僕の心のヤバいやつは秋田書店が運営するウェブ漫画サイト、マンガクロスで連載されている作品で、2023年4月からアニメ化が予定されています。陰キャで低身長、中二病で劣等感が強い主人公が、高身長、芸能人、マイペースのヒロインとのラブコメディで、もしそんな主人公が身分違いのラブコメをする羽目になったらこうなるだろう、みたいな生々しいリアリティを感じさせる作品です。基本ギャグテイストで笑える作品でもあり、ドキドキニヤニヤさせるラブコメ展開もあって、いろんな名シーンがある作品です。今回はそんな笑えたり、ニヤニヤしてしまう名シーンを集めてみました！
目次
名シーンその① 未知との遭遇？
主人公の市川京太郎は低身長・陰キャ・コミュ障・中二病と劣等感の強い中学生でした。そんなのだから高身長・陽キャ・芸能人と住む世界が違うクラスメイトの山田杏奈に敵意を向けていました。陰キャは教室に居場所がないものなので、昼休みや放課後には図書室に避難するものですが、そこにいたのが山田杏奈でした。彼女は何故か図書室に食料を持ち込んでこっそり食べていました。当然、学校に持ち込みは禁止です。それにも関わらずこっそりお菓子を持ち込んではこっそり食べるような、食い意地のはった腹ペコでマイペースなキャラだったことを知り、抱いていた印象が崩れた市川は困惑してしまいます。二人が最初に関わるようになった印象的なシーンです。
名シーンその② 自転車を投げるしかなかった
山田のことが気になり始めた市川は、ある日の登校日に山田がチャラそうな先輩にナンパされて言い寄られているところを目撃します。ちょっと困っている様子の山田に対して、イケメンの陽キャなら颯爽と登場して声をかけることが出来るのかもしれません。しかし、陰キャの市川にそれは無理！窮地に立たされたド陰キャ・市川がとっさの判断で実行した行動とは？
名シーンその③ 学校でねるねるねるねを作ろうとする女
一コマで落ちてるシーン。陽キャで友達も多くて、芸能人でモデル雑誌とかでカッコよく映ってる殿上人、山田杏奈は学校でねるねるねるねを作る女だったのです。ねるねるねるね以外の軽く食べられるお菓子ならまだ納得は出来るのに、なぜ手がかかるしバレるリスクが高いねるねるねるねなのか。案の定、市川にたっぷり迷惑をかけました。
名シーンその④ 行動が矛盾している！？
市川は山田をいけ好かない存在だと憎んで殺してやりたいと思っていたはずでした。しかし、ここ最近は自然と目で追うようになり、何故か山田のために行動していました。自分の気持ちと行動が一致していない違和感を感じていました。そんなある日の体育の授業で、山田はボールにぶつかって鼻血を出し保健室に行くことに。そしてそんな山田を見た市川は、自分でも何故そんなことをするのか分からないまま、授業を抜け出して保健室に行っていました。そこで市川は自分の気持ちを自覚するというシーンです。
名シーンその⑤ ゴミ箱には捨ててないから
学校へのお菓子の持ち込みが禁止されているにも関わらず、お菓子の袋が捨ててあったのが発見され、ホームルームで先生が注意をしていました。山田は何となく疑われているようで先生に何か知らないかを尋ねられます。そこで山田は「私はゴミ箱に捨ててないので違います」と言い、語るに落ちてしまいます。ゴミ箱に捨ててないだけでお菓子は持ち込んでいると言っているようなもので、哀れ山田は職員室に呼ばれてしまいました。ド天然が過ぎて面白いシーンです。
名シーンその⑥ そんなやつもいる
山田がこっそりお菓子を食べていたころを疑われ、職員室に呼ばれてしまったときに何故かついてくることになった市川は先生の取り調べに対して助け舟を出します。ド天然な山田は質問に対して額面通りにしか答えないアホだから、実際はやっていないと言うと、先生は納得してしまいます。山田はちょっと不満げな顔をしていました。先生は市川がよく喋っているところを見れて嬉しそうでした。
名シーンその⑦ さらっと重大なネタバレを
