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キングダム

【キングダム】最強は誰だ?!純粋な強さで比較したランキングBEST10

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『キングダム』は春秋戦国時代を舞台にした原泰久先生による戦乱バトル漫画です。2006年から『週刊ヤングジャンプ』にて連載中で、2012年にアニメ第1期、2013年に第2期が放送されました。その後2020年に第3期、2022年に第4期が制作され、2024年からは待望のアニメ第5期が放送されています。漫画原作から派生して2010年にはPSP用ゲーム、2019年には実写映画も公開されるなど各媒体で展開される人気作品です。物語の舞台は春秋戦国時代の中国。戦争孤児である主人公の信(しん)と、後の秦王・嬴政(えいせい)が“大将軍”を目指して共に戦い、中華統一を成し遂げようとする物語となっています。史実をベースにしながらも、キャラクターの性格や各国の戦況は漫画として面白く脚色され、魅力的な武将たちが多数登場します。そんな『キングダム』の登場人物の中で「純粋な武力が一番強い」のは誰なのか?知略や統率力などを除いた純粋な“武”の力だけで比較し、最新のアニメ第5期までの内容を踏まえてトップ10をランキング形式で発表します。

(※本ランキングはアニメ第5期までの活躍と筆者の主観に基づいています)

第10位 羌瘣

 

第10位は飛信隊の副長を務める羌瘣(きょうかい)です。羌瘣は伝説の刺客一族「蚩尤(しゆう)」の出身で、舞うような剣技と特殊な呼吸法「巫舞(みぶ)」によって一瞬で敵を葬る驚異的な強さを持っています。小柄な女性ですが、その剣技は「人間離れしている」と称されるほどで、一振りで複数の敵を両断することさえ可能です。実際、初陣の頃から主人公・信以上の実力を発揮し、作中では“武神”龐煖(ほうけん)相手にも一太刀浴びせてみせました。ただし巫舞の代償として体力の消耗が激しく、使用後はしばらく動けなくなるという弱点があります。そのため持久戦には弱く、短期決戦では最強クラスでも長時間の戦いには不向きです。龐煖との戦いでも傷を負わせつつ限界を迎えてしまったように、瞬発力は極めて高いものの総合的な持久力に難があるため、第10位という順位に落ち着きました。

第9位 麃公

第9位は秦国の本能型大将軍、麃公(ひょうこう)です。麃公は主人公・信が初陣を飾った「蛇甘平原の戦い」で総大将を務め、老いてなお圧倒的な武勇を見せつけました。生涯戦場で生き抜いた叩き上げの武人であり、敵陣に真っ先に突撃する猛将として恐れられています。麃公の豪快な戦いぶりはまさに“戦場の鬼”そのもので、一振りで15人もの敵兵を薙ぎ倒す怪力を誇りました。魏国の大将・呉慶との一騎打ちでは勝利を収めており、その武力と闘争本能は折り紙付きです。さらに直感的な戦術眼を持ち合わせ、劣勢でも勘で戦況を覆す“本能型の権化”としても知られています。

合従軍編では、趙軍三大天・龐煖と対峙し壮絶な最期を遂げましたが、死の間際に龐煖の片腕を折りかけるほどの一撃を見舞っています。豪放磊落な人柄で味方からの信望も厚く、まさに豪傑と呼ぶに相応しい武将でした。現在は故人ではありますが、その純粋な武力の強さは若き信たちが目標とする存在として語り継がれています。

第8位 信

第8位には本作の主人公で飛信隊隊長のがランクインしました。下僕上がりから身一つで成り上がった信は、戦場を駆け巡る中で急速に武人として成長してきました。幼少期から培った怪力は年々磨かれ、現在では「怪物」と称されるほどの剛力を身に付けています。実際、これまでに累計数千人もの敵兵を斬り伏せ、多数の武将を討ち取ってきました。王騎将軍から受け継いだ矛を振るうその攻撃力は凄まじく、重装歩兵の密集隊形ですら一撃で崩壊させる破壊力を見せています。これまでに廉頗四天王・輪虎(りんこ)や魏火龍の霊凰(れいおう)将軍を討ち取り、最新のエピソードでは趙将・慶舎(けいしゃ)を自らの手で打ち破る大金星を挙げました。さらに合従軍編では龐煖との激突にも耐え抜き、一時はその頬に傷を刻むなど驚異的な胆力を発揮しています。

若さゆえ経験値では古参の将軍たちに劣るものの、純粋な武力では既に歴戦の猛者たちに匹敵する域に達しつつあります。物語が進むにつれ信の武力はさらに磨かれていくでしょうが、現時点では第8位という順位になりました。

