青春学園はテニスの王子様に登場する東京都の中学校で主人公の越前リョーマが在籍しています。テニス部が強豪であり、全国大会の出場経験もあります。作中では越前リョーマが入学した年に全国大会を優勝しています。青春学園のジャージとユニフォームは青と白を基調としていて、赤のラインが入っています。シングルスプレーヤーが多いため、ダブルスが弱めという弱点があります。
手塚光国
手塚国光は青春学園のテニス部に所属する3年生です。部長を務めており、非常に部のことを思っていて尊敬される存在です。メガネと外にはねた爽やかな髪型が特徴で、性格は冷静で大人びています。左利きであり、プレースタイルはオールラウンダーです。1年生の頃から全国に行くことを夢見ており、見事目標を達成させています。手塚国光はプロや雑誌にも注目されるほどの実力の持ち主で全国でもトップの強さを誇ります。主にシングルスが得意で、青春学園ではシングルスを務めています。零式ドロップという地面につくと弾まずに戻るドロップと手塚ゾーンと呼ばれる自分の打ちやすい場所にボールを誘導する技を得意としています。強い事は間違いないですが、勝つためには自分の腕をも犠牲にしてしまうなど無理をしてしまうことも多くあります。
不二周介
不二周介は青春学園のテニス部に所属する3年生です。周りからは天才と呼ばれるほどのテニスの実力の持ち主で全国からも注目されています。茶髪の長めのボブのような髪型をしていていつも微笑んでいます。性格は非常に穏やかですが、仲間や家族を傷つける人に対しては容赦しない怖い一面も持ち合わせています。普段は勝負に徹することができないため本気を出しません。不二周介はカウンターパンチャーというプレースタイルを得意としており、相手の力を利用して勝ちます。特にトリプルカウンターと呼ばれる弾まない「つばめ返し」やスマッシュを無効化する「羆おとし」など強力な技を使います。多彩な技を持っていてあらゆる攻撃を無効化するため非常に強力な選手です。主にシングルスプレイヤーとして活躍しています。
大石秀一郎
大石秀一郎は青春学園のテニス部に所属する3年生であり、副部長を務めています。前髪を少しだけ垂らした坊主のような髪型をしており、性格は非常に礼儀正しく几帳面です。さらに責任感が強く部内のメンバーの事を常に気にしています。他の部員に対してアメとムチの使い方が上手く乗せることが得意です。大石秀一郎は青春学園の中では貴重なダブルスプレイヤーです。菊丸英二とともにダブルスを組むことで実力を発揮します。また、シンクロと言って相手と言葉を交わさずとも考えていることが手に取るようにわかるダブルスプレーヤーの最高技を会得しています。状況分析能力に長けており、パートナーの菊丸を上手くコントロールして試合を組み立てます。
菊丸英二
菊丸英二は青春学園のテニス部に所属する3年生です。横にはねた赤茶色の髪と大きな目が特徴です。性格は天真爛漫で調子に乗りやすくムードメーカーでもあります。常にテンションが高く、試合中でも元気です。プレースタイルはサーブ&ボレーヤーであり、前衛に行ってボレーで決めるのを得意としています。菊丸英二はゴールデンペアと呼ばれる一人でもあり、大石と共にシンクロを使いこなします。またアクロバティックプレーが得意であり、ダイビングボレーや無理な体勢からでもボレーを打つことが可能です。以前は体力のなさが弱点でしたが、修行によって無尽蔵の体力を手にしています。反復横跳びの要領で連続で飛ぶことで二人に分身したように見せるなど相手を翻弄する技を多く持ちます。
河村隆
河村隆は青春学園のテニス部に所属する3年生です。明るい茶髪の短い髪と太い眉毛が特徴です。性格は普段は優しく大人しいですが、ラケットを持つと豹変し熱血になり英単語で話すようになります。また、実家が寿司屋であることから寿司の修行と力仕事をしており、パワーテニスに活かしています。プレースタイルはアグレッシブベースライナーです。河村隆の特技はパワーテニスです。不動峰中学の石田が使っていた波動球という技を改良し、ダッシュしてさらに勢いをつけたり両手での波動球を撃ち込みます。相手は触れるだけで吹き飛ぶほどの威力であり、テニスの領域を超えています。また、偶然ではありますが、フレームに当ててサーブを打つことで相手を骨折させてもいます。
