2020年10月より放送が開始される『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』。最近は長いタイトルの作品が増えていますがその中でも特に作品名が長くなっています(笑)今回は「ラスダン」と省略されている本作品のあらすじをご紹介!基本的には作品名通りの物語なのですが、物語を最初から順に紹介していきます。
目次
最果ての地にある村からアザミ王国へやってきたロイド
主人公のロイドは「コンロン村」というアザミ王国の遥か北部からやってきました。わざわざ最果ての地にあるコンロン村からアザミ王国へやってきた理由は「軍人に憧れていたから!」。ロイドが軍人について知ったのは小説がきっかけで、その小説に出てくる気高く強い軍人がロイドの憧れとなっているようです。ちなみにロイドは「自称体力がない非力な男」なのですが、一般人の場合はコンロン村からアザミ王国に来るまで汽車や馬車を上手く乗り継いでも一週間近くかかる道のりを、ロイドは自分の足だけで走って6日間でアザミ王国までやってきています。(道中馬車や汽車と同じかそれ以上のスピードで走っている)
イーストサイドの魔女「マリー」とロイドの出会い
ロイドはコンロン村を出る際に村長のアルカから「イーストサイドの魔女」を尋ねて世話になる様にと言われていました。ロイドは言われたとおり魔女の家を訪れ、そこに住まう態度の大きい自称魔女にお世話になりますと挨拶をするのですが答えはON!寝泊まりしたいなら宿屋へ行けと門前払いされてしまいます。常識も分かっていない田舎者のロイドを説教しながらどこの村から来たのか聞くマリー。しかしロイドの口からコンロン村の名前が出ると様子が一変し顔は真っ青に。さらに村長の名前がアルカだと聞くと汗をダラダラと流し、アルカが現れると土下座して床に這いつくばってしまいました。
マリーは昔アルカに弟子入りしていた
アルカがロイドの宿泊先にマリーの家を紹介したことから分かるように、アルカとマリーはもともと知り合いでした。知り合いと言うか師匠と弟子の関係で、マリーはアルカの元で何年も解呪の古代ルーン文字(古代の叡知)を習得するため修行していたのですが……どうやらその修行と言うのがかなり過酷だったようで、今ではすっかりアルカはマリーのトラウマとなっています。
ロイドとセレンの出会い
幼少の頃「呪いのベルト」により頭と顔にベルトが巻き付いてしまった少女セレン。「貴女自信が呪いに打ち勝つ相応の力を身に付けなさい」僧侶に言われたその言葉を胸に彼女は日々鍛錬し、自分の呪いを解くべく「強さ」を求めてアザミ王国の軍人になるために街へやってきていました。そんな彼女の呪いをロイドが「うっかり」顔を拭いただけで解いてしまい、セレンは何年も苦しめられた呪いのベルトから解放される事になります。
その後のセレンはロイドのストーカーに変貌……
呪いのベルトから解放された日、セレンはすぐにそれがロイドのおかげだと気づきます。そしてその瞬間から始まるセレンのストーカーと言っても過言ではないロイドへの重すぎる愛……隙あらばロイドと接触しようとしたり、あわよくば結婚式を挙げようとしたり暴走しっぱなしになってしまいます。序盤のシリアスな感じで目つきの鋭いセレンはほぼ登場する事が無くなってしまうので、そちらが好きな方は物語序盤から絶対に目を離さないでください(笑)
アザミ王都士官学校試験へ
ベルト姫との一件から数日が過ぎ、ついに訪れた士官学校の試験。ある程度の場数を踏みロイドのただならぬ気配に気付く者、気付かず弱そうな外見を笑う者。様々な人たちがいましたがロイドは武術試験で目標を木っ端微塵に。面接では天候を操る特技を見せ、筆記試験では一般人では扱えないルーン文字で回答し無事…………不合格となってしまいました。と言うのも武術試験ではロイドの攻撃が速過ぎて試験官の目で追えず、面接では天候を変えると言っても信用してもらえず、筆記試験ではルーン文字を落書きと勘違いされ評価されず。結果、実力はずば抜けているのに試験官の実力が無く不合格となったのでした。
マリーの正体と初めての魔王退治
イーストサイドの魔女として生活していたマリーですが、その正体はアザミ王国の王女マリアだったのでした。王国の王女がなぜ身を隠して生活していたのかと言うと、父である国王が何者かに操られ理性を失ってしまった際に国王から逃げるように言われたからでした。その後マリーは国王を助ける為にアルカの元で「解呪のルーン」を学び、ついに操られる国王と対峙します。
国王を操っていたのが魔王だった事で事態は一変!?
人同士の争いにコンロン村の力を貸す事は出来ない。しかし特例として「魔王とか厄災なら手伝える」とアルカに言われていたマリー。国王が何者に操られているのか分からない内はロイドを遠ざけて自分たちだけで解決しようとしていたのですが、相手が「魔王アバドン」と名乗った事で事態は一変。コンロン村の力を借りる事が可能となりロイドに助けを求めるとロイドはあっという間に拭き掃除と同じやり方で呪いを解呪し国王を解放するのでした。
大陸学生魔術大会
士官学校・魔術学校・農業学校などなど……大陸中のどの学校でも参加できる魔術大会。その大会が今回アザミ王国で開かれる事になりコリンは頭を抱えていました。そこへ追い打ちをかけるようにやってきたのがロクジョウ魔術学園の理事長とキノン姉妹です。理事長であるロールはアザミ王国のリホと何やら因縁がある様子でひと悶着。そして争いはそのまま魔術大会決勝に……伝説の政権とプライドをかけた戦いが始まります。
魔術大会後もあちらこちらでバトルが勃発
魔術大会も終わり一段落……と思ったのもつかの間、ロールは死霊術を使って再び伝説の聖剣を奪おうと企みます。町中にあふれる死霊術で操られた50人ほどの人々、そしてロイドとフィロの規格外の腕相撲対決。さらに動き出す村長のアルカ。町中のあちこちでバトルが繰り広げられることになります。
「ラスダン」あらすじまとめ
ここまで「ラスダン」のあらすじをざっくりと紹介してきましたがいかがだったでしょうか?アニメではこの先のトレント戦までいくか微妙なところですが、今回はその手前の魔術大会までを紹介しました。個人的にも好きな作品なのでぜひ視聴していただきたいです!