小説家になろうにて掲載が開始されたありふれた職業で世界最強。人気を博し、その後文庫化。2019年夏にはアニメ化も決定している作品です。異世界に召喚された主人公とクラスメイト。決してクラスの中心人物ではなかった主人公の南雲ハジメの冒険を描いたファンタジー作品。どんどん強くなっていく主人公としっかりした設定のこの作品。では一体主人公の南雲ハジメとはどんな人物なのでしょうか?今回は、そのあたりを紹介させていただきます!
南雲ハジメの概略
主人公の南雲ハジメは17歳。クラスの中では、かなり暗い部類に入ります。しかし、学校きっての美人、白崎香織に事あるごとに話しかけられることにより、クラスメイトからは敵意を向けられることも。そんな南雲ハジメは異世界に召喚された時には、錬成師という職業に。技能は錬成と言語理解。ステータスは、通常異世界に召喚されたものは初期ステタータスが高いことが多いのですが、彼のステータスは平凡そのものでした。クラスメイトたちとは、かなりステータスに差があるようでした。
南雲ハジメの冒険の始まり
訓練の一環で皆で訪れたオルクス迷宮。全ては順調に進んでいたのですが、クラスメイトがトラップを発動させたことにより、ベヒモスが出てきてしまいます。そんなベヒモスに襲われる同級生を助けるために、南雲は時間稼ぎをかって出ます。そのかいあって、全員で逃げ切れる、という刹那、同級生から攻撃を加えられた南雲は1人地下へと落ちていってしまいます。ここから、彼の冒険が始まるのでした。
南雲ハジメの成長
地下に落ちた南雲ハジメは、魔物に右腕を切り裂かれてしまいます。死を覚悟し、諦め掛けた南雲ですが、元の世界に戻るために再び立ち上がります。そして、その階層にいる魔物を捉え、食べ始めます。すると、彼の体は破壊と再生を繰り返し、魔物の技を覚え、ステータスも驚異的に上がっていきます。この時に見た目も変わってしまいます。どんどん新たな魔物を捉え、捕食していく南雲。そして、錬成により色々な武器を作り出して南雲は錬成師として戦っていくのです。
南雲ハジメと吸血鬼
50階層まで到達した南雲。そこには叔父に裏切られ封印された吸血鬼が。自分もクラスメイトに裏切られたことが重なり、自分の全ての魔力を使って助けた彼女。前の名前はいらないと、南雲に名をつけてもらいます。そんな彼女につけた名前がユエ。金色の髪を持った彼女に月という意味の名前をつけたのでした。ここから、彼女はほぼヒロインのポジションで南雲と行動をともにします。彼女は、南雲の血をちょくちょく吸っているようですね。ユエは南雲に惚れている様子。そして、南雲も悪い気はしていない様子で、たまにキスなんてしています。魔物を食べて強くなった人間と吸血鬼は今後どのような関係になっていくのでしょうか??ちなみにユエは再生を繰り返す存在で、世界最強の一角ともい割れる実力者です。
南雲ハジメはモテるらしい
吸血鬼のユエもそうなのですが、その後に行動をともにすることになる固有魔法未来視を持った、シア・ハウリア。迷宮への道案内という口実で行動をともにしていましたが、彼女も南雲に惚れた様子。はっきりと好きなので今後もついて行きたい!と明言していました。なんだかんだで、元々はクラスのいじめられっ子的なポジションだった南雲も、この世界で強くなっていくにつれてハーレムを作っていきます。今後、新たなハーレム要素キャラが出てくるのでしょうか?そちらも気になるところです。
南雲ハジメと錬成
錬成師として新たな武器を作成したなが戦う南雲。彼の魔物に取られた右腕も、自分で作った義手を用いています。色々な鉱物を迷宮クリアするごとに仕入れていく南雲。シアの武器であるハンマーも彼が作成したものです。錬成は彼がこの世界に召喚された際に持っていた技能でもあります。基本的に非戦闘職に分類されるらしく、前線で戦うには適していないものとされているようです。鍛冶職に近しいものらしいですね。しかし、南雲はこの錬成を武器を作るためだけでなく、銭湯にも使用している様子。ベヒモスを足止めしたのも、この錬成を用いたものでした。
南雲ハジメ最後に
どんどん強くなっていく主人公、作り上げていくハーレム、そんな転生系の王道をいくこの作品。今後の展開が気になるところですね!