小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されていた作品『転生したらスライムだった件』のアニメ化が決定しました。放送は2018年10月から予定されており、2クール放送されます。今回はそんな『転生したらスライムだった件』に出てくる名言を独自にランク付けしたものについて紹介していきたいと思います。
目次
第10位 「行くぞ、全員この我輩に着いて来い!」
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
オークたちとの戦いの中で、リザードマンの首領の言い分を無視し謀反を起こしたガビル。オークたちとの戦いに決着がついた後には牢屋へ連れて行かれました。そしてついにガビルの処分が決定するときのこと。リザードマンを滅亡まで追い詰めたのは自分の責任であると考えていたガビルは、死罪だろうと思いながら、首領の元へ連れて行かれます。しかしその処分とは、破門でした。加えて、追い出されたガビルに、水渦槍(ボルテクススピア)というリザードマンの首領が持つべき槍を与えます。さらに、ガビルについていた部下達もガビルの後を追うようにしてガビルの後ろを歩いているのでした。そんな仲間たちや首領である父親の優しさに触れ、涙しながらも放った名言です。
第9位 「大儀であった」
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
リムル=テンペストを侮辱されたことによってカイジンが大臣であるベスタ―を殴った後のこと。一国の大臣に暴行を加えたことから、裁判が開かれます。裁判で発言が許されるのは伯爵位以上の貴族だけということもあり、リムルもカイジンたちも一言も発せられずにいました。さらに、リムルたちの弁護士はカイジンに買収され、不利となる証言しかされませんでした。しかし王のガゼル・ドワンゴはそのことを見抜いていた様子。カイジンにまたこの国へ戻ってきてくれるかと尋ねます。しかし、カイジンはリムルに仕えることを誓ったので、もう戻らないとのこと。そこでガゼルはカイジンたちを国外追放の罰を受け渡します。そのときのガゼルを見たリムルは、なんだか寂しそうな印象を受けていました。そしてガゼルは、リムルが作り上げた完全回復薬を見せ、ドワーフですら作れないその回復薬の製造方法を知る繋がりを切ってしまったと言います。そして、ガゼルはベスタ―へ、何か言いたいことはないかと尋ねます。ベスターは凱旋する王を見て、王に仕えたい、王に誓いたいと思った幼き日々を思い出します。しかし、大人になったベスタ―は素直に誤りを告げることが出来ません。そんなベスタ―にガゼルは、王宮への立ち入りを禁じます。そこで立ち去るかと思いきや、ガゼルは最後に「だがベスターよ これまでの働き 大儀であった」と声掛けます。そこで泣き崩れるベスター。国の品位に関わることであるにも関わらず、最後にしっかりと礼を告げるガゼルの品位の高さや思いやりが伺える名言です。
第8位 「恩人を蔑ろにしてお仕えしたところで王が喜ぶもんか」
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
リムル=テンペストと付き添いのゴブタがカイドウの知り合いの鍛冶屋を訪れたときのこと。その鍛冶屋は武具製作職人のカイジンというドワーフが営んでいました。カイジンは魔鋼の長剣を20本ほど作ってほしいとの依頼を引き受けていたのですが、素材が足りないため困っていました。しかし、国の大臣からの依頼ということで、絶対に作り上げなければいけないとのこと。そのとき、リムルは体内に必要な素材を貯めていたため、20本もの魔鋼の長剣をあっという間に作り上げてしまいます。カイジンはお礼にと打ち上げを開くのですが、偶然、大臣がその店へとやってきます。リムルはスライムなので、魔物に分類されるのですが、大臣は魔物が店にいることが気に入らなかった様子で、リムルへ水をかけます。リムルは内心怒っていたのですが、相手は一国の大臣でもあり、何もできずにいました。不穏な空気が流れていたところ、カイジンは大臣に一発食らわせます。この国にいられなくなる可能性もあると言われ、リムルには「でも王のために頑張ってたんだろ?」と言われたときに告げた名言です。
第7位 「私と同じだね、会えて嬉しいよ」
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
