アニメ放送から一気に人気に火が付き、一大ブームを巻き起こした『東京リベンジャーズ』の2期が1月から放送となります!いわゆる不良漫画に分類される作品ですが、その中にタイムリープによって恋人を救うという目的や一介の不良集団に過ぎなかったはずのチームが最悪の犯罪集団となっていくなどサスペンス要素も深く、結果として多くの人に受けました。今回はそんな2期に繋がる1期の内容を振り返ってまとめていきたいと思います!
目次
第1話 Reborn
安アパートで暮らすド底辺フリーターの花垣武道は、ある日ニュースで中学時代の恋人、橘日向とその弟の直人が東京卍會という犯罪組織の抗争に巻き込まれて殺害されたと知ります。それでも彼のうだつの上がらない日常は変わりませんでした。しかし、タケミチは何物かに駅のホームで背中を押されてホームに転落し、そのまま電車に巻き込まれようとした瞬間に過去へとタイムリープしていました。それは今から12年前、タケミチが中学生だったころでした。
第1話②
タケミチがタイムリープした日は、仲間たちと他校のヤンキーに喧嘩を売りに行く直前でした。しかし、その喧嘩が彼の人生にケチが付いたきっかけの日でした。喧嘩にはボロ負け、そしてその後は奴隷のような生活を送ることになってしまう。そんな最悪の一日でした。結果を知っていても腕っぷしが強くなるわけでもなく、タケミチは喧嘩で負けでボロボロになってしまいます。その夜、タケミチは不良に絡まれている少年を助け、その少年が日向の弟の直人だと知ります。タケミチは直人に2017年の7月1日、日向と直人が死ぬことを伝えます。そして、直人と握手をしたときにタケミチは再び12年後にタイムリープします。そこに現れたのは、死んだはずの直人でした。
第2話 Resist
タケミチが直人に事件の発生を予言したことで、直人は生存し逆にタケミチを助けたのです。タケミチは未来を変えて直人を救いましたが、日向は助けられませんでした。その原因となったのはやはり犯罪組織、東京卍會でした。タケミチは再びタイムリープし、ある人物と接触を図ろうとします。その人物は現東京卍會の2トップ、佐野万次郎と稀咲鉄太でした。二人の出会いこそが東京卍會の始まりで、日向の死の元凶でした。直人との握手がトリガーとなり、再びタイムリープしたタケミチですが、そこでは東京卍會メンバーの清水将貴(キヨマサ)にいいように使われる日々が待っていました。
第2話②
喧嘩でボコられる中学時代から一度は逃げようとするタケミチでしたが、自分には日向と中学時代からの仲間たちがいたことを再確認します。そして、今まで逃げ続けてきた自分と決別し、キヨマサたちに無理矢理喧嘩をさせられるタクヤに変わり、キヨマサに喧嘩を仕掛けます。
第3話 Resolve
キヨマサとの喧嘩は一方的なものでしたが、日向や仲間たちを助けるためにいくら殴られても一歩も引かないタケミチにキヨマサも気圧され始めます。すると、見知らぬ人物がやってきたことで場の空気が一変します。やってきたのは東京卍會のナンバー2、ドラケンこと龍宮寺 堅と東京卍會の総長であり、日向が死ぬこととなる元凶の一人、マイキーこと佐野万次郎でした。マイキーは何故かタケミチのことを気に入り、キヨマサをあっさりボコボコにして帰っていきます。
第3話②
翌日、マイキーとドラケンがタケミチの学校にやってきます。二人はタケミチを連れて行こうとし、そこに日向が割って入り一触即発状態になってしまいます。しかし、元々マイキーとドラケンは手荒なことをするつもりはなく、それどころか日向を守るためにドラケンに喰ってかかったタケミチをよりいっそう気に入ります。マイキーは確かに不良ですが、タケミチはマイキーが将来最悪の犯罪集団の頭になるとは思えませんでした。
第4話 Return
タケミチは偶然から直人と握手をして、再び12年後に戻ってきました。やはり握手が過去と未来を行き来するトリガーでした。誤って戻ってきたタケミチに怒る直人でしたが、分かったこともありました。タケミチのタイムリープはちょうど12年前の現在にしか戻れないこと、そしてタイムリープしている間のタケミチは仮死状態となっていること。そして、過去を変えたことによってキヨマサを刺さずに済んだあっくんが現在、東京卍會の幹部になっていることが明らかとなります。タケミチはマイキーが犯罪集団の頭になることがどうしても信じられず、現在のあっくんに会いに行きます。
