クラピカの仇であり、活動内容は盗み。盗みの邪魔になるようなら殺しもあたり前のようにします。そんな第一級の賞金首である幻影旅団のメンバーを紹介していきます。幻影旅団は個性豊かでさまざまな能力があって単純な強さでは測れないものがあります。
目次
幻影旅団とは?
幻影旅団は身体の一部にクモの入れ墨がシンボルとして施されていて、その中に番号が割り振られています。クラピカの同胞を皆殺しにしたため、クラピカは仲間のかたき討ちとして旅団の行方を追っています。戦闘力は高く、並みのハンターであれば余裕で皆殺しにしてしまうほどです。しかし仲間の死には敏感でウボォーが死んだときには幻影旅団のメンバーはとても悲しんでいました。仲間を思う気持ちは強いようです。
幻影旅団のメンバーを紹介
幻影旅団のメンバーを死んでしまったものも含めて紹介していきます。幻影旅団と言っても全ての団員が戦闘に秀でているわけではありません。盗賊の活動に適したサポート能力もあり、戦闘に特化した能力もあり、役割があります。そこが幻影旅団の魅力の一つなのかもしれません。
幻影旅団のリーダー クロロ・ルシルフル
能力は特質系の盗賊の極意(スキルハンター)という相手の能力を条件付きで盗むというものです。幻影旅団ではカリスマ性のある団長をしていて、指示はクロロが出し、団員を統率しています。また戦闘に関してはゼノとシルバ相手に互角に戦い、さらにはヒソカ相手に勝利するほどの強さを持っています。統率力、戦闘力が群を抜いて高いのは間違いないでしょう。
幻影旅団 ヒソカ
能力は伸縮自在の愛(バンジーガム)と薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)という能力です。正確には団員ではなく、クロロと戦うために薄っぺらな嘘で入れ墨を入れてクロロに近づいていました。ようやくクロロと戦う機会がやってきましたが、負けてしまい心臓が止まってしまいます。しかし執念深いヒソカはその止まった心臓を動かす念をかけており死から生還しました。クロロとの戦いで何かを悟ったのか生き返った後には幻影旅団狩りをはじめました。コルトピとシャルナークを瞬殺するあたり、やはり戦闘力は高く、一時期仲間だった旅団のメンバーを殺してしまうあたり、戦闘にしか興味はないのかもしれません。
幻影旅団 コルトピ
能力は神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)というものを完全にコピーする能力を持っています。効果が続く時間は24時間で、コピーしたものには円の効果があり、どこにあるかが分かってしまうということから、能力の高さがよく分かります。
能力自体は希少で、サポートとしては最強ですが戦闘向きの能力ではないため、ヒソカに瞬殺されてしまいます。もしかしたらコピーなんじゃないかなと思ったりもしたのですが、今のところは殺されたというのが濃厚のようです。
幻影旅団 シャルナーク
能力の携帯する他人の運命(ブラックボイス)は、相手に刺せば操ることができるようになり、自分に刺すと大幅に戦闘力が上がるというものでした。旅団の中ではクロロの次に知恵の働く博識といった存在でした。ヒソカとの戦闘ではアンテナをクロロに貸したままだったので簡単に殺されてしまったのかもしれません。シャルナークの戦闘力は低いわけではないと思うので、間が悪かったのでしょう。といってもアンテナがあったところでヒソカが相手となると、勝てる気はしないので奮闘はするものの、未来は変わらないのかもしれません。
幻影旅団 パクノダ
能力は記憶弾(メモリーボム)、触るだけで記憶が読み取れて、弾丸に記憶を込めて撃ちこむと情報の共有を図れるというものでした。パクノダの前には嘘は通用せず、その情報は確実なもののため、拷問の必要もなくなり、情報を得るという分野に関してはパクノダの右に出る者はいないでしょう。そんなパクノダでしたが、クラピカの情報を皆に共有するために死を覚悟して記憶弾を団員に撃ちこみました。パクノダは死んでしまいましたが、クラピカの情報を共有することに成功しました。
