「この素晴らしい世界に祝福を」の中でも一番の人気を誇る「めぐみん」(※1)。 アニメ1期2期ではめぐみんの生い立ちは、詳しくは描かれていませんでした。しかし、めぐみんが持ち合わせるいくつものキャラ属性とその背景について、気になった方も多いのではないでしょうか。 本稿では、めぐみんの持つ独特なキャラの背景にある「紅魔族」ついて書いていきます。 ※1:公式キャラクター投票より
紅魔族とは
今年最後です
我が名はめぐみん!紅魔族随一の魔法使いにして、爆裂魔法を操りし者!あ、待ってください、まだいいたい事が、字数?あーー!
(♥️押してくれた人お迎えいきます)#なりきりさんがRTしてくれてそれを見たなりきりさんがきっとフォローしてくれる #なりきりさんと繋がりたい pic.twitter.com/dxaixnkb1k— 雪桜めぐみん? (@Megumin__7) December 31, 2017
めぐみんを語る上で切り離せないもの。
それは「紅魔族」です。
紅魔の里に住む部族です。生まれつき高い知力と魔力を持っています。外見的な大きな特徴として紅い目をしています。感情がたかぶると、紅い目がより紅く光るようです。
アニメ1期2期では、紅魔族のキャラクターはめぐみんの他にゆんゆんが登場します。
紅魔族は、高い知力と魔力により、アークウィザードなどの上級職に就くことが当たり前です。めぐみん、ゆんゆんもアークウィザードです。
紅魔族を詳しく知りたい方は原作がオススメ!
原作「この素晴らしい世界に祝福を!」 では、めぐみんが主人公で、紅魔族の仲間たちとのどたばたライフが描かれています。ぜひ気になったなかった方は原作もみてみてください。読んでいてほのぼの心を癒されること間違いなしです!
みんな上級魔法が使える
アークウィザードが当たり前の紅魔族の人間は、当たり前のように上級魔法を使えます。めぐみんがぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん「エクスプロージョン」を放つことは皆さんご存知だと思います。
ライトオブセイバー!!(*´υ`*) pic.twitter.com/5V1ty3hZcG
— オッティモジョーカーフェスタ!2 (@joker_wbx71) January 30, 2017
2期2話で登場するゆんゆんも雑魚敵ジャイアントトードを相手に、ド派手な光の刃で敵を切り裂く魔法「ライトオブセイバー」を使っていました。
紅魔族の力の無駄遣いっぷりは小説でも描かれてる!
他にも原作スピンオフ小説「この素晴らしい世界に爆焔を!」で登場する紅魔族の人間は畑を耕すのに上級魔法を連発したりと、紅魔族は上級魔法の無駄使いが甚だしいです。
「義務教育制度」の存在
我が名はことりん。紅魔族随一の魔法の使い手にして、爆裂魔法を操りし者。我が力、見るがいい!エクスプロージョン!!! pic.twitter.com/bjrN20ZZLw
— ことり (@kurarowaFuuFuu) October 11, 2017
では、紅魔族の人間はなぜ当たり前に上級魔法を使えるのでしょうか。結論から言うと、紅魔族には、あっちの世界では普及していない「義務教育制度」があるからです。
小学生くらいの年齢で紅魔族の人間は学校に通います。学校のテストで成績優秀者にスキルアップポーション(紅魔の里で製造されている希少価値が非常に高いレアアイテム)が与えられます。これで貯めたスキルポイントで魔法を1つ覚えたら卒業します。 こうして紅魔族の学生たちは、レベル1にして、上級魔法を覚えられるだけのスキルポイントを貯めることができるのです。 結果、紅魔族の人間はみんな上級魔法をほいほい使えるようになります。
中二病民族
紅魔族のもう1つの特徴は「中二病」です。
めぐみんの中二病属性は、実は紅魔族では常識だったのです。
中二病的な名乗り
中二病民族の象徴的なシーンが「名乗り」です。
我が名は、めぐみんっ!!!!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法「爆裂魔法」を操るもの。
これを紅魔族は、かっこいいと思ってやっています。
ゆんゆんは中二病ではない?
#ゆと打って出てきたものがお前に不足
ゆんゆん!
このすば三期はよぉ〜 pic.twitter.com/ShNk0gi2VA— MINE(マイン@VTuber?? (@unlimits_utuho) December 5, 2017
「ゆんゆんは?ゆんゆんは名乗りの時も恥ずかしがってたし、普通じゃない?」と思った方がいると思うので、この点について言及しておきます。
紅魔の里ではゆんゆんは逆に変わり者扱いされていました。しかも、それが原因の1つとなり、友達もいませんでした。
他にもいろいろ独特な感性を持つ紅魔族
紅魔族は、戦闘では戦略的、戦術的有効な手段ではなく、何よりもかっこよさだけを追求していたり、紅魔族の人間はみんな名前がへんてこりんだったりと独特な感性を持っています。
ちなみに、めぐみんの父は「ひょいざぶろー」母は「ゆいゆい」妹は「こめっこ」です。他にも「あるえ」「ふにふら」「どどんこ」「ねりまき」「ぶろっこりー」「ちぇけら」などがいます。みんな変わった名前ですね。
紅魔族の秘密
変わった感性、高い能力、紅い目・・・・紅魔族いったい何なんでしょうか。
実は、紅魔族のルーツについては原作5巻で描かれています。結論を端的に言うと、紅魔族は、アニメ1期10話の古代兵器・機動要塞デストロイヤーを設計開発したあの科学者が作り出した「改造人間」なのです。
あの科学者は、魔力特性を最大に高める手術技法を開発しました。この手術を受けた被験者たちが紅魔族の始祖です。手術の影響で、魔力が高い人種となりました。
これが高い魔力の由来です。 その手術を受けた被験者が手術直前に思いつきで「ついでに目を紅くして」と希望したので、あの科学者は目を紅くしてあげました。科学者は、せっかくだからという理由で種族名をつけてあげました。 これが紅魔族の由来です。
手術後、被験者たちは偶発的に感性がへんてこりんになってしまいます。あの科学者がてきとーにへんてこりんなあだ名をつけると被験者たちは喜んでしまいます。
これがへんてこりんな名前の由来です。これが紅魔族です(笑)
まとめ
紅魔族というバックグラウンドを理解した上で、「このすば」、ひいては「めぐみん」を改めて見直してみるとさらなる魅力が出てきますね。