大人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」。2017年8月22日に外伝作品であるスマートフォンアプリ向けゲーム「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」が配信されるようになりました。2019年1月7日からはPCブラウザ版がDMMGAMESで事前登録受付を開始しました。原作であるアニメが人気だったこともあり、こちらのアプリもかなり好評です。こちらの記事ではこの「マギアレコード」の世界の詳しい設定について紹介していきます!今年はこの「マギアレコード」の方もアニメ化するということで、かなり期待が集まっています。以前放送されたアニメとも世界観がつながるところがあるため、ファンにとっては嬉しいですよね。
目次
まどマギ外伝マギアレコードの簡単あらすじ紹介
舞台は新興都市、神浜市です。奇妙な力に導かれて集った魔法少女たち。少女たちの出会いがまた、新たな物語を紡ぎ始めます。この街は魔法少女がそのままの姿であり続けることができる場所でした。彼女たちは、魔女から新たな力を引き出して戦っていたのです。そんななか、環いろはは、姿を消した妹「うい」を追ってこの町にやって来ました。魔法少女たちと一緒に、いろははういの手がかりを探しはじめます。やがて見滝原の魔法少女である暁美ほむらも、この神浜市にたどり着きました。「この街の謎が分かれば、鹿目さんを救えるかも知れない…」ふたつの町の魔法少女が交差して、もう一つの希望が生まれます。
マギアレコードの設定①世界観の詳細
舞台は架空の新興都市・神浜市です。9つの区から成る人口300万人近い大都市であり、「魔法少女がそのままの姿であり続けられる場所」とされています。そのため魔法少女に関する噂がとても多く、見滝原市など様々な都市で魔女が減少しているにもかかわらず、神浜にだけは頻繁に魔女が出現しています。しかもここに出現する魔女はほかのものよりも強力であるとも言われているのです。神浜市ではいろいろな「うわさ」が流れています。
「うわさ」とは?
「マギアレコード」内にたびたびキーワードとして登場する「うわさ」ですが、いわゆる都市伝説のようなものです。この「うわさ」のなかには、「ウワサ」という謎の存在の力によって、現実化してしまうものもあります。ちなみにこの「ウワサ」は神浜市に存在する特定のうわさにしかなく、うわさから外れるような行動をおこなうと排除されてしまいます。「ウワサ」は結界のような空間をつくりだしたり、使い魔のようなものを連れていたり、魔女に似た性質を持っています。しかし魔力の波動とは異なります。
ドッペルとは?
「ドッペル」とは、神浜市内でのみ発動する力です。魔法少女のソウルジェムが魔力の過剰消費や、精神的に大きな負担を受けて穢れきった場合に穢れを力に変換して使っているという仕組みであるため、ドッペルの使用後はソウルジェムが浄化されます。そのため魔法少女の魔女化は神浜市内では起きません。
マギウスの翼とは?
この物語に登場する「マギウスの翼」とは、魔法少女たちの救済を目的とした魔法少女の集団です。構成は「マギウスのお三方」という3人の魔法少女を筆頭に、幹部の白いフードをかぶった「白羽根」、黒いフードをかぶった「黒羽根」という末端の魔法少女で成り立っています。神浜市でたびたび起きているドッペル化現象については、マギウスが救済のために引き起こしているということがわかっています。また「ウワサ」についても、マギウスの1人である柊ねむが生み出したものとされています。
マギアレコード②舞台となる都市・施設
神浜市
新西区:メインストーリー第1・2章の舞台となる地区です。ももこ・かえで・レナのチームが活動していて、みたまの「調整屋」はこのなかの廃墟にあります。この他には新西中央駅や公園、河川敷、建設放棄地などがあります。神浜市立大附属学校:鶴乃・ももこ・かえで・レナが通っている学校で、中高一貫です。やちよが通う神浜市立大学の付属校です。いろはも第4章終了後この学校に転校することになります。里見メディカルセンター:うい・灯花・ねむが入院していた病院です。しかし彼女たちはここの病院にはいませんでした。
水名区
メインストーリー第3章の舞台は水名区にうつります。かつて城下町であった場所で、歴史を感じさせる古い街並みが残っています。隣にある新西区とは水名大橋でつながっていて、お互いに電車でアクセスすることができます。会いたい人に会えるといわれている「口寄せ神社のうわさ」や、とある男女の悲恋にまつわる昔話などが昔から残っていて、関連した町おこしのスタンプラリーなどもこの地区では行われています。ちなみに古くからの伝統で、「水名の女子は格式と伝統を重んじ、歴史と土地に恥じない立派な女子になるよう努めるべき」という風習もあります。
水名区にて登場する場所
水名女学園:さなと月夜が通っている女子校。
水名ホテル:参番館のビルの屋上には、神社らしきものがあります。現在は営業していない廃ホテルです。
水名神社:「口寄せ神社のうわさ」の舞台となった神社です。
マギアレコード③みかづき荘とは?
