「魔入りました!入間くん」は週刊少年チャンピオンで連載中の作品で2019年10月からアニメ化し、2021年の4月から第2シリーズがスタートします。第2シリーズでは人畜無害だった入間くんが悪のカリスマに覚醒してしまうエピソードがあり、見どころのあるエピソードなので、そのエピソードをネタバレ紹介していきたいと思います!
目次
魔入りました!入間くん!のあらすじ
クズな両親によってボロ雑巾のように働かされ、挙句の果てに悪魔サリバンに金で売られてしまった不憫な少年鈴木入間は、魔界へと連れてこられてしまいます。悪魔サリバンは孫が欲しかったという理由で入間を溺愛します。さらにサリバンが理事長を務める悪魔学校バビルスに通うことになり、個性的なクラスメイトや教師に囲まれながら青春を謳歌していくことになります。
お人好しが過ぎる少年、鈴木入間くんの本来のすがた
本作の主人公の入間くんこと鈴木入間は、クズな両親に振り回されて育ったために人の頼みが断れない極度のお人好しです。とても優しく、それでいて仲間のために身体を張るようなキャラクターです。入間くんは人間なので、魔界であまり目立ちたくないと考えていますが、何やかんやで目立ってしまうようなカリスマと天運と悪運を持ち合わせています。
入間くんの悪周期体験!事のはじまりは悪食の指輪
悪魔には『悪周期』と呼ばれる習性があり、定期的に悪いことをしたくなる衝動に駆られるようになります。入間くんは人間なので『悪周期』が来ることはありませんが、悪食の指輪のアリさんが入間くんに悪周期を体験させるために悪くなる魔法をかけたことで、入間くんの身にとんでもないことが起こります。
性格改変!悪のカリスマになってしまった入間くん
入間くんが起きると、普段の優しそうな顔つきは吊り目の危険なイケメンへと変化していました。性格も変わってしまい、優しくお人好しな性格から、オレ様主義全開の悪のカリスマとなり、問題児クラス最大の問題児となってしまいます。悪周期自体は悪魔にとって珍しいことではないのですが、そのあまりの変貌に問題児クラスの生徒たちは驚愕することになります。
悪のカリスマ入魔くんこと入間くん、生活環境に苦言を呈す
人が変わった悪のカリスマ入魔くんこと入間くんはアスモデウスを側近のように扱い、クララをたんぽがわりにするなどやりたい放題の振る舞いとカリスマ的な魅力を振りまきます。そんな入魔くんは問題児クラスの生活環境に苦言を呈します。そもそも問題児クラスは悪魔学校の辺境、ゴミ捨て場付近の地下に据えられているため、寒いし臭うしで最悪の環境でした。
入魔くん、王の資質を見せ始める
入魔くんは問題児クラスの生活環境や他の生徒からなめられている現状を良しとしませんでした。入魔くんは問題児クラスのみんなを引き連れて職員室に乗り込み、ナベリウス・カルエゴ先生に直談判しにいきます。その要求は問題児クラスの教室移動でした。入魔くんは変更先の教室として、かつて伝説の先代魔王が使っていたとされる『王の教室』の解放を求めます。
『王の教室』編開幕!問題児たちの闘志に火を点ける入魔くん
カルエゴ先生は恥知らずで身の程知らずな入魔くんを威嚇しますが入魔くんは一歩も引かず、『教職員全員の許可書を三日以内に集めてくる』ことを条件に王の教室を解放する約束を取り付けます。誰がどう見ても無茶な条件でしたが、入魔くんは問題児クラスの皆に悪魔学校の全員を見返してやること、そして問題児ならではのプライドを煽ることによって、クラスの全員が協力して王の教室の解放に向けて動き出します。
問題児クラスの大奮闘!教職員か許可書を手に入れろ!!
入魔くんに煽られた問題児たちは王の教室解放のために動き出します。問題児クラスの問題児たちはそれぞれがとがった個性を持った実力者たちであり、その個性を最大限に活かして許可書を手に入れていきます。あの手この手、能力を活かしたクリーンな手段、能力を活かしたダーティな手段で許可書を手に入れるも、特に大きな壁として立ちはだかる教師が二人存在しました。占星術教師のオリアスとかつてサブノックが襲撃した教師ブエルでした。
許可書ゲットだぜ!
占星術教師のオリアスは言うなればとてつもない幸運を持つ、ギャンブルにおいて負けなしの存在です。そんなオリアスとギャンブルで戦うのは感覚強盗の家系能力を持つシャックスでした。シャックスの五感を奪う能力でオリアスの視界を奪うことには成功しますが、それだけではオリアスの天運を覆せないハズ。しかし、勝者となったのはシャックスでした。シャックスは視覚の他に嗅覚も奪っており、その背後には好感度の家系能力を持つイクスがいました。イクスの能力は相手を惚れさせて有利に働かせる能力であり、シャックスの能力でイクスの存在を隠すことでギャンブルに勝利したのでした。
さらに許可証ゲット!
サブナックと一触即発の関係であるブエルは、心情的に問題児クラスの味方はしないハズでした。そんなブエルにサブナックがとった行動は心からの謝罪でした。暴れん坊のサブナックの心からの謝罪に心を動かされたブエルは許可書を渡します。
カルエゴ先生との最後のたたかい
教員全ての許可書をカルエゴに提出した入魔くんでしたが、カルエゴ先生は王の教室の解放を認めませんでした。カルエゴの出した条件は教職員全員の許可書。つまり、用務員や売店の店員に至る全ての職員の許可が必要だと主張。カイジの利根川みたいな言いがかりでしたが、カルエゴ先生は物事を深く考えない軽率さと詰めの甘さを指摘するとさすがの入魔くんも言い返せませんでした。
悪じゃない入間くんのおかげで大逆転勝利!王の教室解放!
そんな彼らのまえに次々と用務員や売店の店員など、多くの職員が集まってきます。彼らは許可書を持参していましたが、それは普段のお人好しの入間くんの普段の行動と人徳によるものでした。入間くんが積み上げてきたものが最後の一押しとなり、カルエゴ先生も認めざるをなくなり、問題児クラスは『王の教室』を手に入れます。
入魔くんの真意
入魔くんは、本来は優秀な能力を持つ問題児クラスが評価されることこそが行動の目的でした。実力で王の教室を手に入れた問題児クラスは全校生徒から一目置かれるようになります。数日後、入間くんの悪周期は終わります。記憶が残っていた入間くんは自分の振る舞いに頭を抱えることになってしまいました。
【魔入りました!入間くん第2シリーズ】王の教室編ネタバレまとめ
第2シリーズで登場するエピソード、王の教室編をまとめてみました。問題児たちを従えるというエピソードは胸が熱くなるエピソードで、第2シリーズの見どころだと思います!悪い入間くんはカッコいいので、是非アニメでも見てみてください!