2021年1 月から放送される二期の「五等分の花嫁∬」をより楽しむためには、一期で登場した魅了的なキャラクターについて事前に知っておく必要があります。一期のほのぼのとしたストーリ進行とは打って変わって二期では風太郎をめぐって五つ子達の熱い心理戦や、五つ子達の本当の父親の登場など、これまでにない濃度の濃い展開が滝のように押し寄しよせてくるシーズンとなります。さらに、二期での新たな登場人物の他、風太の父親上杉勇也と五つ子達の父親(義理の父)マルオとの関係など、これまで登場したキャラクター達の隠された謎なども明らかになり、一期とは比べ物にならない程の複雑なシーズンになるので、二期を観る前に、この記事でどのようなキャラクターが登場するのか?またそのキャラクターのどのような一面が作中で明らかになるのか?事前にインプットしてしまいましょう!!尚、女性キャラクターに関しては別記事の「【五等分の花嫁】に登場する可愛いキャラクターをランキング形式で紹介!!」で紹介しているので割愛させていただきます。女性キャラクターが気になる方は是非そちらの記事も覗いてみてください!!
上杉風太郎
本作主人公の男子高校生です。成績は常に学年トップの超ガリ勉です。一期では父親勇也の見つけてきた家庭教師バイトを受け持ち、成績不良の五つ子達に勉強を教える事となりました。初めは借金の返済の為だけに五つ子達に勉強を教えていましたが、五つ子達と行動を共にするにつれて、彼女らをただの生徒としてではなく共に歩むパートナーとして受け止めるようになりました。
まさかの二位転落
成績は学年トップであるというのが一つのアイデンティティであった風太郎ですが、五つ子達の指導に熱を入れすぎるあまり成績を落としてしまい学年二位になってしまいました。そのことがきっかけで風太郎は家庭教師としての実力不足を実感、自らの力不足を理由に家庭教師を退任することを決断してしまいます。しかし、五つ子達が父親の元を離れ「家出」と称してアパートに移り住むという強行手段をとることで、風太郎に教えを乞いたいと言う姿勢を示した五つ子達に心打たれ、家庭教師を継続することになりました。
五つ子達からの好意に対応を迷う
一期では風太郎が五つ子達に勉強をさせようと追いかけまわすといった展開が目立ちましたが、二期では立場が逆転し、五つ子達が風太郎への好意に気づき、それぞれが駆け引きをしながら風太郎にアプローチをかけるといった展開になります。当然鈍感な風太郎であっても途中から五つ子達の自身に対する好意に気づき、五つ子達の中から誰を選ぶのか苦労することになります。
上杉勇也
一期では借金を作って風太郎やらいはに迷惑をかけているものの、先立った妻に代わり風太郎とらいはを男手一つで育てているワイルドで優しいお父さんという感じでした。二期でも大きくはそのイメージが崩れる事はないのですが、一期では語られることのなかった五つ子達の義理の父親マルオとの関係が明かされるなど、これまで以上にピックアップされているキャラとなっています。
明かされるマルオとの関係
上杉勇也と五つ子達の義理の父親マルオはかつて、五つ子達の母親の生徒であった事が明かされます。上杉勇也曰く「俺はバリバリのアウトローあいつ(マルオ)は不動の学年トップで生徒会長」だったそうです。高校時代はお互い性格が全く逆ということもあって馬が合わないようでしたが、この2人をうまくつなぎとめていたのは五つ子達の母親である零奈だったようです。まあともかく、これで勇也がここまでの好条件のアルバイトを風太郎に紹介することができた謎が解けましたね。上杉勇也とマルオは今でも馬が合わないようですが、事あるごとに顔合わせ接触しているので、心の底から互いを嫌っているというわけではないようです。
マルオ
上記で記述したように、マルオと上杉勇也はかつて五つ子達の母親玲奈の下で学んでいた同級生だったようです。その後マルオは優秀な成績のまま卒業し医師として働くことになり、その際に自分の恩師である玲奈を受け持ったようですが、治療の甲斐無く玲奈は亡くなってしまいました。その後は彼女の残した五つ子達を養子として迎い入れ現在に至るようです。
不器用だが優しいお父さんだった!!
一期では風太郎の前に立ちはだかるラスボスのような立ち位置でしたが、二期では新たなラスボスポジションとして、五つ子達の本来の父親である無堂の登場によって、従来とは大きくイメージが異なる感情表現が無愛想だが五つ子達のことをしっかりと考えているお父さんといった感じになっています。
でも見た目が怖い!!
ただ一つだけ欠点があるとすれば、ただただ見た目が怖い事でしょうか。一見すると娘達に何の愛情を持っていない冷めた父親に見えますが、本当は娘達の事を想いながらも、まっすぐ向き合う事のできない不器用なだけの優しいお父さんだったのです。作中を通して特段五つ子達とスキンシップをとるようになるわけではありませんが、誤解がとけた事で、一気に親しく感じるようになった読者も多いのではないのでしょうか?