市川におススメの少女漫画を貸すために、校門の前で待っていた山田。市川は話の流れで貸そうかと言っただけで本当に貸してくれるとは思っていませんでしたが、さらっと重大なネタバレをしてしまいそうになります。
名シーンその⑧ シュンとする山田
山田は市川に少女漫画を貸すために校門で待っており、貸してからも当然のように一緒に登校しようとするのですが、陰キャで劣等感の強い市川は山田が自分のために待っている可能性はないものだと思っているので、さらっと「誰かを待ってたんじゃないのか？」と言ってしまいます。流石の山田も市川を待っていたとは言えずにシュンとしてしまいます。
名シーンその⑨ あなたが犯人？
いつも図書室でこそこそお菓子を食べていた山田でしたが、ついに図書室に飲食禁止の張り紙が貼られてしまいます。もしかして山田のやっていたことがバレたのか？しかし、山田にヘマをした心当たりはなく、真犯人がいるのではないかと先生に直接、張り紙の経緯を聞きに行きます。すると、飴の包み紙が落ちていたのだと言います。そして、山田のこの顔である。
名シーンその⑩ もう図書室にはこないのか？
張り紙が貼られてしまったせいで、もう山田は図書室にお菓子を食べに来ることもないのかと心配になってしまう市川ですが、山田はさも当然のようにお菓子を食べ始めます。張り紙ごときで止まる女じゃありませんでした。しかし、直後に先生がやってきて決定的な現場を見られそうになってしまいます。山田が図書室に来られなくなったら困る市川はとっさに、山田の手を掴んで証拠を隠そうとします。後で思い返せばキモい行動だったと死にたくなってしまう大胆な行動でしたが、それでも反射的にやってしまいました。何とか危機を脱した市川は、今後は控えた方がいいのでは？と心にもない事を言ってしまいますが、それでも山田の行動は全然変わりませんでした。めでたし。
名シーンその⑪ LINEやってる？
お互いがお互いを意識し始めたころ、山田は市川に「LINEやってる？」と聞きます。それは遠回しに『LINE教えて』と言うことでしたが、本来LINEとは無縁のド陰キャ市川は、山田がLINEを教えて欲しいという考えには至らず、バカにされていると勘違いしてしまいます。それからも遠回しにLINEが知りたい山田の気持ちにさっぱり気が付きませんでした。
名シーンその⑫ 人殺しの目をする山田
何とかLINEを交換したい山田は、友人たちとの会話の流れで男子全員のLINEを交換する流れになります。しかし、その流れで市川は山田の友人の一人、関根萌子と先にLINEを交換することになり、しかも割と趣味があったのか会話も弾みます。そのときの山田は人殺しの目を向けていました。かわいい。
名シーンその⑬ そんなことあるわけない
山田はモテるし人気者だ。だからこそ何で自分なんかと関わるのかがわかりませんでした。本当は言い寄ってくる男たちを牽制するために関わっているのでは？そう思ってしまいます。しかし、すぐに山田はそんなことをするようなやつじゃないと気が付きます。どうせ手が届かない存在だから、いっそ嫌いになる理由が欲しかったのだ。もし現実に存在する陰キャが、山田みたいな女子に恋をしたらこう思うんだろうなというのが、生々しくリアルで泣けます。
名シーンその⑭ やっと聞けたLINE
「もうすぐ冬休みだね、どっか行くの？」と聞かれたら、鋭い陽キャなら冬休み一緒に遊びに行きたいんだろうと察することが出来るかもしれません。しかし、ド陰キャの市川にそれは無理でした。それでも漫画の続きを貸したいから月曜日にもってくると言います。しかし、月曜日には忘れてしまって、冬休みに入ってから貸すから「LINEを教えて！」と、やっと言えたじゃねぇか…。
【僕の心のヤバいやつ】名シーンセレクションまとめ
僕の心のヤバいやつに笑えてニヤける名シーンをまとめてみました！ギャグテイストの作品ですが、陰キャの主人公が無理矢理にラブコメをやることになったら、こうなるんじゃないかというリアルさがあって感情移入しやすくニヤニヤできるラブコメでもあります。アニメ向きの作品だと思うので、期待できる一作だと思います！ぜひ見て下さい！