第4話②
あっくんは昔と姿こそ変わっていたものの、快くタケミチと会い、話をします。しかし、あっくんから聞かされたのは衝撃の事実でした。タケミチを線路に突き落としたのが自分であること。あっくんが稀咲鉄太に恐怖で支配されていること、マイキーは行方不明同然であること、そして、マイキーが変わったのはドラケンが死んだからだとタケミチに告げて屋上から身を投げてしまいます。
第5話 Releap
マイキーが変わったのはドラケンの死がきっかけだとあっくんは言いました。ドラケンは12年前の8月3日、東卍がマイキー派とドラケン派に別れて抗争したことがきっかけで亡くなったと当時の書き込みに書かれていました。しかし、タケミチはマイキーとドラケンが抗争するなんて信じられません。タケミチと直人は、ドラケンの死の真相を解明し、ドラケンの死を変えることを目的と定め、再び12年前にタイムリープします。
第5話②
タケミチがタイムリープすると、下着姿の謎の金髪美少女に押し倒されているところでした。タケミチは脱兎のごとく逃げ出します。その後、偶然日向と会ったタケミチはドラケンから呼び出され、東万の集会に参加します。そこでは愛美愛主というグループとの抗争についての議題でした。参番隊隊長・林田春樹(パーちん) の親友が愛美愛主の長内に襲撃され、その彼女や身内までもが手にかかったことがきっかけとなり、東卍は8月3日に抗争を始めることが決まってしまいます。その日はドラケンが死ぬとされる日でした。
第6話 Regret
ドラケンはマイキーにとって、道を踏み外しそうになったときに身を張って止めてくれる、そんな人物でした。マイキーとドラケンが対立するなんて考えられない、そう思ったタケミチは再び12年後に戻り、愛美愛主の総長・長内信高に話を聞くことにします。しかし、12年後の長内はとても12年前に族の頭をしているような人物とはほど遠い、みすぼらしい人物となっていました。
第6話②
長内に話を聞くと、彼は怯えた様子で当時の状況を話します。愛美愛主は確かに東卍との抗争になった。しかし、その後ドラケンが死んだのは東卍の内部抗争で、そこにはある人物が関与していたと話します。長内はその人物について話してはくれなかったものの、最後にドラケンさえ死ななければ……と呟きます。タケミチは抗争を止めるため、身体を張って幹部たちを説得しにかかりますが、そのたまり場に現れたのは長内たち愛美愛主でした。なし崩しに抗争は始まってしまったのです。
第7話 Revive
始まってしまった愛美愛主との抗争を止めようとするタケミチ、しかしタケミチは長内に殴られ、因縁を持つパーちんが長内にタイマンを仕掛けるも、殴られ続けてついに気絶してしまいます。その喧嘩を見届けたマイキーは、長内を一撃で瞬殺し抗争は終わるかに見えました。しかし、警察が来てしまったこととパーちんが長内を刺して自首したことが次の火種となったのです。
第7話②
病院で目を覚ましたタケミチはエマからの話で東卍が内部分裂寸前であることを知ります。パーちんが捕まったことが原因らしいことは分かるも、絶対安静のタケミチは何の情報も得ることができませんでした。そして、8月1日にタケミチのお見舞いに来たドラケンとマイキーは偶然出会い、一触即発になってしまいますが……。
第8話 Rechange
二人の喧嘩でタケミチの思い出の私物が次々と破壊され、ついにタケミチがキレてしまいます。二人に喰ってかかったタケミチに流石のマイキーとドラケンも反省し、二人はいつの間にか仲直りします。ふたりの喧嘩の原因は、悪いと分かっていても捕まったパーちんを助けたかったマイキーと、パーちんの覚悟を汲んだドラケンの意見がぶつかったからだったのです。しかし、これで抗争は回避されドラケンの死も回避したかに見えましたが……。
第8話②
