ダンまちの主人公で紅眼に白髪が特徴のベル・クラネル。年齢はまだ14歳と若いですが冒険者になるべくオラリオへとやってきました。冒険者には似つかわしくない素直で優しい性格のベルですが、レアスキルが発現してからは幾度とない困難を乗り越え凄まじいスピードで成長してきました。今回はそんな主人公ベル・クラネルについて紹介していきます。
目次
白髪に赤い目。見た目はまるで兎のような少年ベル・クラネル
冒険モノのアニメで主人公といえば強くてカッコいいイメージが強いですが、ダンまちの主人公ベル・クラネルはまるで兎のような可愛らしい少年といった感じです。レアなスキルと努力で急速に強くなってはいますが、1期では第一級冒険者に比べれば実力もまだまだの駆け出し冒険者。ちなみに見た目が兎に似ている事もあり、原作では白兎の脚(ラビット・フット)という二つ名も持っています。
ベル・クラネルの物語の始まりはミノタウロスに襲われるところから
ベル・クラネルの宿敵と聞いて最初に思いつくのはやはりミノタウロス!ミノタウロスとの出会いから全てが始まり、中盤の盛り上がり所でもやはりミノタウロスとの戦いが繰り広げられます。とは言え最初の接敵ではまだスキルも発現していないひよっこ冒険者の為、実力差があり過ぎてベルは助けられるまで必死に逃げる事しかできませんでした。
ミノタウロスの返り血で血だらけのベル・クラネル
アイズの助けもありミノタウロスと最初の接敵から何とか逃れたベルはアイズの事が気になって仕方なく、大急ぎでそのままエイナの元へ走り出します。その姿は頭から足まで返り血で真っ赤……道行く人に笑われながらエイナの元へやってきてエイナを驚かせてしまいました。
ベル・クラネル最大の武器はスピードを生かした攻撃
ベルの最大の武器と言えばパワーではなくスピードとテクニック!武器も剣や斧などは基本的に使わず、スピードを重視したヘスティアナイフ(短剣)を使っています。ちなみに鎧もガッチリ固めたものではなく軽装で揃え、身動きのとりやすさを一番重視して選んでいるようです。
女神ヘスティアと仲がいいベル・クラネル
ファミリアによっては神を崇めて上下関係がハッキリしている所もありますが、ベルの女神であるヘスティアは非常にフレンドリーな神様でベルとは友達の様に仲良く接しています。ちなみにこの一緒に歯を磨いている画像はOPの一場面なのですが、和気あいあいとした雰囲気が非常に人気のシーンだったりします(笑)
あまりにも仲が良さ過ぎる2人……
ベルはヘスティアの事を「行く当てのなかった自分を救ってくれた女神様」と見ているのですが、ヘスティアは明らかにベルに対して恋愛感情を抱いており隙あらばベルにアプローチしていきます。その度に思春期真っ盛りでもあるベルは顔を真っ赤にしてあたふた……主人公特有のラッキースケベなところもあり、毎回面白い反応を見せてくれます。
ベル・クラネルの憧れの人はアイズ・ヴァレンシュタイン
ベルの憧れの存在となっているのは16歳とベルより2歳年上の天才冒険者アイズ・ヴァレンシュタイン。1期ではベルとアイズの力量差は圧倒的にかけ離れており、ミノタウロスから間一髪で助けられるとその強さと美しさにベルは一目惚れをしてしまいます。しかし恥ずかしがり屋のベルは顔を見るたびに逃げ出す日々……まともに会話できるようになるまで相当な時間がかかりました。
アイズに憧れた事がきっかけでスキルを発現
ベルの代表的であり最初に発現したレアスキルの「リアリス・フレーゼ」はアイズに恋をした事から発言したスキルでした。このスキルはアイズへの思いが強くなればなるほどスキルの効力も上がり、「早くアイズに追いつきたい」という思いからベルは飛躍的に成長していく事になります。
ベル・クラネル最大級の見せ場はミノタウロスとの戦闘