五つ子達のおじいちゃん
二期では玲奈の父親であり、五つ子達からしてみれば祖父にあたる人物も登場しています。名前等詳細な情報は語られる事はありませんでしたが、全員同じ格好している五つ子達を間違えることなく見分けることができるという孫への愛が強すぎるおじいちゃんとなっています。五つ子達を見分けることに苦労していた風太郎に見分け方を教えるなど作中でも重要なキーパーソンとして登場しています。
風太郎結婚時には他界している
作中でもかなり歳をとっているように見えましたが、やはり風太郎と花嫁が結婚するときにはもう他界してしまっているようです。作中で風太郎と五つ子達と集まって撮った写真が残っており、結婚式が始まる前にその写真を見て五つ子達が懐かしむといったシーンも描かれています。
無堂
二期で登場する新たなラスボスポジションのキャラクターです。五つ子達の本来の父親で、生まれてくる時に五つ子であるということに気づいた瞬間、どこかに姿をくらましてしまっていた人物です。作中の後半で突如として五月の前に現れ、母親のようになりたいという五月の夢を否定し、自らの元へ五つ子達揃って戻ってくるように促しました。
零奈の教え子達の力もあって撃退
強力な敵として五つ子達や風太郎の前に立ちはだかっていた無堂ですが、零奈の教え子である勇也やマルオの力もあって、無事に撃退することに成功しました。
前田
一期では一花に告白をしようとするも、三玖と風太郎に阻止されてしまった可哀想なキャラとして登場しています。一期では可哀想なキャラクターでしたが、二期ではクラス替えで風太郎や五つ子達と同じクラスに所属し、風太郎と行動を一緒にするようになります。これまでのちょっと怖いけどなんか性格の良さそうな感じのちょい役から一気に出世し半分レギュラーメンバーのような形で風太郎と関わっています。
武田祐輔
二期から登場する新キャラクターです。風太郎の通っている高校では常に学年一位の風太郎の下二位として甘んじていました。風太郎の事を激しくライバル視していたようですが、風太郎からは全く意識されていなかったという可哀想なキャラクターでもあります。爽やかで成績優秀という事もあり、周りの女子生徒からの人気も高いようです。
風太郎の強力なライバル
風太郎の学力低下を背景に風太郎との家庭教師の座を巡って全国統一模試の順位を争う事となります。結果は風太郎の勝利でしたが、その勝負の後も同クラスであるという事もあり、風太郎と前田と共に行動しているシーンが多々あります。
江端
マルオに仕える秘書です。一期では登場回があるかどうかも怪しい影の薄いキャラでしたが、二期ではそこそこの役割をもらっています。風太郎が家庭教師を退任しようとしていた際には、「阿多部丸尾」という偽名で家庭教師になりすまして、風太郎を連れ戻そうとしていた五つ子達に協力をしました。父親の秘書という立場でありながらも、五つ子達のために奔走する姿は見ていてグッときた人も多いのではないのでしょうか?
パン屋の店長
風太郎が掛け持ちしているパン屋の店長です。名前等は明らかになっていませんが、作中では風太郎に加えて二乃が同じパン屋に入ってからは頼れる上司として活躍する場面が多くなりました。かなり怖そうな見た目をしていますが、風太郎や五つ子達には優しく接しており、風太郎と五つ子達が頼りやすい数少ない大人の一人でもあります。三玖の働いているパン屋を糞パン屋と称すなどややブラックな一面も見られるようです。
芸能プロダクションの社長
一花の所属する芸能プロダクションの社長です。一期の初めでは一花に関わる怪しいおじさんといった感じのキャラでしたが、二期では一花の才能を信じ続ける頼れる社長という感じになっています。一人娘の菊も登場するなど、キャラクターとしての情報も更に付加されており魅力的なキャラクターになっています。
【五等分の花嫁∬】登場人物である男性キャラクターを一挙紹介まとめ
いかがでしたか?今回のアニメ二期「五等分の花嫁∬」ではこれまでのほのぼの展開とは打って変わって濃度の濃い物語進行になっています。一期の可愛いキャラクター達と風太郎の距離が徐々に近づいていくストーリも面白かったのですが、二期でのややシリアスなストーリーも面白そうですよね。まさに、一期で組み立てられたキャラクター達が二期で一気に動き出したという感じでしょうか?女性キャラクターだけでなく、男性キャラクターも個性豊かなキャラクター達が登場するので是非抑えておきたいですよね!!人は石垣という言葉にもあるように、アニメに登場するキャラクター一人一人がそのアニメを理解する上で必要不可欠な要素ですのでしっかり確認しておきましょう!!