女の子の姿をした動物たちによるゆるく、不思議な世界の冒険を描く人気アニメ「けものフレンズ」。未だ人気の衰えることの無い作品で新作アニメも発表されました。そんなけものフレンズの中でも特にゆる~い性格でマイペースな人気者が「フェネック」です。不思議な魅力を持つフェネックとはどんなキャラなのか、ご紹介します。
いつも眠そうなフェネック
出典: けものフレンズ ©けものフレンズプロジェクト
特徴的な三角の耳とふわふわのしっぽを持つフレンズで全体的に淡い色合いをしています。なぜだか目が半開きでいつも眠そうな表情をしています(実際には眠たくないようです)。性格ものんびりマイペースです。アライグマとコンビでいることが多く、暴走しがちの彼女のお目付役のようなことをしています。というよりアライグマのことを後ろから見て楽しんでいるようです。
本当のフェネック
出典: けものフレンズ ©けものフレンズプロジェクト
ネコ目イヌ科キツネ属に分類されます。体長30~40cm、体高20cm程、体重は1、2kgと小型の動物ですが、体と比べて10cm程の長い耳が特徴的です。アフリカ大陸北部の砂漠地帯に生息しています。地面に巣穴を掘ってそこで生活します。食性は雑食で肉や鳥の卵、昆虫、果実などを食べます。
フェネックとアライさんのコンビ
出典: けものフレンズ ©けものフレンズプロジェクト
アライグマのことを「アライさん」と呼びいつも二人で行動します。初登場の1話Cパートから常に一緒に登場します。「パークの危機だ」と帽子泥棒(かばんちゃんのこと)の行方を追うアライさんにいつもの勘違いだと思いつつも付き合ってくれる人の好い性格をしています。
フェネックとアライさんの冒険
出典: けものフレンズ ©けものフレンズプロジェクト
二人が旅する理由は、帽子泥棒によるパークの危機を防ぐために帽子を取り返そうと旅に出ました。かばんとサーバルが行った後を追い、先々でフレンズの様々な困りごとを解決した「かばんさん」をアライさんは尊敬し始めます。しかし、フェネックは帽子泥棒とかばんさんが同一人物だと言うことに早くから気づき、それでもアライさんには教えずにおもしろがって旅について行っていました。
フェネック、本当はすごい!
いつも冷静
出典: けものフレンズ ©けものフレンズプロジェクト
のんびりとした性格のフェネックですが、実は冷静で頭の良いフレンズです。流れの速い川に飛び込んでおぼれるアライさんに対して、かばんちゃんが作った橋を見つけて安全に渡ったり、山登りの際にはロープウェイを見つけて楽に頂上まで登ったり、向こう見ずなアライさんに対して観察力があり頭が回ります。
頭が良い
出典: けものフレンズ ©けものフレンズプロジェクト
冷静に周りを見る観察力のあるフェネックですので他のフレンズよりも頭が良いようです。旅の中で、星を見て方角を知る方法も身につけ東西南北の方角に関しても理解していました。アニメ11話では、これを生かしてサンドスター・ロウの噴出を食い止めるという活躍もしました。
気が利く良い子
出典: けものフレンズ ©けものフレンズプロジェクト
周りに迷惑をかけているアライさんに代わっていろいろと周りに気を利かせる苦労人?でもあります。アライさんの勘違いで迷惑をかけたかばんに対して、しっかり謝るように諭したりしました。本人はそれすらも楽しんでるかもしれませんが…。また、バスを改造する隙を作るためにサーバルにかばんを連れ出すように指示するなど気の回る希有なフレンズですね。
フェネックのアニメの外の活躍
出典: けものフレンズ ©けものフレンズプロジェクト
フェネックはサーバルとアライさんとともに「どうぶつビスケッツ」というユニットでOPテーマ、「ようこそジャパリパークへ」も歌っています。本編には関係しませんが、アニメの顔としても活躍しています。
フェネックもけもフレの顔
出典: けものフレンズ ©けものフレンズプロジェクト
サーバルと同じく作品全般のメインを飾ることも多くメディアに顔を出すことが多いフェネックは、かばんとの関わりは少ないものの物語の謎を解く鍵となりました。のんびり屋ではありますが個性が強いフレンズの中では頭が良く常識人とも言えるので、暴走しがちなサーバルやアライさんのブレーキ役となりバランスがとれていました。気が利く面もあるので、新シリーズでも登場しかばんとともに向こう見ずな二人を見守るお姉さんのような存在として活躍して欲しいですね。