ベル・クラネル最大の見せ場と言っても過言では無いのがオッタルに調教されたミノタウロスとの一騎打ちのシーン!アニメでいうと1期の第8話になります。リリを逃がす為に無様でも良いから時間を稼ごうと考えるシーン・アイズに助けられそうになったのを拒否して1人で立ち向かうシーン・そして最後にはミノタウロスを倒すシーン。とにかく見どころが満載の戦闘となっています。
ミノタウロスとの戦いを終え、アビリティはオールSに
ロキ・ファミリアの前で1人ミノタウロスと戦いを続けるベル。最初は笑われたりもしていましたが、その戦いぶりを見ているうちに皆がベルの動きに釘付けとなっていました。戦いが終わった後、魔力の使い過ぎでマインドゼロとなり気絶したベル。その背中に記されたアビリティはオールSランクとなっていました。
ベル・クラネルの新たなスキル、アルゴノゥトとは
ベルにはもう1つ、大きな力となるアルゴノゥトというスキルがあります。これはミノタウロスとの死闘の際に「英雄になりたい」と願いながら戦った事から発現。スキル名も漢字で書くと「英雄願望」となります。力や魔力をチャージして強力な一撃を放つこのスキルは1期の最終話でも必殺の一撃として使われました。
ヴェルフと直接契約を結ぶベル・クラネル
ベルは元々軽装を好んで装備しており装備を新調する際にも同じ作者の軽装を求めていたのですが、その作者こそがヴェルフでした。偶然店で出会った2人はヴェルフの誘いから直接契約を結びます。これによりベルはヴェルフに防具や武器を作ってもらい、代わりにヴェルフはパーティーを組みダンジョンへ連れて行ってもらうようになりました。
サポーター契約はリリルカ・アーデと
リリとの出会いはかなり複雑な事が色々とありましたが、ベルはリリとサポーターの正式な契約を結んでいます。普通は冒険者が稼ぎのほとんどを奪ってしまうのですが、ベルとリリの契約は1:1の折半。これはベルが「稼げたのはリリのおかげ」と言って勝手に決めた破格の条件なのですが……実は最初の頃こっそりリリが6:4や7:3で多めにちょろまかしていたと泣きながら後に告白します。当然ベルは気にも止めていませんでしたが(笑)
ギルドでのベル・クラネル担当はエイナ・チュール
冒険者にはギルドに担当の職員がついており、ベルの担当をしているのはエイナさんというハーフエルフの女性でした。年齢は19歳とベルよりちょっとお姉さんで、ベルは公私ともに弟の様に可愛がられていました。
ベル・クラネルの心強い仲間たちが沢山!豊饒の女主人亭
元冒険者でありレベル6のステイタスを誇るミア・グランドが経営している酒場「豊饒の女主人亭」。お酒は飲めないベルですが、この酒場にはよく出入りしており、そこには心強い味方が沢山います。中でもベルに対して全面的に好意を抱いているのがシル・フローヴァ。ベルがダンジョンへ向かう際にはお弁当を渡したりと、一般市民なので戦いには参加しませんがベルをサポートしています。
普段は優しいシル。でもベルの為に怒ると怖い一面も……
このシーンはベルがリリにヘスティアナイフを盗まれそれを取り戻した後のシーンなのですが……シルさん、顔が怖いです!ベル自体はリリに盗まれた事に気づいておらず「ナイフが見つかって良かった」で終わったと思いきや、気づいたシルがリリの耳元で一言釘をさしていきます。普段やさしいだけにこの顔は恐ろしい……
戦力面でも大きな存在。リュー・リオン
もう1人強い味方で忘れてはならないのがステイタスレベル4の元冒険者であるリュー・リオン。ベルが何かに行き詰まった時には助言をしたり、ダンジョンで行方不明になったベルを捜索する際にもパーティーに加わり最前線で戦いました。その他にも市街地の揉め事を仲裁(脅し)したり、ベルがかなりお世話になっている相手です。
ダンまちの主人公、ベルクラネルまとめ
まだまだベル・クラネルの魅力を全て伝えきれてはいませんが、今回はここまでにさせていただきます。やっぱりごつくて強い主人公も良いですが、ベルの様にどこか頼りなさげで可愛らしい主人公というのも良いものですね!みなさんはベル・クラネルのどこが1番好きだったでしょうか?