『神達に拾われた男』は小説投稿サイト「小説家になろう」で掲載されていた作品で、いわゆる「なろう系」と呼ばれるジャンルです。2023年の1月にはアニメの第2期が放送されることで話題になっています。新シリーズを観る前に、第1期の内容をおさらいしておきたいと思う人も多いのではないでしょうか。この記事では、第1期をストーリーの流れに沿って振り返りたいと思います!多少ネタバレも含むのでご注意下さい!
中年サラリーマン、異世界へ
ブラック企業に勤める竹林竜馬は、39歳で孤独というなんとも悲しい人生を送っていました。しかもある時、ささいなことで死んでしまいます。しかし天界で神の祝福を受け、異世界で少年の体に生まれ変わりました。森の中に住むことになったリョウマはスライム研究にのめり込み、いつの間にか沢山のスライムと生活をするようになりました。ある日、森の中で公爵家のラインハルト公爵に出会います。公爵たちはリョウマのスライムとの生活ぶりに驚きます。後日、公爵は先代当主ラインバッハ、妻エリーゼ、娘のエリアリアたちを連れて再び森へとやって来ますが、スライムが合体したビッグスライムとリョウマが契約しているのを目の当たりにします。不可能とされていたビッグスライムとの契約をやってのけていることに驚く公爵家の面々。そして、ラインバッハに旅ヘの同行を誘われたリョウマは森を出ることを決めました。
再会、そして初めての依頼人
ギムルという街で教会に行ったリョウマは、3年ぶりに神たちと再会します。リョウマは冒険者ギルドに加入するため、戦闘能力試験を受けることになりました。ギルドで受けた初めての依頼は、ミーヤという人物からの依頼で、スライムたちと一緒に作業することにより数時間程度で終了しました。リョウマは依頼人のミーヤから涙ながらの感謝を受けます。後日、依頼された共同トイレの掃除をすることになり、リョウマは快諾しスライムたちと翌日からトイレ清掃を始めました。
魔獣討伐!
リョウマは、エリアリアに魔法の遊びを教えるため一緒に郊外に行きました。リョウマを真似て遊ぶエリアリア。逆にリョウマも空間魔法を新たに教えてもらい懸命に練習します。そんな穏やかな一日が過ぎてゆく。しかしそんな穏やかな日も束の間、後日リョウマは廃坑の大規模な魔獣討伐依頼を受け、ミーヤたちとパーティを組んで参加します。順調に進むかに見えましたが、坑道の奥でゴブリンの群れと遭遇し怪我人が出たとの情報が届く。リョウマは、スライムを使って何とか対処しようと試みます。
リョウマ、自立を決意
今のままではダメになると感じたリョウマは、自立を決意します。公爵家の人々と距離を置き、ギムルの街で冒険者として鍛錬に励みたいと考えたのです。生活費を稼ぐためにクリーナースライムで洗濯屋をしたいという話をしたところ、モーガン商会側はゴブリンの汚れも落とすクリーナースライムにテンションが上がり、すぐに開業の協力を申し出ました。リョウマは店舗用の土地探しや、店を経営できる人材を派遣してもらうなどして。開店準備を着々と進めていきます。
従業員を雇おう!
リョウマは新しい従業員を雇い入れるため商業ギルドへ向かいます。しかし11歳のリョウマに従業員を付けることに、多くの人が抵抗感を持っていました。結局残ったのは足を骨折しているフェイという人物と、フェイの娘リーリンだけでした。二人の事情を聞き、事情を把握したリョウマは雇う事を決め、そのまま働いてもらう事になりました。店がさらに繁盛していく中、一生懸命働いてくれるみんなのため、リョウマは快適に働いてもらえる仕組みは何か無いかと考え始めます。
公爵家との別れ
季節は過ぎ、今この季節が終わればエリアリアは王都の学校へ、リョウマは公爵家と別れて自立することになるという所まで時が流れました。お別れが近づくにつれ、二人にとって何だかもどかしい時間が過ぎていきます。そんな二人を優しく見守る公爵家の人々、そして何だか恥ずかし気なエリアリアと動揺するリョウマ。今までリョウマはエリアリアのことを「お嬢様」と呼んでいましたが、最後には名前で呼ぶようになっていました。そして、リョウマは新たな旅に出ることになりました。
第1期のふり返りまとめ
第1期の終わり方はとても区切りが良く、原作もここで最終回でも良かったのでは無いか?と思うくらい素晴らしいラストでした。ネット上でも最終回に対する評価はとても高いです。しかしリョウマの冒険はまだまだ続きます。おそらくエリアリアとの再会もあるでしょう。まだ見ぬ新しい物語に期待しながら、第2期の放送を楽しみに待ちましょう!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。