元々みかづき荘は、やちよの祖母が運営していた下宿屋でした。しかしやちよはのちに祖母から譲り受け、はじめは彼女が一人暮らしをしていました。しかしメインストーリー第4章の時点で、環いろはと深月フェリシアが一緒に暮らすことになります。また、第5章で二葉さなも同居をはじめます。このほかにも、由比鶴乃が同居とまではいきませんが、頻繁に食事をしたり泊まったりしているため、実質的に半同居状態となっています。
いろんな人が出入りしていた
そのほか、一時的に保澄雫が住んでいた時期もあり、その昔にはやちよの幼なじみである梓みふゆ、共にチームを組んでいた雪野かなえ、十咎ももこ、安名メルも頻繁に出入りしていたこともあります。ちなみにここの住人は全員、苗字の読みが女性名です。これは本家まどマギの魔法少女たちと同じですね。
みかづき荘の住民ってどんな人たちなの?
家主である七海やちよ、やちよの助手でのちにチームリーダーとなるたまきいろは、そして専属の傭兵である深月フェリシアに、座敷わらしの二葉さな。そして、半同居状態である由比鶴乃の5人です。全員魔法少女ですね。
マギアレコード⑤キュゥベえの存在って?
原作のアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」を見ている人ならおなじみのキュゥベえですよね。彼もまた、まどマギ外伝の方にも登場します。
キュゥベえ
中高生くらいの女の子たちに対して、「どんな願いでも一つだけ叶える代わりに、魔法少女となって魔女と戦う運命を課す」という内容の契約を持ちかけている不思議な生き物です。見た目はとっても可愛いですが、つかみどころがないですよね。かつては魔法少女の勧誘を神浜市内でも行っていたのですが、半年~1年ほど前から神浜市内で見かけることはなくなりました。ちなみに1429年、タルト達の時代のフランスでは、キュゥベエは「キューブ」と呼ばれていて、タルトからは「天使様」と呼ばれ、慕われていました。
小さいキュゥべえ
名前の通り、キュゥべえを小さくしたような姿をしています。まだ謎に包まれた存在です。ゲームのアドベンチャーパートにてプレイヤーが操作するキャラクターであり、ゲーム内で設定したプレイヤー名が付きます。キュゥべえと明らかに異なる点としては、明確な人語は話さないことです。「モキュ」などの鳴き声を発しているだけなのですが、魔法少女たちに意味は通じているようです。最近神浜市には通常のキュゥべえの姿がみられませんが、かわりにこの小さいキュゥべえが出没しています。いろは曰く「わたしにとってかけがえのない存在のような気がする」とのことですが、謎な存在であるためやちよからは警戒されています。
マギアレコードまとめ!
以上が、「マギアレコード」の設定についての紹介でした。原作アニメと異なる点も多くあり、いろいろと考察してみると奥が深そうですね。ゲームとは違った魔法少女たちの魅力を見ることができるのではないでしょうか。アニメ放送開始が待ち遠しいですね。