「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」は小説家になろうで投稿されていた小説で、後に書籍化・アニメ化とメディア展開され、2021年7月からは第2期が放送予定となっています。主人公の転生先が乙女ゲームの世界で、しかもその転生した人物が主人公をいぢめた挙句、見るも無残な最期を遂げる悪役令嬢だったというストーリーで夏アニメとして期待される一作となっています。今回は本作の原作・イラスト担当・コミカライズ担当の作者にスポットをあててみたいと思います!
目次
はめふら原作者・山口悟氏について
山口悟氏は小説家になろうに投稿されていた『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』が一迅社文庫アイリスから文庫版が刊行されライトノベル作家としてデビューしています。『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は2014年7月6日から2015年3月23日まで小説家になろうにて投稿されていますが、文庫版が刊行されるにあたって完結となっています。その後は文庫版で連載が続いており、現在までで9巻まで刊行されています。
あまり情報がない山口悟氏
小説家になろうの紹介ページで女性であると記載があります。しかし、それ以外の経歴は分かりませんでした。一迅社のTwitterやアニメ関連でメッセージを送ることはあるのですが、本人自身のTwitterは存在せず、その他の経歴に関する情報は調べた限りありませんでした。別名義で活動しているのか、他に仕事をなさっている方なのかも分かりません。小説家になろうからデビューしたということで、あまり個人情報を表に出したくないのかもしれませんね。
はめふらイラスト・コミカライズ担当・ひだかなみ氏について
見本誌頂きました!
お菓子缶、ちっちゃくて可愛いです! pic.twitter.com/eUVmdsgdvH— ひだかなみ:はめふらよろしくね! (@hidakanami) January 22, 2021
ひだかなみ氏は『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』のイラストを担当しています。広島県出身でA型、しし座。イラストレーターとして多くの小説の挿絵を担当してらっしゃいますが、現在は『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』のコミカライズも担当してらっしゃいます。イラストレーター本人がコミカライズまで担当するというのは中々珍しいですね。
案外ゲーム好き?
ひだかなみ氏のTwitterでははめふら関連の情報がよくピックアップされていますが、中にはゲーム関連のツイートもあり、それなりにゲーム好きみたいです。最近ではモンハン、過去には勇者のくせになまいきだやFGOのツイートもなさっていました。逆転裁判に関してのリツイートもありました。
コミカライズ版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』について
コミカライズ版の『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は『コミックZERO-SUM』にて2017年より連載され、現在までで6巻まで連載されています。イラストレーターさんがそのままコミカライズを担当しているので、原作のイメージを損なわない出来です。ひだかなみ氏は元々イラストレーターのお仕事が多く、漫画の連載はこのコミカライズが初めてのようです。
ひだかなみ氏の他の作品は?
吸血鬼はお年ごろシリーズ
赤川次郎原作のミステリー、コメディ小説。1981年より連載されており、現在までで38巻まで続いています。1981年から2008年までは別のイラストレーターが担当していましたが、2008年からはひだかなみ氏が担当しています。シリーズ累計発行部数は971万部以上。1981年から2015年まではコバルト文庫から刊行され、現在は集英社オレンジ文庫より刊行されています。現在は集英社の集英社Webマガジンコバルトにて連載されています。
吸血鬼はお年ごろはどんな作品?
吸血鬼の父親を持つ主人公の神代エリカと、エリカの父親であるフォン・クロロックが身の回りで起きるか怪奇事件を解決していくというミステリー・コメディ小説。一番最初の物語ではエリカは女子高校生でしたが、シリーズを通して時間は進みエリカは女子大生になったり、フォン・クロロックが再婚し子供を儲けたりもします。
貴族探偵エドワードシリーズ
槙野道流著のファンタジー小説。2005年から角川ビーンズ文庫により刊行され、現在までに15巻まで刊行されています。物語は一応一区切りがついているようで、2011年に刊行された「貴族探偵エドワード 真朱の玉座に座るもの」で事実上の完結となっています。ドラマCD化、コミカライズ化もされています。
貴族探偵エドワードはどんな作品?
大国アングレの首都・ロンドラに住む美形で優秀で家柄もよいお坊ちゃまのエドワードは小さな探偵事務所で探偵をしていました。守り役のシーヴァや不思議な能力を持つ少年トーヤと共に怪奇な事件を解決していくオカルトファンタジー小説。
スピンオフ作品『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…絶体絶命!破滅寸前編』について
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」のスピンオフ作品として『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…絶体絶命!破滅寸前編』がゼロサムオンラインより2019年から連載されています。そのコミカライズを担当しているNishi氏ですが、連載は本作が初めてのようです。現在までで2巻まで刊行されています。
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…絶体絶命!破滅寸前編』のあらすじ
前世で乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』をプレイしていた主人公がカタリナ・クラエスへと転生したとき舞台はすでに魔法学校で、カタリナは15歳。同ゲームの主人公であるマリア・キャンベルにいぢわるをしている真っ最中だった!?しかも、それはカタリナが破滅する1年前だったのです!もし、8歳くらいのときに転生していれば破滅フラグを折ることも、万が一破滅しても対処できるように農業を極めることもできたのに…。ところがどっこいこれが現実!リンダキューブのDルートのようにカタリナ・クラエスには1年しか残されていないのです!泣いても笑っても破滅まであと1年。カタリナ・クラエスのラストイヤーがはじまる。
【乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…】作者まとめ
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の原作者・イラスト、コミカライズ担当・スピンオフ担当の作者について紹介してみました!原作者の山口悟氏とスピンオフ担当のNishi氏ははめふらが商業での最初の連載ということです。今ははめふらに全力だと思いますが、そのうち完全新作も読んでみたい気がします!