第7位 騰

第7位は秦国の大将軍である騰(とう)です。かつて六大将軍・王騎(おうき)の副官を長年務め、「秦国最強の右腕」と呼ばれた名将です。王騎亡き後、その軍勢を引き継ぎ秦軍の柱石となりました。騰自身の武力も極めて高く、大柄な体躯から繰り出す剣撃は一撃で敵陣を突破する威力があります。実際、王騎将軍が龐煖に討たれた際には、瀕死の王騎を守るため騰が龐煖の強烈な一撃を受け止めてみせました

王騎もまた「騰の武の実力は自分と拮抗する」と評しており、その戦闘能力は六大将軍級に達すると考えられます。合従軍編では楚軍相手に大将軍として奮戦し、魏火龍編では自ら先陣に立って敵将を圧倒しました。老練かつ冷静沈着な性格で、無駄な戦いはせず勝利を確実に収める戦巧者ですが、一度刀を抜けば圧倒的な膂力で敵を薙ぎ払います。そのバランスの取れた武力と技量から「万能型の大将軍」と称され、武力ランキングでも第7位に位置付けました。

第6位 凱孟

第6位には魏国の大将軍凱孟(がいもう)が入ります。凱孟は魏の伝説的猛将「七火龍」の一人で、その巨体と豪放磊落な性格から“怒れる猛牛”の異名を取ります。過去に廉頗や王騎ら六大将軍とも渡り合った世代の武将で、かつて百人以上の武将の首を狩り取ったとも言われる修羅です。その純粋な腕力は作中屈指の怪物的なもので, 長大なポタオ(大薙刀)を軽々と振り回し、一太刀で複数の兵士を両断するほどの威力を誇ります。若き日の信も凱孟には歯が立たず、初対決では彼の一撃で吹き飛ばされ圧倒されました。凱孟の剛力は廉頗にも匹敵すると評されており、信との再戦時でも終始上回る戦いぶりを見せています。

ただし戦争に大義や夢を求めない純粋な戦闘狂であるため、王騎や廉頗といった大将達からは「戦う理由を欠く」として真剣に相手にされなかった面もあります。それでもその武力は間違いなく一流であり、まさに“大器晩成の怪力”を体現する存在として第6位にランクインしました。

第5位 廉頗

第5位は元・趙国三大天にして秦六大将軍とも互角に渡り合った名将、廉頗(れんぱ)です。廉頗は壮年期には王騎と並ぶ中華最強クラスの武人であり、智謀・武勇ともに卓越した伝説の大将軍です。現在は隠居同然ですが、それでもなお鬼神の如き膂力は健在で、若い武将では太刀打ちできない迫力を持っています。実際、三年前の三国間戦争(山陽編)では、老いてなお自軍を率いて奮戦し、秦の若手将軍たちを圧倒しました。廉頗自身の武力も凄まじく、全盛期には一振りで敵兵を数十人まとめてなぎ倒し、落石すら両断する剛力の持ち主です。その一撃の重さは、信曰く「龐煖の一太刀が小石に感じる」ほどだとも語られています。

信の発言には多少の誇張があるかもしれませんが、若き信が恐怖するほど廉頗の攻撃は桁外れだったということでしょう。それほどまでに強大な廉頗ですが、さすがに加齢による全盛期からの衰えは否めません。しかし、それでもなお王騎や凱孟と並び称される武の重量感は健在であり、作中でも屈指の猛者として第5位に位置付けました。

第4位 汗明

第4位は合従軍編に登場した楚国の大将軍、汗明(かんめい)です。楚軍総大将を務めた汗明は“巨人”の異名を取る堂々たる巨躯と怪力の持ち主で、その武力は当時「中華最強」と謳われたほど圧倒的でした。実際、秦・趙・魏など各国の将軍たちでさえ汗明の存在を恐れていた節があり、彼が戦場に立つだけで敵兵の士気が下がるほどです。汗明の一撃の破壊力は絶大で、振るう大矛で数百斤の巨岩を粉砕し、密集隊形の敵兵をまとめて薙ぎ倒す様はまさに人間離れした怪力でした。

合従軍編では秦の猛将・蒙武(もうぶ)と天下最強を懸けて激突。序盤は汗明が蒙武を圧倒し、その怪力で蒙武の手首をへし折る重傷を負わせます。しかし死闘の末に蒙武の闘志が上回り、最終的には渾身の一撃を頭部に受けて敗れ去りました。結果として蒙武に討たれはしましたが、汗明自身の武力がトップクラスであったことは間違いありません。まさに「怪物」と呼ぶに相応しい純粋な武の強さであり、第4位にランクインしました。

