NARUTOは週刊少年ジャンプで連載していた忍者をテーマとした少年漫画です。
里の落ちこぼれ忍者であったナルトが里の長である火影を目指して、努力を重ねながら成長していく物語であり、連載が終わった今でも人気のある作品です。2018年の3月の段階ではナルトが火影となった物語を描いたナルトの息子であるボルトが主役の作品も連載されています。
今回そんな大人気漫画であるNARUTOの主人公のナルトの魅力を紹介していきます。
目次
うずまきナルトとは
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
うずまきナルトは「NARUTO」の主人公であり、金髪のツンツンとはねた髪型と頬に三本線が入っているのが特徴のキャラクターです。木の葉の里に一人暮らしをしていて、火影になって里のみんなに認めてもらうために努力しています。また語尾に「だってばよ」を付けるのが癖であり、これは母親の口癖から来ています。
うずまきナルトの性格その1 お調子者
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
うずまきナルトの性格はお調子者です。特に連載初期の少年時代の頃はこの性格が顕著に出ており、すぐにいたずらをしかけて里のものを驚かしたり迷惑をかけていました。しかし、それは裏を返せば両親がいない寂しさからかまってもらおうとする必死さからくるものでもあります。基本的には明るい性格で天然な部分もあります。
うずまきナルトの性格その2 諦めない
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
うずまきナルトの性格はどんな状況でも諦めない精神力を持っています。自分ではかなわなそうな相手にも向かって行って、何度やられても諦めずに立ち向かい最終的に勝つなどナルトの強い部分でもあります。また、作中では「俺が諦めるのを諦めろ」と言うほど一度言った言葉は絶対に曲げない強さがあります。
うずまきナルトの性格その3 努力家
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
うずまきナルトは努力家です。自分が強くなって火影になるために修行を人知れずやるなど健気な部分があります。また、会得難易度が難しい忍術もボロボロになりながらも地道にやり続けて何度も忍術を会得していることからも努力家であることがわかります。諦めないこととも通じるものがありますが、人に見られていなくてもコツコツと修行し続けてやり通すかっこいい一面を持っています。
ナルトは人柱力
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
ナルトは九尾の人柱力です。人柱力というのは尾獣と呼ばれる強大なチャクラを持った十尾を分けた生物を体内に封印している人間の事です。尾獣は一体だけでも里を滅ぼすほどのパワーを持っているため、軍事的に利用されることも多く命を狙われやすいです。うずまきナルトは父親によって九尾の人柱力となりました。
九尾とは
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
九尾は尾獣の中でも最もチャクラが多いと言われています。名前の通り、尾が9つあり姿はオレンジ色のキツネです。体長は数十メートルとあり、気性が荒く木の葉の里を何度か潰そうとしていましたがうずまきナルトの父である四代目火影によって封印されました。本当の名前は九喇嘛です。最終的にはナルトとも和解して協力するようになっています。
うずまきナルトは元第7班
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
うずまきナルトはアカデミーを卒業して下忍になった時に第7班に所属していました。担当上忍にははたけカカシがついており、同じ班のメンバーとしてうちはサスケ、春野サクラがいます。元々サスケとはあまり仲が良くありませんでしたが、任務をこなすことでラバる意識を持つようになっています。
うずまきナルトの家族
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
うずまきナルトの両親はすでに死んでいます。うずまきナルトが生まれて間もないころに九尾を封印することとうずまきナルトを守るために自分から身を挺して守ったからです。母親はうずまき一族であるうずまきクシナであり、父親は四代目火影である波風ミナトです。うずまきナルトは髪型などは父親譲りで、性格や口癖などは母親ゆずりです。
うずまきナルトの師匠
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
うずまきナルトの師匠は伝説の三忍と呼ばれるうちの1人である自来也です。うずまきナルトの名付け親でもあり、父親の波風ミナトの師匠でもあります。自来也は白髪のガタイの良いおじさんでスケベな性格をしています。修行では口寄せの術や螺旋丸の術を伝授しています。うずまきナルトは師匠に影響も与えていて自来也の死ぬ間際にナルトの言葉や言動がきっかけとなって最後の力を振り絞れていました。
