週刊少年マガジンで連載されている原作もいよいよクライマックスが近づいて来た七つの大罪。2019年秋より放送されるアニメ版「七つの大罪 神々の逆鱗」においても、メリオダスたちと十戒の激しい戦いが本格的に始まろうとしています。そこで今回はメリオダスたち七つの大罪ではなく、敵である十戒にスポットライトを当てどのようなキャラクターが揃っているのかをご紹介!外見から中身まで詳しく分析していきます。
ゼルドリス
十戒のメンバーには兄であるエスタロッサもいますが十戒のリーダーであり、メリオダスの弟でもあるゼルドリス。見た目もメリオダスに似ていますが、その実力は十戒の中でもTOPクラスです。強さを測る闘級は61000。能力の振り分け的にも武力に重きを置いており、剣技は神速とまで称されています。メリオダスが十戒を裏切った事で恋人を含める吸血鬼一族を処刑しなければならなくなり、その事も相まってメリオダスを深く憎んでいます。
エスタロッサ
メリオダスの弟であり、ゼルドリスの兄【という事になっている】三兄弟の次男エスタロッサ。自由気ままな性格で何を考えているのか分からないのが特徴。外見はメリオダスの手配書とそっくりな顔をしており、普通にしていればイケメン。もしメリオダスが歳をとっていたらこんな顔だったのかも……?闘級は60000とゼルドリスには少し及びませんが、戒言を2つ取り込み暴走状態になった時は88000まで闘級が上がりました。
意外な正体?エスタロッサの本当の姿とは……
十戒の1人として敵味方だけでなく魔神王からも認識されていたエスタロッサ。ですが突如エスタロッサの背中に現れた女神族の翼。その姿を見て困惑するキングたちでしたがゴウセルだけはすべてを知っているような雰囲気で「あれが彼の本来の姿…」と呟きます。実はこの世にエスタロッサという魔人は存在しておらず、ゴウセルの手によって天使族のマエルをエスタロッサだと周りの者と本人に誤認させていたのでした。
モンスピート
トリックスターという魔力の持ち主だけあって掴みどころのないところが持ち味のモンスピート。闘級こそ53000とゼルドリス達には及びませんが、頭の回転の速さでその差を補うほど知将といったイメージでエスタロッサとの戦いではあと一歩まで追い詰めるほど。過去にデリエリの姉から好意を寄せられていた事もあってか、基本的にデリエリと2人で行動する事が多く、彼女の独特な喋り方も理解できています。
とにかくデリエリと仲のいいモンスピート
七つの大罪には色々なカップルが登場しますが、モンスピートとデリエリもかなりお似合いの2人。ちなみに気になる歳の差ですが、モンスピートが415歳、デリエリが377歳となっています。歳の差38歳……人間で言うと凄い差ですが平均寿命が1000歳の魔人族にとっては些細な差ですね(笑)ですが外見はどう見てもおじ様とお嬢さん。髪を切ってあげるなどデリエリに対してのモンスピートの態度もどこか娘と接している様な感じに見えます。
デリエリ
「ケツから言って」が口癖のデリエリ。口が悪く初登場時は髪もボサボサで女っ気がほとんど無いキャラクターでしたが、外見は言うまでもなく作中TOPレベルの美人。モンスピートとの相性はばっちりでまさにお似合いの2人です。等級は52000で使う魔力は「コンボスター」。技の名前通り、コンボを繋げる(対象に連続で打撃を与える)事で与えるダメージがどんどん増していく技になっています。
髪の短いデリエリも可愛い!