第3位 王騎

栄えある第3位は、秦国六大将軍最強の武人王騎(おうき)将軍です。王騎は“秦の怪鳥”の異名を取り、武力・知略ともに卓越した大将軍として知られていました。特筆すべきはその膂力と武芸のバランスの良さで、重さ数百斤の大矛を自在に振り回し、一撃で騎馬武者と馬ごと両断する豪腕を持っています。大将軍としての風格も相まって、王騎が一声発すれば味方兵士の士気は最高潮に達し、王騎が先陣を切れば味方軍は鬼神の如き勢いを見せるとまで言われました。その武力は同世代の廉頗にも勝るとも劣らず、物語序盤では“武神”龐煖とも互角以上に渡り合っています。趙軍との秦趙同盟戦(馬陽編)では龐煖と壮絶な一騎打ちを演じ、あと一歩のところまで追い詰めましたが、惜しくも李牧の奇襲により致命傷を負ってしまいました。李牧配下の放った矢による不意打ちが無ければ龐煖を討ち取っていた可能性も高く、実際に致命傷を負った後でなお龐煖を力で圧倒する凄まじい執念と体力を見せています。

残念ながら龐煖の手にかかり戦死しましたが、その最期もまた壮絶であり、死に際に放った渾身の一撃で龐煖に深い傷痕を残しました。「大将軍の意地」を体現したかのような王騎の武の強さは絶対的であり、未だ物語内で彼を凌駕する存在は限られます。以上の功績から王騎将軍を第3位としました。

第2位 蒙武

第2位は秦国随一の剛腕を誇る大将軍、蒙武(もうぶ)です。蒙武は「武力こそ全て」を信条とする純粋武闘派の将軍で、その腕力は秦国でも群を抜いています。王騎将軍からも「蒙武の真の力はまだ底知れぬ」と一目置かれていた存在であり、実際に合従軍編にてその真価を発揮しました。楚国の大将軍・汗明との天下無双決定戦では、互いに一歩も引かぬ死闘を展開。序盤こそ汗明の怪力に押され手首を粉砕される大ピンチに陥りましたが、自身の「重し」(息子・蒙恬の奮戦)を目の当たりにして奮起し、渾身の一撃で汗明の大矛を叩き折ります。その後、怒りに燃えた蒙武は片腕で汗明の頭蓋を叩き潰すという離れ業で勝利しました。この蒙武の勝利は合従軍全体の士気を崩壊させるほど衝撃的で、結果的に秦が合従軍を退ける大きな原動力となりました。

蒙武自身もこの激闘を経て“秦国最強の大将軍”としての地位を不動のものにし、以降は誰もが彼を王騎亡き後の秦最強の武将と認めるようになります。純粋な腕力において蒙武に敵う者はもはや龐煖くらいとまで言われており、それほどの武力を持つ蒙武を第2位に選出しました。

第1位 龐煖

そして栄えある第1位に輝いたのは、趙国三大天にして“武神”の異名を持つ最強の武人、龐煖(ほうけん)です。龐煖は自己の武を極めるため各地を放浪する「武の探求者(=武神)」であり、その戦闘能力はまさに人智を超えた化け物と言えます。長身で筋骨隆々たる肉体から繰り出される一撃は桁違いの破壊力を持ち、彼の振るう大刀によって両断できないものは無いとまで噂されています。実際、作中では龐煖一人が敵陣に突入し、並みいる将兵をなぎ倒して戦況を一変させる様が何度も描かれてきました。秦国六大将軍最強と謳われた王騎ですら、龐煖との直接対決では最後は重傷を負わされ絶命しています(※もっとも、この時は李牧の策による不意打ちが影響しましたが、それを差し引いても龐煖の武力が王騎に匹敵することは明らかでしょう)。

さらに龐煖は、かつて王騎の婚約者で六大将軍の一人だった“鬼姫”・熾烈(きょう)をも討ち取っており、劇中で彼に真っ向から勝利した者はまだ存在しません。合従軍編では秦の猛者・麃公を討ち取り、戦場の誰もが恐怖する“絶対的な武”を見せつけました。現時点で龐煖を倒し得る可能性があるのは信をはじめとした若き世代の将軍たちだけですが、それもまだ先の話と言えます。以上のように、純粋な武力の点で現状作中最強と断言できる龐煖が第1位の座にふさわしいでしょう。

最強は誰だ?!純粋な強さで比較したランキングBEST10まとめ

キングダムアニメ信と政

以上、『キングダム』の純粋な武力に焦点を当てた最強ランキングBEST10をお届けしました。アニメ第5期までの最新情報に基づき、独断と偏見で順位付けを行いましたが、いかがだったでしょうか?やはり歴戦の大将軍たちが上位を占める結果となりました。しかし物語が進めば、主人公の信をはじめとする若き将軍たちがこの順位を塗り替えていく可能性も大いにあります。本ランキングはあくまで現時点での参考程度にお楽しみください。また、今回取り上げたのは「純粋な武の力」に限定した強さでしたが、知略や統率力なども含めた総合力で考えれば李牧や昌平君といった智将たちも最強候補に浮上してくるでしょう。今後の『キングダム』の展開次第で、最強の座が誰の手に渡るのかますます目が離せませんね!

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