今年2023年に再度アニメ作品として描かれることとなった本作『るろうに剣心』シリーズですが、今の世代のアニメファンからしてみれば一昔前の作品ですので、「本作の名前は知っているけれど、何が凄いのかわからない」というファンの方も多いのではないでしょうか?ジャンプ作品を代表する作品ではありますので、知名度こそはあるものの、旧アニメシリーズを全て視聴したという方は少なくなってしまっているのが実情です。そのような状況だからこそ、再度アニメ作品として描くことで、作品としてのファンを増やそうというのが、今回のアニメ化の目的ではあるわけですが、「何が凄いのか分からないアニメ作品を一から視聴しよう!」とはなかなか思えない方も多いのではないでしょうか?そこで、今回はこれまで『るろうに剣心』シリーズを知らなかったファンの方に向けて本作の凄いところを紹介していきたいと思います。ジャンプ作品として連載されるだけでもすごいのですが、数多くあるジャンプ作品の中でも、特に幅広い層から支持を得ている伝説的漫画作品となっていますので、ぜひともチェックしてみてくださいね!!
OP曲「そばかす」が人気ですごい!
本作の凄い点として、まず紹介するのは本作の「オープニング曲が人気ですごい」ということです。アニメ作品において、オープニング曲の人気は非常に重要な要素ですので、オープニング曲がどれだけ知られているかでもそのアニメの人気が推しはかれますよね。
カラオケの定番曲
本作のオープニング曲である「そばかす」は、カラオケで男女共に歌いやすい曲となっており、現在でもカラオケの定番曲として人気を集めています。
CDもミリオンヒット!
CDの売り上げ自体もミリオンヒットを記録していますので、数多くあるアニメ作品のオープニング曲の中でも、特に優れたオープニング曲であると言えるのではないでしょうか?
「るろ剣に合わない」という意見も
一方で、「そばかす」は『るろうに剣心』の作中での内容と比べて少しポップすぎるという意見もあるようです。本作のファンの中には、「そばかす」に対して賛否両論がある事は押さえておきましょう。
るろ剣を象徴する曲であることは間違いない
しかし、賛否両論があるとは言え「そばかす」は本作のオープニング曲として定着していますし、現在でも根強い人気を誇っているオープニング曲の1つであるといえます。現在でも本作を代表する曲と言えば「そばかす」を挙げるファンの方も多いので、ぜひとも本作に興味がある方は、一度「そばかす」を聞いてみてくださいね。
実写版が大ヒットしてすごい!
本作の凄い点として次に紹介するのは「実写版が大ヒットしてすごい」という点です。本作はアニメシリーズ以外にも実写映画としても成功を収めており、現在ではこちらの実写版のイメージが強いというファンの方も多いのではないでしょうか?
実写映画はヒットしにくいジレンマを覆した
通常、アニメ作品の実写映画は成功しにくいと言われており、『デビルマン』や『進撃の巨人』など、これまで数多くの人気アニメ作品が実写版に失敗してきました。そのような風潮がある中で本作はアニメ版に引けを取らないアクションシーンと原作ファンのイメージにマッチする役者の起用によって、ライト層とコア層の双方の取り組みに成功し、見事に大ヒットを収めました。
世界でも高い人気
特に実写映画は世界でも高い評価を得ており、日本以外の劇場でも公開されました。海外では黒澤明監督の『7人の侍』等が根強い人気を誇っており、日本映画ならではの「侍」をテーマにした映画が高く評価される傾向にあります。まさに、幕末から明治を舞台とした本作の強みが最も生きるフィールドであったと言えるでしょう。
数々の人気俳優を起用
本作に登場する俳優さんは、どれも根強い人気を誇る超一流の方ばかりですので、俳優さんの活躍を見たいという一心で、初めて本作を視聴したというファンの方も多いでしょう。
従来のファンと新規ファンを取り込めた!
このように、従来からの『るろうに剣心』ファンと、それぞれの俳優のファンの双方を取り込むことができたというのも、本作が成功した理由であるといえます。
ネットミームとしても面白くてすごい!
続いて紹介する本作のすごい点は「ネットミームとして面白くてすごい」という点です。やはり、SNSが浸透した現在において、純粋な作品の面白さだけでなく、ネットミームとしても活用されているかどうかという点は非常に重要な要素ですね!