初登場時はかなり長いぼさぼさした髪のデリエリでしたが物語が進むにつれて髪も短くイメージチェンジ。髪の長いデリエリも可愛かったですが、もともと男っぽい性格をしている事もありボーイッシュな髪形もばっちり似合っています。ちなみに先ほども紹介したとおり、この後モンスピートによってさらに髪形はショートカットになります。好みは人それぞれと思いますが、個人的にはこの頃のデリエリが最高に可愛いと思います(笑)
グロキシニア
見た目は女性っぽくも見えますが性別は立派な男性の初代妖精王グロキシニア。七つの大罪のキングの超大先輩にあたる妖精王で、その年齢は見た目に反しなんと1400歳前後。人間の裏切りにより妹や同胞を害され人間に敵対し、気づけば魔人族側についていました。しかしキングとディアンヌの成長を見ていて自分の間違いに気づき、後にドロールと共に十戒を脱退します。闘級は50000で武力0に対し魔力は47000と完全に魔力重視の戦い方。キング同様に霊槍バスキアスを変形させ攻撃に使います。
ドロール
大地の神とまで言われる伝説の巨人族ドロール。同じ巨人族のディアンヌ達と違い、肌の色は灰色と緑色を混ぜたような色で腕は4本生えています。闘級は54000とかなりの実力の持ち主ですが、巨人族に伝わる舞を踊ると更に闘級を上げる事が可能です。過去にはメリオダスと共に戦っていた事もあり、よく行動を共にするグロキシニアと同様に魔神族ではありません。
ゴウセル
名前のゴウセルを見ての通り、七つの大罪のゴウセルと同じ名前で「七つの大罪のゴウセル」作った張本人。闘級などは明らかにされていませんが、魔神王までもが警戒して幽閉されてしまう程の存在です。その他にもマーリンの獅子用として魔術を教えていたり、メラスキュラを操って脱獄したり、記憶を奪ってマエルをエスタロッサに仕立て上げるなど様々な面で七つの大罪側・魔神族側と関わりを持っています。もしかしたら一番のキーマンだったのかもしれません。
ゴウセルと言えばやっぱりこっちのイメージが強い?
十戒のゴウセルと聞いてもほとんどの人が最初に思い浮かべるのはこちらのゴウセルではないでしょうか。このゴウセルはご存知の通り人間ではなく人形であり、幽閉されていた「十戒のゴウセル」の代わりとして外の世界へ送り出されています。そして2人の別れ際、十戒のゴウセルは七つの大罪のゴウセルに魔法の心臓を渡し、ゴウセルは人間と同じく感情が豊かに。ですがその後現れたゴウセルは無表情。その理由は亡くなってしまったリオネス王国王女ナージャの死が関係していたのでした……
メラスキュラ
画像の通りお酒が大好きな女性メラスキュラ。可愛らしい見た目をしていますが、正体は巨大な毒蛇だったりします。闘級は34000と十戒の中ではかなり低い部類。しかし死者を蘇生させて操るなど特殊な魔力の持ち主でもあります。ガランと行動を共にする事が多く、しょっちゅう暴走するガランを冷静な判断で諌めたりする事も。もともとは魔戒で瘴気を浴び続けた事によりここまで強くなったのですが、最後はエリザベスに瘴気を抜かれ毒蛇に戻された後マーリンに捕獲されました。
ガラン
十戒が登場して真っ先に張り切って突っ走って七つの大罪の元へ現れたガラン。口調が爺さんっぽく年齢は991歳とかなりの高齢でまもなく魔人の平均寿命である1000歳に到達します。普段の闘級は27000と十戒の中では最低ランクですが、限界突破を使った際には40000まで上がるようです。しかし最初の調子にのって真っ先に飛び出し・常に上から目線での対応などなど……序盤からやられキャラ感満載で、案の定最後はエスカノールとの戦いから逃げ出そうとして自らの戒禁で石化してしまいました。
グレイロード
不気味さで言えば十戒NO.1といっても過言ではないグレイロード。身体には無数の下位魔人である灰色の仮面をつけています。これはグレイロード自身が下位魔人から突然変異で生まれた事が関係している模様。等級は39000と十戒の中では少し物足りないレベル。ただ、それ以上にグレイロードが可愛そうなのは存在感の無さ。原作をしっかり読んでいた人でもグレイロードが最後どうなったか忘れている人も多いと思います(笑)ちなみに最後はマーリンに捕獲されるという地味な結果に……
七つの大罪 十戒まとめ
ここまで十戒について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?様々なキャラクターが揃っている十戒ですがツーマンセルで行動する事が多く、個人的にモンスピートとデリエリのコンビがダントツで好きだったりします(笑)みなさんはどのキャラクターが気になったでしょうか?
出典