武装国家ドワルゴンから帰ってきた後のこと。リムル=テンペストが知らぬ間に、ゴブリン村の住人は急増していました。ゴブリン村周辺の土地を護っていたヴェルドラがいなくなった中で、ゴブリン村にはリムルという強いリーダーが現れたことを知った近隣住民が、庇護を求めて来たとのこと。元々住んでいたゴブリン村では土地が足りないということで、リムルたちは新天地へと向かっていました。その途中、シズエ・イザワと冒険者たちに出会います。シズたちを助けたリムルは、簡単な食事ならご馳走するよと告げます。しかし冒険者たちは少し警戒している様子。そこでリムルは前世での鉄板ネタを披露するのですが、シズは思わず吹き出してしまいます。そして、シズはリムルを信用できると確信したのでした。再び新天地へと向かおうとしている中で、シズはリムルに「故郷はどこ?スライムさん」と尋ねます。そこで「日本だよ」と答えたリムルに対して、満面の笑みで言ったセリフです。やっと同じ土地から来た人と出会え、さらにシズはリムルの運命の人と言われていたことから、2人が出会った重要なシーンであり、名言です。
第6位 「シズさんを返してもらうぜ」
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
シズエ・イザワにはイフリートという上位の精霊が宿っていました。時にはそのイフリートが暴走することも。その時が、リムル=テンペストと共にいたときに訪れます。シズは過去にも暴走したことがあり、それがきっかけで仲間を失っていました。それ以来、仲間を作らないように過ごしており、今回もリムルとシズと共に冒険しに来た者たちに離れてほしいと告げます。しかし、仲間だから見捨てらえない!と解決方法を探します。リムルがどうしたらよいのか悩んでいたところ、冒険者の1人、法術士・エレンの「水氷大魔槍」という魔法が効くことが判明。リムルはユニークスキル「捕食者(クラウモノ)」を使い「水氷大魔槍」を習得、イフリートへ反撃します。しかし、イフリートの「炎化爆獄陣」により炎に取り囲まれ、絶体絶命。と思いきや、リムルは「熱変動耐性」を持っていたことからノーダメージ。そして、イフリート自身にも「捕食者(クラウモノ)」を使う直前に、リムルがイフリートへ告げたセリフです。リムルの男気が見える名言ですね。
第5位 「暴風竜ヴェルドラに代わり、このリムル=テンペストが聞き届けよう!」
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
ゴブリンが牙狼族との対立で困っていたときのこと。ゴブリン村の地は竜族のヴェルドラが護っていました。しかし、ヴェルドラがいなくなってからは様々な魔物に村を襲われていたとのこと。そこへ強い妖気を持つリムル=テンペストが現れ、ゴブリンたちは牙狼族から助けてほしいと依頼します。その依頼をしている最中に、牙狼族の遠吠えが聞こえ、村人たちはパニックに陥ります。そして、村長の息子であるリグルが殺されたこと、これ以上犠牲は出したくないことを知ったリムルはその依頼を引き受けるのですが、そのときにリムルが発した名言です。
第4位 「シズさんありがとうございました!!」
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
シズエ・イザワに憑依していたイフリートという精霊を、リムル=テンペストが撃退したときのこと。東京大空襲の頃に召喚されたシズですが、見た目は若いままでした。しかし、それはイフリートによって延命されていたにすぎませんでした。イフリートがいなくなった今、シズは急速に加齢。亡くなってしまう直前に、リムルに「あなたの見せてくれた懐かしい故郷の景色のなかで眠りたい・・・」と告げます。その願いを聞き、リムルはユニークスキル「捕食者(クラウモノ)」を使い、シズを取り込んだのでした。シズと共に冒険していた盗賊のギド、法術士のエレン、重戦士のカバルがシズの元を訪れたのはその後のこと。一連の流れを聞き、ギルドマスターに森の調査報告などをするために帰ると告げたその直後、シズの姿へと変化できるようになったリムルに、もう1度シズの姿になってくれないかと頼みます。疑問に思いながらシズの姿になったリムルに、3人は頭を下げ、この言葉を言います。最後にシズにお礼を言えなかったことから、中身はリムルではあるけれど、もう1度お礼を言いたかったようです。短い旅の間でしたが、4人の間にはしっかりと絆があり、シズにとっても最高の仲間となっていました。そんなことが伺える名言です。
第3位 「同盟相手なら助けに行く 当然だろ?」
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
