魔人族と3000年以上に渡り戦いを続けてきた女神族。「女神族」という名前を見ると「正義の味方」や「聖なる存在」といったイメージが強いですが、七つの大罪に登場する女神族は一概に正義の味方とは言えません。世界を滅ぼそうとしている魔人族には敵対しているものの、人間の味方とも言い切れない存在。それが七つの大罪に登場する「女神族」です。今回はそんな一癖も二癖もある女神族について紹介していきます!
目次
女神族のTOP!女神族を束ねる最高神!
まず最初に紹介するのは女神族の最高神!残念ながら名前や顔は登場していませんが、四大天使に「恩寵」という特殊な力を与えたりあきらかに女神族のTOPと言って間違いないでしょう。エリザベスの母親でもあり、魔人族を助けたエリザベスに罰として呪いをかけた張本人。女神族はランクが上がるほど羽根の枚数が増える傾向にありますが、最高神はなんと背中には16枚の羽根を持っています。
ヒロインは女神族!?エリザベスの正体!
本作のメインヒロインであり物語の序盤からメリオダスと行動を共にしていたエリザベス。けが人を癒す魔法を使えたりしていたので後々キーマンとなる事は皆さん感じていたと思いますが、その正体は女神族……しかも最高神の娘という立場でした。見ての通り羽根の枚数も4枚あり、実力に応じて羽が増えるのであれば四大天使と同等の実力を持っている事が伺えます。
女神族の仲間を束ねる四大天使リュドシエル
四大天使の中でもリーダー的存在なのがこのリュドシエル。基本的に目を閉じていていつも余裕がある雰囲気を醸し出し、見た目的にも温和な優しい雰囲気が漂っています。しかしその性格は女神族の中でも1.2を争うほど冷徹なもの。特に魔人族に対して憎悪のようなものが強く、魔人族を根絶やしにするためにならどんな手段でも使って滅ぼそうとする性格をしています。
マーガレットの身体を乗っ取るリュドシエル
「ギルダーツを取り戻す為ならどんな事にも耐える」そう願うマーガレットに対し、リュドシエルはその約束を果たす代わりにマーガレットの身体を借りて戦場へと向かいました。わざわざ身体を借りた理由は「まだ自らの身体が再構築されきっていないから」その為に依り代となる身体が必要だったのです。しかし四大天使レベルの力を持つリュドシエルが恩寵を使い続ければ人間の身体が滅ぶのは必至。リュドシエルの性格的にも人間との約束を守るのかというと……
物語のキーマン!女神族マエルは意外な人物!
現在の四大天使でリーダー的存在はリュドシエルですが、実力で言うとその弟であるマエルの方が上と言われる程でした。マエルは過去の存在で魔人族に殺されてしまったとされており、それがリュドシエルの魔人族(特に十戒)へ対する怒りでもあります。しかし実際マエルは生存中。ゴウセルの策略により本人を含む全ての存在の記憶を操りマエルは「エスタロッサ」という十戒の1人として認識させられていました。
復活したマエルは圧倒的な力でゼルドリスと対峙!
エスタロッサから記憶も全て取り戻し正真正銘のマエルへと戻ると十戒のリーダーでもあるゼルドリスと対峙します。マエルの使う恩寵は太陽。「太陽」と言えば七つの大罪のエスカノールを思い出すと思いますが、能力もそれと同じく正午に近づけば近づく程増していくものでした。
まさに女神族!?見た目は超絶美女の四大天使サリエル
ここにきてエリザベスに続きヒロイン級の可愛さと抜群のスタイルを持つまさに美天使が登場!もうすぐにでもレギュラー入りしてもらいたいくらいですが、彼女もまた四大天使の1人。実はこの身体は病気で死んでしまいそうになっていたソラシドという少女のものであり、病気を治す代わりに借りているものでした。それがサリエルの魔力で急速に成長し、このような姿になっています。
女神族サリエルの正体はキングのような子供っぽい姿
では実際のサリエルはどのような見た目をしているのかというと、キングと同じくらいの年齢に見えます。見た目は少年ですが子供なので性別は男性とも女性ともとれる感じに……リュドシエルがマーガレットの身体を依り代にしていた事を考えると、男性が女性の身体を依り代にする事も普通にありそうです。実力は言うまでもなく女神族TOPクラス。約束通りソラシドの身体を返すなど義理堅い一面も持っています。
まるで魔人族!?見た目は怖い四大天使タルミエル
初めて見た時「こいつは魔人族でしょ?」と思った方も多いのではないでしょうか(笑)明らかに禍々しい雰囲気で複数の頭を持つタルミエル。どこからどう見ても良いやつには見えませんね。しかし仲間の事になると情に厚いところがあり、マエルとの戦いではその優しさがアダとなり仲間と共に窮地へ追いやられる事に……
最初に登場した女神族。ネロバスタ
いろいろな意味で「おおきい」女神族の神兵長ネロバスタ。見ての通りスタイル抜群の美女です。デンゼルが十戒と戦うための切り札として自らの命を犠牲にして召還したとっておきの存在……になる予定でしたが、見事な噛ませ犬っぷりでデリエリにより瞬殺。あえなく戦線から離脱してしまいました。
女神族からの亡命者?ジェンナ&ザネリ
ドルイドの長として暮らしている2人ですが、メリオダスにツッコミをいれられているように正体は女神族でした。色々と女神族のやり方に懐疑心を持ち始め亡命した2人。元気が有り余っている程活発なのがジェンナ(画像左)で物静かな方(画像右)がザネリになります。ちなみにジェンナは七つの大罪を気に入っているだけですが、ザネリはメリオダスに特別な感情を抱いている模様……
七つの大罪に登場する女神族まとめ
ここまで女神族について紹介してきましたが、良い女神族もいれば悪い女神族もいる。人間の味方と言うよりは単に魔人族と敵対している存在という感じでした。もちろん心優しい女神族もいますが、魔人族も十戒レベルになると色々な考え方が出てきているので一概にどちら側だけが悪いと言えるものでもないようです。
出典