彼方のアストラは、宇宙研修に出かけた高校生達が謎の球体に転移させられ、宇宙空間に投げ出されることから始まる、SF冒険モノ。しかし、そのストーリーは終盤に進むにつれて様々な真実が明らかになっていきます。少年ジャンプ＋で連載されてこの作品は、非常に話題をうみ、2019年7月にはアニメ化も決定。この高校生たちの中で、唯一の真実を知る男、シャルス・ラクロワについて紹介させていただきます。
シャルス・ラクロワってどんな人物？
イケメンで女の子を見入ると、その甘いマスクから愛らしい口説き文句を発言するようなナンパな性格のシャルス。しかし、非常に友情を大切にしているようで、物語の序盤では、カナタの右腕になると公言。また、生態系に興味を持っているようで、未知なる生物や植物達には非常に関心がある様子。正確な知識を持っており、頼れる一面もありますが、道の生物の卵を持ち込んで深させたりと、迷惑な一面も。
シャルス・ラクロワの真実
真実①ヴィクシア王政地区の出身者
アリエスは不意なことから、シャルスを今まで見た記憶がないことを話し始めます。実は、アリエスには映像記憶能力があり、今まで出会った人たちの顔を忘れることはなかったのでした。ここでシャルスは自分が転校生であることを告げます。ヴィクシア王政地区は世界で唯一、王族、貴族のいる地区であり、世界を壊滅させる対戦が集結して2ヶ月後、正解統一政府が樹立。そして、全ての国が地区として再編成されて行く中で、王による統治が許された小さな地区でもあります。科学技術の過度な流入を嫌い、成果で唯一身分制度のある国でもあります。
真実②ヴィクシア王のクローンで、刺客
物語が終盤へと進むにつれて、またもやアリエスの映像記憶能力により、シャルスが暗殺の刺客であり、謎の球体を使用して皆を殺そうとしていることが発覚します。全てを感づかれてしまったシャルスは全てを話し始めます。自分はヴィクシア王のクローンであり、自分を犠牲にして皆を殺さなければならないこと。そして、アリエスはヴィクシア王の娘で、死亡した王女、セイラのクローンであること。元々は、セイラの付き人をして居た、シャルスでしたが、一瞬の隙を疲れて、セイラは暗殺されてしまうのでした。最終的には、再度球体を発現させて、自分だけ死のうとします。しかし、それはカナタにより助けられ、その時に彼方は右腕を無くしてしまうのでした。
シャルス・ラクロワの知る歴史
歴史①アストラの真実とワームホール
B5班の故郷はアストラという星。地球に隕石が衝突することにより、人類は滅亡の危機に。しかし、謎の球体であるワームホールを使用することにより、人類はアストラへと移住することだできました。しかし、移住先での領土問題をきっかけに、ワームホールを使用した、世界大戦が始まってしまい、人類は約半分に。そこで、宗教を無くし、単膣の言葉を使用することで、平和な世界を作り上げます。そして、世界戦争に使用されたワームホールは、存在そのものがなかったものへとすることにします。しかし、ワームホールがなければアストラへの地球からの移住は不可能。そこで、世界統一政府は、移住の真実もなかったことにしようとしました。そのために、政府は西暦を100年戻したのでした。
歴史②ヴィクシア王政地区の真実
この世界の過去を守るために閉鎖的な環境を作り上げたのが、ヴィクシア王政地区。城には重大な遺物が保存されています。また、ワームホールを秘密裏に保持していたのもヴィクシア王政地区であり、カナタたちが初めて飛んだ場所は、地球のすぐ近くだったのでした。
シャルス・ラクロワの帰還後
王様に
シャルスはアストラへの帰還後、オリジナルである父が逮捕されたこともあり、王様になります。しかし、政治的権力を全て放棄し、王家が握ってきた秘密を歴史研究のために公開。貴族エリアも取り払われ、観光地化しました。そして、そんなシャルスの写真集は非常に人気が高くなったようです。そして、カナタとアリエスの結婚の際には、オリジナル同士が親子関係であったシャルスのところに、挨拶にきたようです。
カナタの右腕として
自分のせいで、カナタの右腕を失ってしまい、一時期は自分を捕まえて欲しいなどの話も出てきましたが、皆がそのようなことを望んでいなかったこともあり、逮捕されることはありませんでした。帰還から7年後、ついにアストラ号を買い戻した、カナタ。そんな彼とともにザックが旅立とうとする時に、シャルスは王様をほっぽり出して、彼らの元へ。そして、宇宙の探索に彼の右腕とともに飛び立つのでした。
シャルス・ラクロワ 最後に
なんだかんだで、ギャグ担当でもあったシャルスがまさかこんな重要な人物だったとは思いもしませんでした。そんな彼、きっと持てるんでしょうね。アニメでもどんな感じで喋るのか、気になるところですね！
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