幻影旅団 シズク
デメちゃんという掃除機型の能力を用いて、生物と念能力以外のものならすべてを吸い込むことができます。ウボーギンのヒル毒も吸い込むことができましたし、オークション会場の死体をすべて吸い込んでしまうという、とても便利な能力です。シズクは一度忘れたものを思い出さないという特徴がありますが、もしかしたらそれは誓約なのでは?と思いました。これだけ強力な能力ですから、なにか誓約があってもおかしくないと思うのです。能力的に戦闘向きではありませんので、サポート団員といえます。
幻影旅団 ウボォーギン
能力は超破壊拳(ビックバンインパクト)はゴンと同じ技といっていいでしょう。拳にオーラを溜めて全力で放つ右ストレートというシンプルなものですが強力な技です。その威力の凄さはウボォーには及ばないながらも周りから一目置かれているゴンが教えてくれていますね。クラピカには拘束された上に拷問されて死んでしまいますが、クラピカでなければ勝つのは難しかったでしょう。単純な戦闘力は幻影旅団の中でもトップクラスです。
幻影旅団 フィンクス
能力は廻天(リッパーサイクロン)というもので腕を回せば回すほど威力が増すというものです。その威力は念を込めただけのゴンのようなものではなく、ウボォー並みの威力があることがキメラアントとの戦いで判明しました。回す数によってはもしかするとメルエムにもダメージを与えられるかもしれません。
幻影旅団 フランクリン
能力は俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)というもので、指先をすべて銃口に変えて念で作った弾を込めて攻撃します。オークションではこの能力で参加者のほとんどを殺してしまったので、威力も相当なものであることが分かります。
幻影旅団 ボノレノフ
戦闘演武曲(バト=レ・カンターピレ)は身体の動きに合わせて奏でられた曲が念能力として体現されるというものです。今のところ序曲という武装を施す曲と、木星(ジュピター)という木星の形をした球体を相手にぶつけるという強烈なものでした。もし演奏に失敗したらどうなってしまうのでしょうか?まだまだ謎の多い能力です。
幻影旅団 マチ
念を込めた糸で神経までも縫ってしまうという能力で、ヒソカの傷を数秒で治したことから、明らかに非凡な能力であることがわかります。クロロの負けた後にヒソカは旅団を殺していくと言ったにも関わらず、マチは殺しませんでした。なにか特別な感情があるのでしょうか。
幻影旅団 フェイタン
能力の名前は許されざる者(ペインパッカー)というもので、自分に受けたダメージを増幅させて相手に反して攻撃するというカウンター技です。ペインパッカーはいくつか種類がありますが、キメラアント編で使われた技は太陽に灼かれて(ライジングサン)というもので、太陽を作り出して敵を焼き尽くすという技で相手を倒しました。
幻影旅団 カルト=ゾルディック
兄を取り戻したいという理由で幻影旅団にいるカルトですが、目的の真意は謎です。シルバは旅団には近づくなと言っていたので、カルトの独断なのか、イルミあたりの支持だと思われます。取り戻したい兄とはキルア、アルカ、である可能性が高そうですが、どう旅団と繋がっていくのかは分かりません。
幻影旅団 ノブナガ
ノブナガの円の広さは4メートルと聞いて侮ってはいけません。ノブナガは居合の達人であるためにその中は必殺の間合いです。その間合いに入ったら最期、胴と頭が切り離されてしまうのでしょう。幻影旅団では戦闘を担当しているため、まだその能力を見せていませんが強さは保障されているようなものです。
幻影旅団メンバーのまとめ
幻影旅団のメンバーを見ていくと戦闘とサポートメンバーがはっきりと分かれていて、改めてきちんと練られている組織であることが分かりました。クラピカとヒソカに狙われている幻影旅団はどうなっていくのでしょうか、暗黒大陸編では幻影旅団も登場していくはずなので、どうなっていくのか楽しみですね。