とくに目立った活躍はないと思われがちですが、そんなことはありません! 最初の頃のセレブリャコーフは行軍中に疲労の為落下してしまうほどの頼りなさでしたが、戦争を重ねていき、ターニャと共に前線で身を削るうちにどんどん成長していきます。そんな彼女の成長ぶりをご覧ください。
セレブリャコーフは上司への気遣いができる
行軍中にターニャの様子がいつもと違うことを察知したセレブリャコーフはターニャに何かありましたか、と話かけますが、ターニャはこれを一蹴、そんなことより集中しろとの一言をセレブリャコーフに投げました。もちろんこのような進言に気分の悪いターニャが耳を貸すはずもなく、ドスを効かされたセレブリャコーフは一目散に戦場へと向かいました。ですがこの進言は自部隊の損失を抑え、次の作戦に備えるという意味で、良き進言であったと思います。
セレブリャコーフはターニャが将校課程に推薦した
どのような理由にせよ、合理主義者であるターニャが部下であるセレブリャコーフを推薦したということは、直属の部下の中では優秀であるという証にもなると思います。また、このときに推薦してもらえたおかげもあり、この先はターニャの副官としての道を歩むことになります。
セレブリャコーフはターニャの副官に昇進
ターニャとの面識があり、また同性であったことも幸いし、見事にターニャの副官となりました。速やかな編成完了をするために準備を手伝ってもらえる人材をダース単位で用意していました。これには流石のターニャも
優秀すぎる副官も問題だな
と舌を巻きました。言われる前に行動できる人材はどこにいても貴重な存在ですよね。
セレブリャコーフはターニャの厳しい訓練にも女性で唯一生き残る
砲撃が来ることを直ぐに悟ったセレブリャコーフはスコップを持ち、ターニャの演説中にはもう掘り進めています。
ターニャの鬼畜ぶりに慣れていくうちにもうここで周りより一つ抜きに出ています。
セレブリャコーフのおかげでターニャは独立した行動ができる
第一中隊前へ出るぞ!
ターニャの後ろ姿を確認後、すかさず指揮権は自分だと悟り前線へと進軍させました。このあたりからセレブリャコーフの成長具合が目に見えて分かるようになりました。
セレブリャコーフは同僚への気遣いもできる
部隊内での行為の責任は全て部隊の指揮官にあるって将校課程で習わなかった?
傷心のグランツを励ます姿はもう過去の疲労から行軍で落下していたセレブリャコーフではありませんでした。さまざまな困難を乗り越え、肉体も精神も大きく飛躍しました。グランツはセレブリャコーフの言葉にとても救われたと思います。言葉足らずのターニャをフォローするのは戦地だけにとどまらないようです。
まとめ
最初から強いターニャと、徐々に成長していくセレブリャコーフというのはみていて面白いものがあります。ターニャにはメンタル面のケアができないので、心温かく仲間思いのセレブリャコーフが隊員のケアをすることで、いい状態を保てているのかもしれません。優秀な副官というのはなにも戦闘能力だけではなく、事務にメンタルのケアにと、隊長の手が追い付かないところに手を届かせることができる者のことをいうのかもしれません。