「ガンゲイル・オンライン」は、2010年代に最も10代の少年少女たちに人気のメディアミックス作品『ソードアート・オンライン』通称SAOの作中に登場するVRゲームの一つです。ガンゲイル・オンラインはGGOとも呼ばれ、剣や魔法で戦うファンタジー色が強いSAOの世界のVRゲームの中で、唯一、銃を使って本当の戦争のようなフィールドで戦うリアリティーの高いゲームです。ここでは、SAO本編「ファントム・バレット編」の名シーンとスピンオフ作品「オルタナティブ・ガンゲイル・オンライン」の名シーンを合わせて、ランキング形式で10の名シーンを紹介したいと思います。
目次
【GGO】名シーン10位:レンとピトフーイの出会い
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
スピンオフ作品「オルタナティブ・ガンゲイル・オンライン」の主人公レンが、最大の敵でありGGOにおける師匠のような存在でもあるピトフーイと初めて出会ったシーンから、全てが始まりましたね。レンはGGOを始めたての頃はモンスターを狩って経験値を稼いでいましたが、ある時、複数人のプレイヤーと遭遇。逃げるか迷ったものの戦うことを選び、初の対人戦闘で勝利しプレイヤーキルに目覚めます。
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GGOのプレイヤー達から「ピンクの悪魔」と噂されるほど実力を上げたレンですが、ある時、不意を突かれ一瞬で仕留められてしまいます。そこで出会ったのが、ピトフーイ。明らかに普通じゃない彼女に怯えながらも、レンはピトの不思議な存在感に惹かれ彼女にGGOにおける戦闘技術などを享受されていきます。そして、それがきっかけでスクワッド・ジャムにも出場することになりました。
【GGO】名シーン9位:フカ次郎がグレネードランチャー購入!
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
第一回スクワッド・ジャムで優勝したレンは満足していたものの、その時に組んでいたMに頼まれ第二回にも参加することになりました。しかし、今回はMとは組めないので困ったレン。スクワッド・ジャム通称SJはチーム戦なので、最低でももう一人仲間がいなければ参加できません。そこで思いついたのは、香蓮(リアルのレン)の親友でゲーマーでもある美優の存在でした。
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
美優はレンの誘いに応じ第二回スクワッド・ジャムに参戦することに。レンくらい小さくて可愛いアバターを手に入れ、フカ次郎というプレイヤー名でGGOで経験値稼ぎを始めました。そして、Mから現実のお金に換算したら10億円の資金を受け取り、グレネードランチャーを二丁購入。他のゲームでストレングス(筋力)を上げていたフカ次郎にとって、グレネードランチャーは重く感じず軽々操っている姿が素敵です。
【GGO】名シーン8位:キリトが銃弾避けゲームで完勝!
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
こちらはスピンオフ作品「オルタナティブ・ガンゲイル・オンライン(以下AGGO)」ではなく、本編である『ソードアート・オンライン(SAO)』からのランクインです。デスガン事件を追うためにGGOにダイブしたキリトは、装備を整えるにも1000クレジットしかなくシノンに相談。シノンはおすすめはしないものの、銃弾を避けてガンマンにタッチするゲームに勝てば大金が手に入るとアドバイスします。
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それを聞いてキリトは迷いなくゲームを開始。シノンに心配されますが、SAOで最速だったキリトは難なくゲームクリア。唖然とする周囲の観客たちとシノンでしたが、キリトは「これは予測線を予測するゲームなんですよね?」と涼しい顔でとんでもない発言をしました。キリトにとって弾道予測線(バレット・ライン)は見るものではなく予測するものだという、彼の計り知れないポテンシャルがわかった名シーンでした。
【GGO】名シーン7位:レンとSHINCが現実で友達関係に!
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
第一回スクワッド・ジャムでレンとMを最後まで苦しめた女性六人組のチームSHINC。ゴツイ図体に中年オバサンのようなしゃべり方から、現実でも相当キツイ人物たちの集まりなのかと思われましたが、その正体は小さくて可愛い女子高生六人組でした。しかも、香蓮の近所に住んでいて頻繁にすれ違っていた女子高生六人組なので、互いに前々から気になっていたという関係です。そのため、SJの後は友達同士になりました。
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
女子高生六人組は新体操クラブの女の子たちで、GGOでのチーム名のSHINCは新体操クラブからもじったもの。もともと仲が悪かったらしい六人ですが、GGOでチームを組むようになってからは仲良しになったというエピソードが語られます。新体操クラブの六人が香蓮がレンだと気づいたのは、香蓮がピンク色のP90のキーホルダーをしていたから。六人は香蓮を尊敬しつつも、次は負けないと妥当レンを誓った所が可愛いです。
【GGO】名シーン6位:Mのリアルがイケメン過ぎる!
