人間から竜人まで、様々な種族が登場する「ありふれた職業で世界最強」。ハジメたちは転移した際に、天職として様々な力を手に入れる事になります。攻撃に特化した能力を手に入れた者から、守備力に特化した能力を手に入れた者。また、戦闘以外でも世界に大きな影響を与える力を手に入れたものまで。今回はそんな「異世界において大きな影響力を与える力のランキング」を紹介していきます。
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第10位 谷口 鈴
第10位に選んだのは防御の要でもある結界師の谷口鈴。勇者パーティーで「聖絶」という能力を使い、主にサポート役をかって出ます。聖絶にはいくつもの種類があり、障壁で自分や仲間を守ったり、相手を障壁の中に閉じ込めて重力で押しつぶす攻撃。障壁に触れた対象を爆破する攻撃的な障壁など様々な聖絶が存在します。アニメでは障壁を何重にも張って攻撃を防いだり、広域に防御障壁を張って外部の攻撃から仲間全員を守ろうとしていました。生身の防御力はありませんが根性のあるキャラなので、ダメージを負った状態でも聖絶を使ったりしています。
第9位 白崎 香織
第9位に選んだのは回復のスペシャリスト城崎香織。回復範囲が非常に広く、複数の仲間に対して同時に回復魔法を使う事はお手のもの。単体に対してであれば、強力な回復魔法を使う事もでき、瀕死の鈴を回復させたりもしていました。最上級の回復魔法では半径500m以内にいる味方を回復するなど、規格外の回復能力を持っています。回復できるのも体力だけでなく、魔力の回復もできます。また、魔力を譲渡する魔法も使う事ができ、自分の魔力を他者へ譲渡するのはもちろん、他者から他者へ魔力を譲渡する事も可能です。まさに回復のスペシャリストといえるキャラでしょう。
第8位 メルド・ロギンス
第8位に選んだのはハイリヒ王国騎士団団長であるメルド。ハジメたちが転移されるまでは、王国最強と呼ばれるほどの実力者でした。特段目立った必殺技などは無く、戦闘能力は高いのですが、いわゆる脳筋タイプで猪突猛進といった感じ。魔人族との戦いでは子供たちを守るため、最後まで騎士団の意地を見せると言って戦うも、背後からカトレアに刺されて致命傷を負ってしまいました。天職を駆使して戦うハジメたちと比べると見劣りしてしまいますが、特殊な能力無しで戦うなら相当な強さを誇っていると思います。
第7位 八重樫 雫
第7位に選んだのは剣士の八重樫雫。この世界で剣士になる前から実家で「八重樫流」という古流武術を使い、剣の腕前は全国レベルでした。(ちなみに才能を開花させたのは4歳の頃)剣士となってからも八重樫流の抜刀術を使い、前衛で敵と戦います。基本的に剣を抜いた状態で立ち回るのではなく、抜刀術を得意としているため剣は鞘の中に。パワーで押し切るタイプでは無く、抜刀のスピードで実力を発揮するタイプ。目を瞑って敵を斬るなど器用な戦い方もします。普通の刀でも相当な強さだったのですが、ハジメから「黒刀」を貰って更に速度と切れ味がアップ。アニメ第1期の時点では「軽くて切れ味のいい刀」なだけでしたが、今後その黒刀の能力が開花されていきます。
第6位 天之河 光輝
第6位に選んだのは勇者である天之河光輝。こうだと思い込んだら融通がきかない、ちょっと強引なタイプの勇者ですが、その実力は確かなモノ。雫はもともと使っていた八重樫流を基本に戦いますが、光輝は異世界で得た力を使い戦います。(八重樫流の剣術も修得している為、戦いで八重樫流の剣術を使う事もあり)主要武器は剣ですが、ただ斬るだけでなく、光の斬撃を飛ばした攻撃も得意。「限界突破」すると消耗は激しくなりますが、とてつもないパワーを発揮し、カトレアをも圧倒しました。ただし怒りに任せて限界突破してしまう事もあり、その際「体が持たない」と雫に注意されても限界突破してしまうなど、使い方が危ういところもあります。
第5位 シア・ハウリア
