選ばれるマスターは七人、与えられるサーヴァントも七クラス。
聖杯は一つきり。
奇跡を欲するのなら、汝。
自らの力を以って、最強を証明せよ
今更聞けない!サーヴァント 紹介 ランサー
プロフィール
真名:クー・フーリン
身長:185cm
体重:70kg
出典:ケルト神話、アルスター神話
地域:アイルランド
属性:秩序・中庸
イメージカラー:青
特技:魚釣り、素潜り、山登り
好きなもの:気の強い女、無茶な約束
苦手なもの:回りくどい方針、裏切り
天敵:ギルガメッシュ、アーチャー
CV:神奈延年
概要
第五次聖杯戦争において召喚されたランサーのサーヴァント。
『Fate/stay night』物語開始当初から登場。アーチャーと交戦中に姿を衛宮士郎に目撃されたことから、士郎を殺害しようとする(このため士郎からは苦手意識を持たれている)。その後、士郎が召喚したセイバーと交戦。宝具を回避されたのち撤退する。
初戦以降は中々姿を見せない、神出鬼没な存在。
人物像
奔放で口は悪いものの愛嬌があり面倒見も良い、さっぱりとした性格。信念と義を重んじ、死力を尽くした戦いを望むなど、武人としての魅力も高い。作中での活躍によって、ファンからは「兄貴」と呼ばれることも。
普段は気さくな性格だが、こと戦闘に関してはどこまでもシビアで冷徹。
たとえ家族であろうが親友であろうが「敵」となれば躊躇なく殺し、どんなに嫌な相手でも「主」であるなら裏切る事はなく忠義を尽くす。
真名
アイルランドの光の御子、「クランの猛犬」と謳われた赤枝の騎士クー・フーリン。
惚れ込んだ姫君を射止めるために武勲を立てるべく、影の国の女王スカサハに弟子入り。その後は彼女の元で様々な魔術と体術を学び、魔槍ゲイボルクを授かる。
影の国を去った後はアルスター王の元、赤枝の騎士として数々の戦場を駆け巡り、アイルランド中にその名を轟かせた。しかし、コノートの女王メイヴの奸計により無二の親友フェルディアを殺害。また存在を知らなかったとはいえ息子であるコンラもその手にかけてしまう。
彼の最期は、メイヴの策略によりゲッシュを次々と破る事になり、半身が痺れたところを敵に奪われたゲイボルグに刺し貫かれて命を落とす。しかし、こぼれ落ちた内臓を水で洗って腹におさめ、石柱に己の体を縛りつけ、最後まで倒れなかったという。
聖杯への願い
聖杯にかける願いは無く、望むのは「死力を尽くし、強者と戦う」こと。
戦場を駆け抜け、多くのものを手にかけたその人生に、無念はあれど未練はない。
能力
日本ではマイナーな英雄だが、もし知名度が高い欧州が舞台だったのならヘラクレスやアーサー王に並ぶ存在になったとの事。
召喚地がアイルランドであれば、その強さはアーサー王を上回り、城の宝具などが追加される。
どんな死地からでも生還する「生き残る」事に特化したサーヴァント。本人や遠坂凛によると、セイバーとアーチャーを同時に相手しても守りに徹すれば充分に持ちこたえる事が出来る。
またギルガメッシュを相手に半日以上戦い抜き、それなりに消耗させたと語られている。
宝具 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
槍の持つ因果逆転の呪いによる必殺必中の一撃。
「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因を作る。
回避には因果操作を回避出来る幸運の高さ、ランサー自身が放つ神速の槍さばきを躱す技量の二つが必要であり防ぐには槍の魔力を上回る防壁を用意するしかない。
今更聞けない!サーヴァント 紹介 バーサーカー
プロフィール
真名:ヘラクレス
性別:男性
身長:253cm
体重:311kg
出典:ギリシャ神話
地域:ギリシャ
属性:混沌・狂
イメージカラー:鉛
特技:--(狂化している為なし)
好きなもの:--(狂化している為なし)
苦手なもの:--(狂化している為なし)
天敵:ギルガメッシュ
CV:西前忠久
概要
『第五次聖杯戦争』におけるバーサーカーのサーヴァント。
マスターはイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。巨人と見紛うほどの巨躯を持った、巌(いわお)のような男性。
「セイバーが『最優』なら、バーサーカーは『最強』」と評されている。元から破格の地力が、バーサーカークラスの固有スキル「狂化」により、理性や一部の技術を失う代償に引き上げられ、肉弾戦では敵無しの圧倒的破壊力を産み出す。
真名
真名はギリシャ神話の大英雄ヘラクレス。
ギリシャ神話二大英雄のひとり。主神ゼウスと人間の娘との間に生まれた半神半人の英雄。数多の冒険を繰り広げ、その全てを乗り越えた。
その世界規模の知名度と隙らしい隙も無い難攻不落振りから、作中でもイリヤが惜しげもなく正体を明かしている。