うずまきナルトの得意忍術
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
ここまではうずまきナルトの性格や交友関係を紹介してきました。では、うずまきナルトはどんな忍術を使い、どんな戦い方をするのでしょうか。ここからはうずまきナルトの主な得意忍術を紹介していきます。
うずまきナルトの得意忍術その1 多重影分身の術
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
うずまきナルトの得意忍術の一つは多重影分身の術です。多重影分身の術は高等忍術の一つであり、うずまきナルトが一話目で初めて覚えた忍術でもあります。多重影分身の術を使うことで数人から数百人前後に実体のある分身を作り出し、陽動攻撃などを仕掛けます。また、多重影分身の術を使いながら修行することで一気にその数のやった経験値が手に入ります。
うずまきナルトの得意忍術その2 螺旋丸
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
次に得意なうずまきナルトの得意忍術は螺旋丸です。会得難易度Aランクの非常に高等な忍術で、チャクラの形態変化の究極系の技とも言われています。父親の波風ミナトが考案した忍術でもあり、師匠の自来也によってナルトは会得しています。螺旋丸を使うことで相手を吹き飛ばしながら大ダメージを与えることが可能です。
うずまきナルトの得意忍術その3 仙人モード
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
ナルトは自然エネルギーを取り入れて仙術チャクラを練ることでより強力な仙法を使うことができる仙人モードになれます。九尾の人柱力であることからフカサクと融合することはできませんが、仙術チャクラを練った影分身を事前に待機させておくことで使用できます。仙人モードになると感知力や術の威力も上がるので非常に強力です。
うずまきナルトの得意忍術その4 風遁螺旋手裏剣
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
風遁螺旋手裏剣はうずまきナルトが編み出した忍術です。螺旋丸にナルトのチャクラの性質である風の性質を加えたことで完成した忍術であり、当てることができれば相手を細胞レベルで破壊することが可能です。しかし、自分の手まで傷つけてしまうなどデメリットもありますが、九尾の力をコントロールすることで手を使わずして投げることも可能になっています。
うずまきナルトの活躍 少年時代
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
ナルトは少年の頃から任務にて活躍しています。例えば波の国では鬼人再不斬を第7班で倒し、後にナルト大橋と呼ばれる橋作りの名人タズナを護衛しています。他にも中忍試験では天才と呼ばれる日向ネジをも倒すなど毎回成長を遂げています。特に中忍試験の途中に起きた木の葉崩しでは我愛羅を倒し、木の葉崩しの計画を大きく狂わせています。
うずまきナルトの活躍 青年時代
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
うずまきナルトは青年になり修行して木の葉の里に帰ってきてからはさらに素晴らしい活躍をしています。暁のメンバーの多くを倒したり、暁の1人であるペインが木の葉の里を攻めてきたときは一人で多くの敵を倒すなど里の英雄として力を発揮させています。
また、第4次忍界大戦では黒幕であったうちはオビトを止め、戦争を終息させるなど目覚ましい活躍です。
ナルトの魅力その1
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
ここまではナルトの性格や忍術を紹介してきました。ではうずまきナルトの魅力はなんなのでしょうか。うずまきナルトの魅力の一番は普段はお調子もので天然なところがあっても、いざという時は自分の言ったことは曲げずに立ち向かうところです。仲間を大切にし、犯罪に手を染めているサスケをも助けようとするなどの優しさもかっこいい魅力と言えるでしょう。
ナルトの魅力その2
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
また、ナルトの魅力として忍術などが苦手だったのにもかかわらず夢に向かって一歩一歩努力し続ける姿は多くの読者の心を動かしています。泥臭いながらも一生懸命真面目に腐ることなく努力する姿はかっこよく、応援したくなるためそういった一面が人気の秘訣なのではないでしょうか。
ナルトのまとめ
出典: NARUTO -ナルト- ©岸本 斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
今回はナルトについてまとめました。また少しナルトが好きになっていただいたら幸いです!