第5位に選んだのは残念ウサギのシア・ハウリア。胸以外は細身であまりパワーがあるようには見えませんが、ミサイルを担いでバンバン連発したり、巨大なハンマー型のアーティファクト「ドリュッケン」(大槌)を振り回すなど、作中でも1番パワフルな戦い方をします。普段は間の抜けた顔が多いシアですが、戦闘の最中は眉をキリッと上げて少し悪い顔に。戦闘方法は完全な脳筋プレイで、単純明快。ハンマーで敵を叩き潰す!これがシアの基本的な戦い方です。防御力もずば抜けており、とにかく打たれ強く、生身でも炸裂スラッグ弾くらいなら気合いで軽傷で済ますなど、人間離れした防御力を誇っています。また、魔力消費が激しい為連発は出来ませんが、特殊能力として「仮定した未来」を見る事が出来ます。
第4位 畑山 愛子
第4位に選んだのは小さな先生こと畑山愛子。愛子先生については戦闘面の強さではなく、特殊能力を考慮して第4位に選びました。転移した際に「作農師」というかなりレアな天職を手に入れ、世界の食糧事情を一変させる程の能力として「豊穣の女神」と呼ばれるようになっていきます。その能力とは、あらゆる農作物の成長を促すというもの。戦って世界に貢献する事は出来ませんが、ある意味でそれ以上に異世界に貢献する天職であり、敵対する魔族からは勇者よりも厄介な存在として命を狙われる事もあります。
第3位 ティオ・クラルス
第3位に選んだのは変態ドラゴンのティオ・クラルス。初登場時は黒龍の姿でハジメたちの前に現れ、洗脳されている状態で戦う事に。そこでパイルバンカーを尻に撃ち込まれドMの性癖に目覚めてしまいました。竜人族なので仲間になってからは人間の姿で行動。人間の姿でもその力は絶大で、魔力ではユエに劣っているものの、500年以上生きてきただけあって、魔法の使い方はユエに負けず劣らずの腕前。紫色の禍々しい魔力を放出し、広範囲の敵を一気に殲滅。さらにその後タツマキを巻き起こし、大量の敵を一掃して見せます。第1期の最終回、カトレアとの戦いではミュウを抱きながら、余裕で攻撃を捌くシーンもありました。
第2位 ユエ
第2位に選んだのは本作のメインヒロインでハジメの正妻であるユエ。300年以上生きる吸血鬼族で、魔力操作と自動再生の固有魔法を使い、当時から最強の一角と言われていました。その後17歳で吸血鬼族の王位に就くのですが、ハジメに発見されるまで封印されてしまう事に……。魔力量もとんでもない量で、強大な魔法を連発する事も可能。アニメ第1期の中でも特に派手だったのは、「雷龍」という名前の巨大な龍の形をした雷で敵を一掃する攻撃魔法。ユエは複合魔法で色々なオリジナルの魔法を生み出しており、この雷龍もユエが作り出したオリジナルの魔法です。第1期の最終回ではコクテンキュウ(黒点球?)という技を使い、魔物をブラックホールのような球体に吸収。そのまま消し去ってしまいました。
第1位 南雲 ハジメ
第1位に選んだのは本作の主人公である南雲ハジメ!「流石主人公」と言わんばかりのチート能力が強みで第1位に選びました。錬成師であるハジメは色々なモノを作り出す事を得意とし、愛用している2丁拳銃の他にもガトリング砲やロケット弾、爆弾に刀などなど、なんでも作り出してしまいます。そして注目したのはその武器の殺傷能力の高さ。普通の銃であれば魔族相手に戦えるか微妙なところですが、ハジメのオリジナル兵器は特殊な鉱石などを使っているために殺傷能力が飛躍的に上がっています。また、ハジメ自身も奈落の底でモンスターを食べた事により、様々なモンスターの固有魔法も使えるようになっています。ちなみにクラスメイトの中では光輝が一番の武力を誇っていましたが、ハジメの足元にも及ばないほどでした。
「ありふれた職業で世界最強」強さランキングまとめ
ここまで「ありふれた職業で世界最強」の強さランキングを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?もし戦うとしたらハジメとユエはどちらが強いか微妙なところですが、そこは主人公補正という事で……第二期でも更なる強者の登場に期待です。