるウェザー・リポートのスタンド。天候を自在に操る能力で、雨、霧、風、雲を操れる上、その気になれば雷やハリケーンなどの気象現象を起こせるうえ、毒ガエルを降らせることも出来る。記憶を取り戻した後はヘビー・ウェザーの能力を取り戻します。そちらはオゾン層に干渉して大規模なサブリミナルを引き起こします。影響を受けると自分がカタツムリだと思い込むようになり、思い込みで体質も変化してしまいます。ただし、ヘビー・ウェザーは自分でも抑えが利かない暴走状態のスタンドです。
3位の理由!
あらゆる天候を操るという大規模かつやれることも非常に多く応用も利くスタンド。6部で屈指の分かりやすく強いスタンドと呼べると思います。徐倫たちのサポートで活躍する傍ら、記憶を取り戻した後の暴走状態『ヘビー・ウェザー』も回避困難で気が付いたら何も出来なくなる類の超スゴイスタンドです。ただし、ヘビー・ウェザーは暴走状態のスタンドなので制御不可能のスタンドです。一瞬の隙を突かれてプッチ神父にやられてしまいますが、そのスタンドはDISCとなりエンポリオへ受け継がれ、ウェザー自身も知らなかった空間の酸素濃度を操る能力によって、プッチ神父との戦いに終止符を打ったスタンドでもあります。
スタンド強さランキング4位 キッス「本体:エルメェス・コステロ」
エルメェス・コステロが徐倫のペンダントに仕込まれた矢の欠片によって覚醒したスタンド。手から出したシールを貼ると、物体が二つに増える。シールを剥がすと増えた物体は元に戻り、その際には破壊が伴う。シールは燃えるなどの物理現象に影響されますが、シール自体も物体以外にも貼ることが出来ます。元に戻る力を利用して移動手段に使えたりと応用も利く能力ですが、シールをはがす際には何であれ破壊が生じるので自分に張り付けて使う際にはダメージを覚悟する必要があります。
4位の理由!
破壊力や汎用性に優れ、作中では主にサポート役として大きな役割を担っています。射的距離が長く、破壊、移動手段、応用での防御手段としても活躍しました。地味にスタンドの能力自体も高く、キッスのシール抜きにしてもバリバリの脳筋スタンドとしてもかなりの強さを持っています。ステータスがスタープラチナとほぼ同様のスゴイやつです。最終ではわけのわからないうちに承太郎を最終決戦の場に導いています。
スタンド強さランキング5位 ストーン・フリー「本体:空条徐倫」
徐倫が持っていたペンダントに仕込まれた矢の欠片によって覚醒したスタンドで、精神力で作られた糸を自在に操る能力を持っています。自分が糸になることも出来、様々な形になることが出来ますが、糸自体は非力です。しかし、汎用性に長けた能力で糸を束ねることで強度を増し、人型の形となることでスゴイパワーを発揮します。ジョースター一族の剛の力と女性の柔の要素を兼ね備えたスタンドと言えるでしょう。
5位の理由!
糸を束ねて人型のスタンドとなることで、父親のような剛の強さを発揮しますが、能力自体は花京院の能力に近いです。さらに言えば、父親がスタンド自体の基本性能がぶっ飛んでるけど、逆に言えばそれだけの脳筋なのに対して、非力ながら糸の力を束ねることで強度を増し、様々な能力を発揮する応用性に富んだ能力という対照的な能力となっています。歴代の主人公たちと比較しても地味な能力に見えますが、その応用力と本体のメンタルの強さで激闘を繰り広げてきたスタンドで、徐倫自身の強さも含めての順位としました。
【ジョジョの奇妙な冒険】ストーンオーシャン 6部 スタンド強さランキングまとめ
第6部に登場するスタンド能力の最強ランキングを作ってみました!メイド・イン・ヘブンとスタープラチナはすべてのスタンド能力を含めても1位2位を争う能力で、人によってはスタープラチナが最強だという意見もあると思います!メイド・イン・ヘブンは明確な弱点を持つスタンドでしたが、それでもなお最強のスタンドだと思います。