世に混乱をもたらすといわれている厄災の魔物、豚頭帝やオークたちが次々と人々を襲っていたときのこと。リザードマンたちもオークに追われ、逃げ道を失い始めていました。そんなとき、リムル=テンペストはリザードマンたちに同盟を組もうと申し出ます。しかし、リムルはソウエイに申し出を伝えるように頼んであったため、リザードマンの首領は、リムルと直接会って話すことを望みます。リムルはそれを受け入れ、7日後に会うことを約束します。加えて、それまではオークたち戦を仕掛けないようにと伝えます。それを呑んだリザードマンの首領ですが、その首領の息子が謀反を起こし、オークたちへ戦いを挑んでしまいます。ついにオークたちの手は首領の元へとやってきて、首領はリザードマンの滅亡を予測し、リムルへの伝言を娘へと預けます。どうにか逃げ延びた娘も、ついにオークたちに囲まれて絶体絶命。そのとき、リムルたちがやってきて、オークたちを倒します。そこで娘は、父である首領の言っていた伝言を無視し、仲間のリザードマンたちを助けてほしいと頼みます。そこでリムルはその娘に首領の代理として同盟を組もうと頼みます。異論はないと答える娘に対し、リムルが言った名言です。
第2位 「感謝する オレの飢えは今 満たされた」
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
次々と村を滅ぼし、その屍を食べることで成長していたオークたちとそのリーダーのゲルド。無慈悲なように見えたゲルドですが、リムル=テンペストとの最後の戦いでリムルが「捕食者(クラウモノ)」を使ったとき、ゲルドの過去を垣間見ることができました。そこには、大飢饉で次々に飢えて死んでいく仲間たちの様子がありました。再生能力があることから、自分の体を子どもたちに食べさせ、どうにか少ない仲間たちを守っていました。このままではいけないと、森へ食糧を探しに出かけるのですが、ゲルド自身が飢餓により倒れてしまいます。そこで現れたのがゲルミュッド。ゲルミュッドによって邪悪な企みの駒にされていたことを感じ取ってはいましたが、仲間の飢餓から救うため、その話に乗ったのでした。リムルに「捕食」されながらも、同胞の負けるわけにはいかないと抵抗を続けるゲルド。そんなゲルドに、リムルは「お前の罪も、お前の同胞の罪も、俺が喰ってやるよ」と告げ、ゲルドを飲み込んでいきます。そんなゲルドは最後にこのセリフを告げて消滅していきます。戦いに勝ちながらも、ゲルドを救ったことがわかる名言です。
第1位 「それを詫びとして受け取っておこう」
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
リムル=テンペストがオークたちのリーダーであるゲルドを取り込んだことで一件落着したオークたちとの戦い。生き残ったオークたちの罪はどうなるのかと、樹精霊のトレイニーが現れ、事態の収束に向けた話し合いを行うと宣言します。そこに集まったのはリムルと鬼人たち、リザードマンたち、ゴブリンたち、オークたちでした。そこでリムルはオークたちは罪に問わないと言います。大飢饉があったからなど理由を述べるリムルですが、本当の理由はゲルドとの約束にありました。ゲルドを「捕食」する際にリムルは、オークの罪は全てリムルが引き受けると約束したとのこと。オークのせいで多くの仲間を失った鬼人やリザードマンたちは納得しないだろうと踏んでいたリムルですが、あっさりと場はおさまります。しかし、ゲルドの息子は皆が納得していないだろうと考えていました。そこで鬼人のベニマルに「詫びて詫びきれはしない。虫のいい話であるのは重々承知している。だがどうかこの首一つでご容赦願えないだろうか・・・!」と頼みます。そこでベニマルは、リムルから役職をもらったこと、同盟に参加しているものなら敵ではないことなどを話します。そして「せいぜいリムル様の役に立て」という言葉に続いて言った名言です。
名言ランキング・まとめ!
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
いかがでしたでしょうか?今回は『転生したらスライムだった件』に出てくる名言を独自にランク付けしたものについて紹介しました。ファンタジーや戦いのある世界であるからこそ生まれる名言が数多く登場します。ぜひチェックしてみてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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