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キングダム

【キングダム】登場人物の関係性がわかる!相関図を解説

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『キングダム』は、2006年より『週刊ヤングジャンプ』で連載が始まった原泰久氏の戦国バトル漫画で、2012年からアニメ化(第一期)、2013年から第二期、2020年から第三期が放送され、さらに実写映画化・ゲーム化など幅広く展開されています。舞台は春秋戦国時代の中国。戦争孤児である主人公の信と、後の秦の始皇帝たる政が「中華統一」という誰も成し遂げたことのない偉業を目指し、数多の国々・将軍・策略家たちが入り乱れる大ドラマを描いてきました。
登場人物の数が非常に多く、誰がどの勢力でどういう関係にあるか――特に最新展開を追うと混乱しがちです。そこで今回は、2025年時点の最新情報を反映し、公式発表や原作・アニメ・映画などの追加キャラクターまでふまえた「相関図」をベースに、主要キャラクターたちの関係性を整理してご紹介します。

公式発表の相関図

相関図

まず、作品公式および関連メディアで発表されている最新版の相関図を元に、基本構造を押さえておきましょう。多くの場合、秦国の王である政が頂点に置かれ、主人公・信はその下に位置付けられています。これは構図上のわかりやすさだけでなく、信の身分(戦争孤児・歩兵出身)と政の王という立場の対比を象徴しているとも解釈できます。
2025年現在、映画最新作『キングダム 大将軍の帰還』(2024公開)などの影響で、相関図にも新たなキャラクターや勢力の変化が反映されています。

以下では、その中でも特に重要な「信/飛信隊」「政/秦国」「六大将軍」「蒙家」「後宮」の5つの視点から、関係性を詳しく見ていきます。

主人公・信の周辺関係

アニメの信たち

主人公である 信(しん)は、戦争孤児として成長し、歩兵から始まり、やがて「飛信隊」の隊長として、その名を轟かせます。彼を中心に見るべき関係性は次の通りです。

  • 信と 政:身分の違いを越えて中華統一を目指す盟友。信は王である政に忠誠を誓いながら、自らの剣を貫きます。
  • 信と 王騎:六大将軍の中でも孤高の存在であった王騎に強い影響を受け、名を授かり、矛と遺志を継承しました。
  • 信と 壁:壁は信にとって兄貴的な存在であり、信も壁を慕っています。
  • 信と 貂/ 羌瘣:飛信隊内部の女性戦士二人。貂は軍師的立場、羌瘣は暗殺一族出身の戦士。信との間には微妙な情感が描かれています。近年は原作・映画ともにその描写が深まっており、三角関係のような構図もファンの間で語られています。
  • 信と 蒙恬/王賁:信が歩む武の道において、彼らは良きライバルであり、秦国の次世代を担う若き武将たちです。蒙恬は蒙家出身、王賁は王家の血筋。信の出自(奴隷上がり)とは異質ながら歩みをともにします。

飛信隊そのものも、王騎将軍から譲られた「飛信隊」という名称を持ち、百人隊からスタートし、隊長信、副将は羌瘣・渕・楚水、軍師が貂という体制から、5千兵規模へと拡張しています。最近の展開ではさらに大規模な部隊へと成長しており、信の指揮能力も問われる局面が増えています。

飛信隊

アニメ飛信隊

王騎将軍からもらった名前であり、百人隊から始まっています。隊長は信、副将は羌瘣、渕、楚水の三人。軍師は貂となっています。その下に尾平や我呂、那貴、蒼仁、蒼淡など五千の兵が所属しています。