彼を奉る神殿の支柱となっていた石斧剣を触媒にアインツベルンのサーヴァントとして召喚された。「狂化」が付与されたのは前回の聖杯戦争でアインツベルンが招いたマスターとサーヴァントが裏切ったため、「完全に忠実な従僕」が望まれたためである。
狂化で理性が無いものの、その猛獣じみた容姿と剛力に反し、イリヤに強い忠誠心を持って動いており、彼女の身に危機が迫れば真っ先に護ろうとするなど、自制心や義侠心は喪失していない模様。
能力
何度も発狂する伝承があることから「狂戦士」のクラスで召還されたが、元来は生前打ち立てた武功と極めた武芸によってキャスター以外の全クラスに加えてエクストラクラスの適正まで持つ武人。
この適正の多さは全サーヴァントでもトップである(次点はクー・フーリンと源頼光)。
アーチャーとして召喚された場合が最も強いとされる。
当人自身が破格の大英霊なので、現界に必要な魔力も並大抵ではなく、そこに加えてただでさえ魔力を浪費する狂化術式を適用しているため、並の魔術師では一回の戦闘だけでも魔力が枯渇して死の危険に見舞われるとさえ推察されている。
“自然の嬰児”として膨大な魔力を有するイリヤだからこそ、単身でバーサーカーの制御が可能なのだ。
宝具 十二の試練(ゴッド・ハンド)
ヘラクレスが生前成した十二の偉業の具現化。ランクB以下の攻撃をシャットアウトし、11の代替生命がある。さらに一度受けた殺害方法にある程度の耐性を身につけて二度と殺せなくし、イリヤの膨大な魔力により時間をかければストックの回復も可能。
今更聞けない!サーヴァント 紹介 ライダー
プロフィール
真名:メドゥーサ
身長:172cm
体重:57kg
スリーサイズ:B88/W56/H84
属性:混沌・善
出典:ギリシャ神話
地域:ギリシャ、形のない島
イメージカラー:黒
特技:乗馬、軽業、ストーカー
好きな物:お酒、読書、蛇、馬
苦手な物:鏡、身長測定、馬刺
天敵:セイバー、アサシン、葛木宗一郎
CV:浅川悠
概要
第五次聖杯戦争において召喚されたライダーのサーヴァント。
眼帯に黒を基調としたボディコン服を纏い、鎖のついた杭のような短剣を武器にする。
マスターである間桐桜が戦いを放棄しているため、慎二を代理マスターとして戦いに臨んでいる(漫画版では慎二が桜を生贄に召喚したことが判明)。
「Fateルート」と「UBW」の両ルート及び「Fateルート」を元にしたアニメではとにかく不遇な扱いを受けておりどちらでもサーヴァント最初の脱落者となる。
人物像
口数は少なく慎二の命令に愚直に従い、魔力供給のために街の人間を襲って吸血したり、穂群原学園に結界を張って中の人間を溶解させようとするなどの冷酷非情な面を見せる。
ただしこれらはあくまで代理マスターである慎二の采配によるものであり、本来のマスターである桜の元では、秘められたその本質を見せてくれる。
真名
その真名は、ギリシャ神話に登場するゴルゴン3姉妹の末妹にして伝説の怪物『メドゥーサ』。
伝説では異形として語られているが、サーヴァントとして現れた姿は怪物に変えられる前の女神の時のもの。だが髪は蛇(そうは見えないが)であるらしく、任意に操ることが出来る。 その正体の通り、本来ならば英雄に打倒されるべき『反英雄』
生前、ポセイドンの一方的な求愛を断ったため神々に迫害され、怪物になる呪いをかけられて『形のない島』へと追いやられる。
その後は付いてきてくれた姉たちと、イジられながらも慎ましやかに幸せに暮らしていた。
しかし、武勲と女神の寵愛を求め島にやってくる人間たちを撃退しているうち、彼女の姿と性質は徐々に『怪物』へと変化していく。
ついには守るべき存在だった姉たちでさえ邪魔者としか認識できなくなり、捕食。
最期は勇者ペルセウスによって退治された。
能力
主武装である鎖付きの短剣と高い機動力を活かしたトリッキーな戦法を用いる。
だが、その反面正面切っての戦闘能力は低く、セイバーにはたやすく切り伏せられてしまうほど(特に「HFルート」)。
慎二がマスターの時の話であり、真のマスターである桜にマスター権が戻れば真アサシンを怪力で振り回し圧倒、魔眼で重圧をかけていたとはいえ最高峰の戦闘能力を持つセイバーオルタと打ち合う(最も自分の肉体が崩壊するほどに酷使し続けてやっとだが)等、戦闘能力は飛躍的に上がる。
宝具 騎英の手綱(ベルレフォーン)
騎乗できるものなら幻想種をも御し、更にその能力を向上させる御する黄金の鞭と手綱。
基本的に自らの血で描いた魔法陣から召喚した彼女の仔とも言える天馬に対して使用する。
真名解放により、アーマーに+100の補正が入る他、天馬のリミッターを解除して時速400~500kmという猛スピードで、流星のごとき光を放って突貫する。同時に膨大な魔力の防壁を発生させて彼女自身と天馬を守るため、攻守を兼ね備えた破格の宝具である。
今更聞けない!サーヴァント 紹介まとめ
最後までご欄頂きありがとうございます。
今回は重要フェイトの各ルートで重要ポジションともいえるサーヴァントをご紹介させて頂きました。
また後編もありますのでぜひそちらも見て頂けると嬉しいです。