ネットでバズれば知名度が上がる
SNSでバズる面白いネタが作出されれば、本作を知らない人であっても、SNSで本作のキャラクターを目にすることができるからです。コンテンツとしての知名度上げる上で非常に重要なネットミームとしての要素ですが、本作では他の作品に引けを取らないような優秀なネットミームが多く作出されています。
「フタエノキワミ」
本作のネットミームとして最も有名なのは、海外版の『るろうに剣心』でのセリフが空耳で様々な面白いセリフに聞こえるというものです。特に海外版の相楽左之助の「二重の極み」が海外風の独特な発音になっており、いちど聞いてしまうだけでも癖になってしまうような発音となっています。
「志々雄ざまあ!」
「フタエノキワミ」以外にも「志々雄様!」が空耳で「志々雄ざまあ!」に聞こえるというネットミームもあります。普段は絶対的な服従を誓っている志々雄真実の部下が「志々雄ざまあ!」と急に発音する、そのシュールさに笑いを堪えることができないとなっています。
ミームとしての人気も重要
このように本作はネットミームとしても非常に絶大な人気を誇っており、現在でもSNSで多く目にすることのできる作品となっています。アニメ作品の人気という点で、ネットミームも非常に重要な要素ではあるので気になった方はぜひともチェックをしてみてくださいね。
設定がユニークですごい!
続いて紹介する本作の凄い点は「設定がユニークですごい」という点です。バトル漫画において命ともいえる様々な必殺技や武器の設定ですが、本作も他のジャンプ作品に負けず、非常に緻密な設定が練られている漫画作品となっています。ここからは、そんな本作の設定の凄いところを紹介していきます。
緻密な設定
例えば、逆刃刀も、ただただ刃が反対の方向についている刀というだけではなくて、刃が反対方向についているからこそ、抜刀の時に苦労したり、刀の持ち方が変わってしまったりと「実際に使ったらどうなるのか?」というところをとことん突き詰めて説明しています。実際にその武器を使ったらどうなるのかという点をとことん追求していることからも、本作の設定のリアリティーの凄さが分かりますよね。
科学的には不可能な設定も!?
しかし、本作の設定の凄いところは、ただただ設定が複雑だからすごいということでは無いのです。例えば、本作に登場する二重の極みは、一番初めの衝撃を指の第二関節で受け止めることによって、二番目の衝撃を100%伝えきるという技と設定されているのですが、科学的にはこのような効果を得ることができません。
漫画としての面白さを優先
しかし、この辺を100%リアルに描くのではなくのではなく、 漫画として「なんとなくできそうに見える設定」をバンバン採用しているのです。あくまでもリアリティーよりも、漫画としての面白さをきっちりと優先しているところも、いかにもジャンプらしい点ですよね。
キャラクター人気がすごい!
最後の本作の凄い点として紹介するのは「キャラクター人気がすごい」という点です。キャラクター人気はまさにその作品の人気の源泉といえる要素であり、最もアニメ作品において重要なポイントですよね。当然、本作もキャラクター人気が非常に高い作品となっています。
女性人気の高いキャラクター
特に本作のキャラクターたちの特徴として挙げられるのは、一貫して女性人気の高いキャラクターが多いという点です。主人公の緋村剣心を始めとして、瀬田宗次郎など実写版、漫画版、アニメ版ともに女性からの強烈な人気を得ているキャラクターが数多く登場しています。
女性人気が高いコンテンツは成功しやすい
特に漫画作品において、女性人気が高いコンテンツというのは成功しやすいと言われています。男性よりも、女性ファンの方がグッズなどに継続的に投資をしてくれる人が多いため、安定的な収益を得ることができるようです。
本作が長命な理由??
このように考えると、本作がここまで息の長いコンテンツに育ったというのも納得ですよね。
海外からも熱い視線
キャラクターコンテンツとしても、海外から非常に注目されているシリーズであることは間違いありませんので、ぜひとも、今回の再アニメ化を機に海外でさらに活躍できるコンテンツをして成長してほしいですよね。
まとめ
いかがでしたか?今回は本作『るろうに剣心』シリーズの凄いところを紹介していきました。もちろん今回紹介した点以外にも数多くの凄いところがある作品となっていますので、ぜひともアニメ新シリーズをきっかけに本作の様々なコンテンツに触れてみてください。