タケミチは日向に誘われて夏祭りを一緒に楽しみます。その途中で雨に降られてちょっといい雰囲気になるも、山岸からの電話で東卍の下の兵隊たちはマイキーとドラケンの決定に納得していないことを知ります。つまり、抗争は終わっていなかったのです。タケミチはキヨマサが愛美愛主と接触し、ドラケンを襲撃しようと計画しているところを目撃します。タケミチはキヨマサにタコ殴りにされ、拘束されてしまいます。また、パーちんを見捨てたことに納得がいかないぺーやんも東卍を裏切りドラケンを襲撃しようとしていました。
第9話 Revolt
日向に助けられたタケミチはドラケンの元に急ぎます。途中で合流した三ツ谷とともにドラケンが死んだとされる場所へと向かうと、ドラケンは一人で愛美愛主と戦っていました。間一髪で二人は間に合い、さらにマイキーもその場に駆けつけます。ただ、マイキーはぺーやんの裏切りには誰かが糸を引いていると直感していました。そこに姿を現したのが、現時点で愛美愛主のトップの半間修二でした。さらに、東卍の皆も終結し、再び愛美愛主との抗争が始まります。
第9話②
パーちんを見捨てたことからぺーやんは東卍を裏切り対立しました。マイキーはパーちんが捕まったことは平気なんかじゃないと伝えます。そんな中、タケミチは必死にドラケンを探していました。しかし、タケミチがドラケンを見つけたときにはすでにキヨマサに刺されて倒れていました。
第10話 Rerise
ドラケンが刺されてしまった!しかし、マイキーは半間修二との戦いで動くことが出来ない。タケミチはドラケンを背負い一人でその場からドラケンを運びます。そこに駆けつけた日向とエマが救急車を呼び、余談を許さない状況ながらも最大の危機を脱したように見えました。しかし、そこにキヨマサたちが現れて絶体絶命の状況になってしまいます。
第10話②
ボロボロの状態でも立ち上がろうとするドラケンを見て、タケミチは一人でキヨマサに立ち向かいます。手の平を刃物で刺され激痛に苦しむ中、タケミチはキヨマサを締め落として勝利します。しかし、敵はキヨマサ以外にも残っていました。タケミチもドラケンも瀕死の重症で絶体絶命の中、駆けつけたのはタケミチの同級生たちでした。
第11話 Respect
同級生たちの奮闘で、タケミチとドラケンは無事に救急車で運ばれます。マイキーと半間の戦いは結局決着が付くことはなく、半間は最凶の暴走族連合「芭流覇羅」 の誕生とその副総長に座ることを告げて去っていきます。ドラケンは心肺停止で緊急手術が行われますが、何とか一命をとりとめます。事を起こしたぺーやんもドラケンが一番パーちんを気遣っていたことを知り、涙を流します。
第11話②
ドラケンを助けるというミッションを何とか成功させたタケミチは再度未来へとタイムリープします。そこではタケミチは再びバイト先で働いていました。さらに、前の過去では死んでいたあっくんは美容師になるという夢を叶え、連絡してきた直人によって日向は抗争に巻き込まれることもなかったと知ります。
第12話 Revenge
ついに日向との再会を果たしたタケミチは、ちょっと臆して逃げ出しそうになるも偶然の再会からいろんなものがこみ上げてきました。直人がイラつくほどの甘い展開になり、日向は思い出の場所にタケミチを連れていきます。ただ、そこで日向が見せたのは涙でした。この未来では、タケミチは日向を振っているというのです。
第12話②
状況が理解できないタケミチは、一度一人になって心を落ち着かせます。しかし、タケミチの前に未来の半間修二が現れたことから嫌な予感を感じ、日向のいるパーキングに戻ると、日向の車に大型車が追突し炎上。その実行犯は、未来を変えたはずのあっくんでした。あっくんは過去でタケミチに言ったことと同じ言葉を残します。そして、巻き込まれた日向ももう助からない状況でした。タケミチは日向に絶対に助けることを誓い、再びタイムリープすることを決意します。
【東京リベンジャーズ 聖夜決戦編】1期振り返りまとめ・前半
東京リベンジャーズ1期の前半部分をまとめてみました!アニメ化されてから人気が爆発した作品で、原作と比較すると主人公のタケミチの存在感がより強調されていたような気がしますね!不良漫画でありながら、サスペンス・SF要素を持つ東リベは、いろんな人に受けたのだと思います!2期放送は2023年1月からなので、今から楽しみですね!