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
第一回スクワッド・ジャムで優勝したレンの元に、その時にチームを組んでいたMがやってきました。Mは次の第二回スクワッド・ジャムにレンが参加し、ピトフーイを倒してくれないかと懇願しに来ます。そうしなければ、リアルで自分とピトフーイが死ぬことになるかもしれないし、それを止められるのは香蓮だけだと言うのです。
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
彼がなにを言っているのかよくわからない香蓮でしたが、要は自分がピトを倒せばピトの死への憧れを止めることが出来るという話でした。そのため、香蓮はピトを止めるために第二回スクワッド・ジャムに参加することを決意します。このMのリアルは阿僧祇豪志(あそうぎごうし)という名前で、長身のイケメンで内面はおかしい変な人です。
【GGO】名シーン5位:レンがプロ相手に圧勝!
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
普段から銃器の扱いに長けている自衛隊……つまりプロの兵士と戦うことになったレン。普通なら絶対に勝てるはずもない相手ですが、レンは自身の小ささとアジリティー(敏捷性)を生かした戦い方で圧勝。あまりに人間離れしたレンのポテンシャルに、自衛隊員たちはリアルの戦闘の参考にはならないと自ら戦線離脱しました。序盤の最初の名シーンです。
【GGO】名シーン4位:キリトとシノンの一騎打ち
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
ここからは本編『ソードアート・オンライン』ファントム・バレット編からのランクイン。第三回バレット・オブ・バレッツ通称BoBの予選で、最後に戦うことになったキリトとシノン。キリトは最初はシノンと戦う気はありませんでしたが、そんなキリトを見てシノンは怒りと哀しみでキリトを一喝。そのシノンの姿に心打たれたキリトは仕切り直し、最初に約束した通り、本気でシノンと戦い勝利します。
【GGO】名シーン3位:キリトVSデスガン
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
デスガンの正体に気づいたキリトは、シノンの協力でデスガンのスナイパーライフルL115A3を無力化することに成功しました。後はキリトが接近戦で仕留めるはずでしたが、実はデスガンの本領はエストックによる近接戦闘で、デスガンの剣技はキリトのそれを上回る実力でした。苦戦し、過去のトラウマにも苦しむキリトでしたが、想いの力がデスガンとの実力差を埋め、なんとか勝利します。
【GGO】名シーン2位:シノンとアスナ達の初顔合わせ
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
第三回BoBでなんとか同時優勝を果たしたキリトとシノンでしたが、それでシノンの心の問題が全てが解決したわけではありませんでした。そこで、キリトはシノンをアスナ達と会わせ、さらにシノンが過去に救った家族とも引き合わせるというサプライズをします。このシーンは、シノンの心の中にキリトは勝手に土足で勝手に踏み込み過ぎじゃない? という批判もあるシーンですが、仮にそれはあったとしても純粋に良いシーンだと思います。
【GGO】名シーン1位:トラウマを克服した朝田詩乃
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
第三回BoBでなんとか優勝したとはいえ、完全に過去のトラウマを克服できたわけではないシノンこと朝田詩乃。そこに、いつも詩乃をからかってくる三人組がやってきました。そして、詩乃にガスガンを向けましたが、詩乃は逆に相手から銃を奪い銃の種類と扱い方を教えてあげます。その後、路地裏に入った詩乃は動悸で苦しみますが、それまでのように倒れたりすることなく「これが最初の一歩なんだから」と歩き出しました。ここは作中屈指の名シーンですね。
【GGO】名シーンランキングのまとめと補足!
出典: ガンゲイル・オンライン ©時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project
GGOの名シーンを紹介してきましたが、この記事をリアルタイムで執筆しているのは2018年6月中旬です。そのため、まだ「オルタナティブ・ガンゲイル・オンライン」のラストはランクインしていません。AGGOを最終話まで観たなら、レンとピトフーイのバトルや神崎エルザもランクインしたでしょうが、レンとピトフーイの出会いやフカ次郎の可愛さも紹介出来て良かったと思います。後は、AGGOを最終話まで観て感動するだけですね。