大人気アニメ「とある魔術の禁書目録」。 魔術と科学が交差する、学園都市を舞台としたSFアニメです。どのシリーズもかなり人気でしたが、2019年の夏から新シリーズ「とある科学の一方通行」が放送されることになっています。こちらのシリーズは「とある」シリーズの中でも特に人気のあるキャラクター、「一方通行(アクセラレータ)」が主人公となって物語が展開していきます。こちらの記事ではアニメ第2期に登場した、木原数多(きはらあまた)について紹介します!いったいどんなキャラクターなのでしょうか。
木原数多のプロフィールについて解説!
彼は都市の暗部組織「猟犬部隊」のリーダーをつとめていて、木原一族の1人です。また学園都市の科学者でもあります。
顔の左半分に刺青があるのが特徴であり、両手にマイクロマニピュレータを装備しています。かなり残虐な性格として知られていて、部下を兵器で使い捨てにし、ためらいなく人も殺してしまうのです。ちなみにこの殺意に敵意はないため、ヴェントの「天罰術式」も効きません。しかしその一方でかなり優秀な科学者でもあるため、かつて一方通行の能力の開発に携わっていたこともありました。
一方通行を熟知している
木原はかなりの実力者でもあり、肉体を使って高精度で強力な衝撃を与えることにより、敵に攻撃をすることができます。さらに一方通行の能力開発に携わっていただけあって、彼の能力や思考パターンについても熟知しているのです。そのため一方通行の技を逆手に取り、うまくかわしながらダメージを与えることが可能です。一方通行がベクトルの向きを変えてもすぐに対応したりなど、頭の回転も早いようです。ちなみにこれは一方通行と戦うときの方法であるため、一方通行が能力を使えない状態であれば自分の戦法の意味もなくなってしまうというのが弱点です。さらに木原意外の人物がこの戦法を使おうとすると、腕が潰れてしまうなど何らかの身体的ダメージを負うことになってしまいます。
一方通行を追い詰めるが……
学園都市最強の能力者である一方通行を追い詰めた木原でしたが、途中インデックスが現れたときについ気を取られてしまい、そのすきに彼に逃げられてしまいました。しかしその後、打ち止めを取り返しに来た一方通行と再び戦うことになります。部下が死んでも気にせずにまたもや一方通行に攻撃を仕掛けましたが、電極の停止により能力が使えなくなった一方通行に逆に追い詰められるという結果になってしまいます。その結果、一方通行に発現した「黒い翼」により死んでしまいました。
視聴者に強烈な印象を残した木原数多
そんな木原数多は、アニメ版でも2期にわずか4話ぶん出演したのみの登場でした。その後の登場もありませんが、他の木原一族のメンバーから彼の話が出ることはあります。そう多くない登場期間だったのですが、2期のなかでもトップクラスのネタキャラ(?)として扱われていて、視聴者に強烈なインパクトを与えました。ちなみに木原数多の声を担当している声優さんは、あの大人気ベテラン声優さんの藤原啓治さんです。熱演も相まってより愛されることになったのでした。
木原数多に関するまとめ!
以上が、「とある」シリーズアニメ2期に登場した、木原数多についての紹介でした!一方通行の能力開発に携わっていたかなりの実力者であり、最強の能力者の一方通行を追い詰めることができるほど頭の回転も早いわけですが、一方通行の能力が使える状態でないと役立たない戦法というところが痛手ですよね。彼は結局一方通行に遠くに投げ飛ばされてしまい、少なくとも生きてはいないだろうという状態ではあります。しかし個性の強いキャラクターがたくさん登場する「とある」シリーズの中でも、わずかな登場回数で強烈なインパクトを残すってすごいですよね。アニメ新シリーズの放送も楽しみです!