乾貞治
乾貞治は青春学園のテニス部に所属する3年生です。四角いメガネとボサボサの黒髪が特徴です。相手のデータを収集して、そのデータに基づいて詰将棋のように行うデータテニスを得意としています。身長も高く、努力家でもあり青春学園の練習メニューも考えています。元々はシングルスプレイヤーですが、海堂とのダブルスも良く組んでいます。乾貞治は相手のデータに基づきながら性格や弱点を把握して戦います。また、高身長を活かしたウォーターフォールと呼ばれる高速サーブが得意です。相手の癖やコースなどを見ぬくのが得意であり、試合中でも相手のデータを取って逆転に持ち込むなど頭脳明晰です。
さらに、データを捨てて本能的に動くことでより打球などが強くなることも可能です。
桃城武
桃城武は青春学園のテニス部に所属する2年生です。黒い短髪を逆立てた髪型が特徴で性格は非常に明るく後輩の面倒見が良いです。普段はお調子者として見られていますが、試合では切れ者であり、相手の裏をかくことに長けています。またパワープレイヤーでもあり、プレースタイルはアグレッシブベースライナーです。桃城武はダンクスマッシュという高さを活かした飛び込むようなパワースマッシュが得意です。ダンクスマッシュにより相手を気絶させてしまったこともあります。またジャックナイフと呼ばれる片足で跳ぶバックハンドも得意で相手のラケットを吹き飛ばします。桃城は修行の結果、天候を察知する力を身に着け雲の位置や風の向きを利用してポイントを取ることもできるようになっています。
海堂薫
海童薫は青春学園のテニス部に所属する2年生です。いつもバンダナを頭に巻いているのが特徴で息を深く吐きます。性格は落ち着いていますが、怒りやすくもあり桃城とはよくケンカしています。また、非常に努力家であり、他のメンバーの倍以上の練習メニューをこなすなど練習を怠りません。プレースタイルはカウンターパンチャーであり、相手をいたぶって倒すことを得意としています。海童薫はスネイクと呼ばれる急激に曲がる打球をよく使用します。また、ブーメランスネイクというポール回しも得意としていて、相手を走らせて体力を奪います。作中後半ではジャイロ回転がかかったスネイクと真直ぐで速いレーザービームを同じフォームから打てるようになっており、非常に強力な選手です。
越前リョーマ
越前リョーマはテニスの王子様の主人公であり、青春学園のテニス部に所属する1年生です。以前プロのテニスプレイヤーでもあった侍南次郎の息子でもあり、幼い頃からテニスをやっています。そのため非常に高い実力の持ち主で1年生にしてレギュラーを勝ち取り、多くの選手を倒しています。プレースタイルはオールラウンダーであり、様々な技を使って積極的に攻撃をしていきます。越前リョーマはツイストサーブと呼ばれる相手の顔面に向かってはねるサーブを得意としています。本当ならば左利きですが、相手の顔面にぶつけるためにあえて右手で打つなど両手を使ってテニスをします。また、片足のスプリットステップを会得しているため、普通ならば届かないようなボールにも届きます。越前リョーマはドライブAやBと呼ばれるスライディングをしながら強烈なドライブ回転を加えるボレーを得意としています。また、弾まないCOOLドライブなど様々な技を多用します。中でも無我の境地と呼ばれる能力を使いこなし、見た技をそのまま使いこなす離れ業も行えます。
まとめ
今回はテニスの王子様に登場する青春学園のメンバーについて紹介しました。テニスの王子様は連載は終わっていますが、2019年の段階では続編の新テニスの王子様が連載されており、多くのイケメンキャラクターが活躍しています。また、今回紹介した青春学園のメンバーも多く活躍しているので注目です。
