元々はtwitter発のマンガで後のwebコミックでの連載を経てアニメ化する『宇崎ちゃんは遊びたい!』は一人が好きな先輩にウザ可愛い後輩が絡んでくるドタバタコメディです。基本は主人公の先輩こと桜井真一とウザ可愛いヒロインの宇崎ちゃんを中心にお話が進みますが、そんな二人の関係を御膳立てして面白がる読者目線のキャラクターが真一の友人ポジとして登場する榊です。便利なサブキャラとして登場する榊逸仁を紹介していきたいと思います!
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何でもできるイケメンでモテる数少ない真一の友人、榊逸仁
主人公、桜井真一の大学に通う同学年の友人です。イケメンで親が金持ち、運動もできて女にモテる完璧すぎていけ好かないやつですが、悪いやつではありませんが平気でセクハラ発言したり性格がいいわけでもありません。先輩の事は『サク』と呼び、基本的に一人で行動する先輩に対して『人生に華がない、彼女を作れ』と毎回のように言っています。
桜井真一の数少ない友人榊逸人、作者に都合によって登場する
元々は先輩が真正(マジモン)のぼっちと思われていたら可哀そうだったので登場したキャラクター。最初から友達がいないわけではないと明言はされていませんでしたが、榊が登場する前には事実上のマジモンでした。登場してからは何かとおせっかいを焼き、先輩と宇崎ちゃんをくっつけようとします。
亜細亜実と対立する榊、でも放置するほうが面倒なことになりますよ?
先輩と宇崎ちゃんを見守る同年代というポジションが被る亜細亜実とは『積極的に介入して御膳立てをする』のと『何の御膳立てもせずに自然な成り行きを見守って楽しむ』というスタンスの違いから対立しますが、あの二人だけでまともに話が進むとは思えないことから亜実の方が折れ、二人してある程度の介入をすることに渋々同意します。が、後の事を考えると亜実の方が暴走気味になります。
男性版親友ポジ榊、女性版親友ポジ亜実
榊と亜実のポジションは似ており、二人とも第三者の視点を持つことやほぼ同年代の近い立ち位置のキャラクターであること、先輩と宇崎ちゃんをくっ付けるべきお節介を焼いたり、説明役やお話の発端になったりと物語を描くうえで非情な便利なキャラクターになっています。ただし、性別の他に積極的に二人をくっつけようとしているスタンスと介入には消極的という差別化が成されています。
榊逸仁はジェバンニ並の万能さを持つ便利な男
アウトドア派で目端が効き、実家がお金持ちで別荘まで持っていることから、ご都合主義的な動きが出来る非常に有能な男です。しかし、先輩と宇崎ちゃんは予想できない行動をとることが多いので、二人をくっ付けるための作戦は大きな成果を上げられないことが多いです。まぁ、くっついたら最終回みたいなもんだし。
有能すぎていらない苦労を背負う男
文化祭のスタンプラリーの企画でかなりグレーな事を提案したら通ってしまい、その代わりに実行委員に協力させられています。自分の発言で要らない苦労を背負ったようですが、それらを全てこなしているだけあって非常に有能な男だと言えます。しかし、そのせいで一番面白いショーを見逃してしてしまいます。
榊逸仁は同性には辛辣でいらない恨みを買う男
女性には優しいものの同性には辛辣な一面があり、非があるかないかは別として各方面で恨みを買っているようです。合コンに参加して女の子をまとめてさらっていってしまったため、参加した男子からは恨まれていますが、本人は人数合わせのために仕方なく参加していただけで合コンが失敗したのは女の子たちを楽しませることが出来なかったのはそっちの責任だと正論でぶん殴るなど、男子相手には容赦がありません。
フットサルでもフルボッコ?
その後、女々しい男子連中にフットサルで勝負を挑まれるものの、一人でほぼ全ての得点を叩き出して、そのプライドを完璧にへし折りに行きますが、同じチームでほぼ走ってただけの先輩に『自分の前にボールが来たらゴールに向かって蹴れ』とアドバイスしてしまったばかりに、パワーだけはある先輩の殺人シュートで女々しい男子連中を一人残らずやってしまい、さすがにいたたまれなくなって逃走しています。
【宇崎ちゃんは遊びたい!】榊逸仁まとめ
宇崎ちゃんは遊びたい!は基本的に不愛想で不器用で一人が好きな先輩の桜井真一とそんな先輩にウザ絡みをしてくる宇崎ちゃんとのコメディですが、榊みたいな第三者視点のキャラクターがさらに物語を発展させ面白くしていると思います!ちょっといけ好かないイケメンですが、非常に重要なキャラだと思います!