秦国大王・政の周辺関係

政と太后

続いて、秦国の若き王である嬴政(えいせい)を中心とした政権内外の関係性を見ていきましょう。

  • 王位奪還と成蟜(せいきょう):政は異母兄弟の 成蟜 に王位を奪われるも、信たちの活躍で王座を奪還。成蟜はその後幽閉され、政の統治が本格化します。
  • 同盟関係:政は楊端和 との同盟を結び、山の民・麃公・王騎らとの信頼関係も構築しています。これにより、秦国の外交・軍事情勢は大きく変化しました。
  • 呂不韋・太后・文官体制:右丞相だった 呂不韋 と、彼の元で許嫁だった太后(政の母)との確執も物語の重要な一部です。また、政が最も信頼する家臣である 昌文君 が文官へ転身し、政治面から秦国を支え始めています。

最近の展開では、政が王としての自覚を高め、単に“王”として君臨するだけでなく、自ら戦場へ赴く場面や、策略・内政・外交の三本柱を意識して動く描写が増えています。信とのパートナーシップも深化しており、相互に補完し合う関係として象徴化されています。

文官

アニメ秦国会議

左丞相に政寄りの昌文君、右丞相には以前呂不韋側だった 昌平君 のような文官体制が構築されました。さらに、肆氏・李斯・蔡沢ら若手文官も政陣営に編入され、政の政権基盤は拡大しています。

秦国六大将軍

六大将軍

「六大将軍」とは、昭王(しょうおう)の時代に設置された秦国随一の将軍制度で、史実・作品ともに極めて重い称号です。生き残った者が極めて少ないこの制度において、作品内でも重要な位置づけを持っています。

王騎の副官・騰

アニメ騰

王騎を傍らで支える名将。王騎死後は王騎隊をまとめ上げ、大将軍へと成長する下地が描かれています。

蒙家

アニメ蒙驁

秦国を支えるもう一つの大きな力が、強大な軍事家系である「蒙家」です。

蒙驁の副将

桓騎とおうせん

蒙驁軍には桓騎と王翦という副将がおり、この二人の実力が蒙驁軍をより強力なものにしていました。桓騎は元大野党団の首領であり、その性格は残忍で冷酷。とても蒙驁の部下とは思えないような行動をしますが、とても優秀な働きをします。王翦は王賁の父親であり、自分が王になるという野望を抱いています。その野望が原因となり、実力は大将軍クラスでとても優秀なのですが、危険視されており、地位は低いままとなっています。息子である王賁と話をすることはあまりないそうです。

2024年公開の映画版でも“六大将軍”に関わる設定や回想が強調されており、摎の存在や王騎の過去、さらには「六大将軍」をめぐる秦・趙・魏の駆け引きが鮮明になりました。
作品を深く理解するためには、この“六大将軍”という枠組みを押さえておくことが鍵となります。

後宮

向と陽

物語の軍事・政治・戦場とは一見離れた「後宮」も、実は深く関係性に絡んでいます。

  • 太后(政の母)と 嫪毐:呂不韋の元許嫁であった太后は政の母ですが、その地位には“情”というより“権力”が強く影響しています。嫪毐は太后の寵愛を受け、二人の子を儲けるなど波乱の一端を担いました。
  • 向 と 陽:向は政を心から慕う宮女で、夜伽を務め政との間に子を授かる描写があります。陽はその親友として、二人の関係を見守る側にいます。後宮内の人間模様が、政の王としての決断・感情に影響を与えている場面も多々あります。

このように、後宮という“裏舞台”でも人間模様や権力構造が動いており、表の戦争シーン以上に物語の根底を支えているとも言えます。

登場人物の関係性がわかる!相関図を解説まとめ

キングダム相関図

いかがだったでしょうか?公式の相関図を元に、2025年時点での秦国内の主要キャラクターの関係性をざっくりと整理しました。とはいえ、ここで紹介したのは秦国内のほんの一部です。『キングダム』には他国・他勢力(例えば趙・魏・楚・韓・燕など)も深く関わっており、世界観を全て俯瞰するにはさらに広い視点が必要となります。実際、映画版や最新アニメでは、他国のキャラクター・新たな将軍・新たな策略が多数追加されており、その都度相関図も更新されています。気になる方は、ぜひ他国まで含めた“相関図拡大版”もチェックしてみてください。


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