いよいよ2022年1月から2nd seasonが始まる「ありふれた職業で世界最強」。第一期は二つの迷宮を攻略し、城崎香織を新たな仲間に迎えたところで終わりましたが、続きがどうなっていくのか気になるところだと思います。そこで今回は原作よりネタバレを含めて、今後のあらすじをザックリと紹介していこうと思います。
大砂漠で早速トラブル
城崎香織を新たな仲間に迎え、一行が進むのはグリューエン大砂漠。舞い上がる砂により、三百六十度のすべての赤銅色の世界であり、さらに40度を超える温度は旅人を苦しめる最悪の道のり……なのですが、ハジメたちは車での移動なので、そんな事は何のその。涼しい車内でスイスイと地獄の大砂漠を進んでいました。とはいえ車内ではユエと香織がハジメを取り合い、こちらはこちらで地獄なのですが……そこへ現れたのは巨大なサンドワーム。しかしハジメはそれらを簡単に蹴散らすと、その場に倒れる人影を発見します。明らかに様子のおかしい青年を治癒する香織は、「魔力暴走」の言葉を口にします。
一行はアンカジ公国へ
香織の魔法によって一命を取り留めた青年は、アンカジ公国の領主の息子だと名乗ります。青年が言うには、今アンカジ公国では自分と同じく原因不明の病気で、何らかの症状や意識不明に陥った人間が数万人いるんだとか。後にオアシスの汚染が原因だと特定するのですが、魔力の活性を鎮めるには「グリューエン火山」でとれる静因石が必要になるとの事。結局人助けをする事になったハジメたちは、一先ずアンカジ公国へ向かいました。
オアシスで魔物退治
アンカジ公国に到着したハジメたちは、まず汚染されている水をどうにかするため、貯水池へ向かいました。そこではユエが大活躍。魔法を使い、貯水池の汚染を取り除いてしまいます。続いてハジメたちは、汚染の大元となっているオアシスへ。そこにはスライム型の魔物「パチェラム」が待ち構えていました。しかしこれもハジメたちはあっさりと撃破。すぐに水質は元に戻りませんでしたが、元凶であるパチェラムを倒した事により、ハジメたちは感謝される立場となります。しかしアンカジ公国には未だ苦しんでいる患者たちが大勢いるため、ハジメたちは患者たちを救うために静因石を手に入れるべく……というより、元々行く予定だったので、目的地のグリューエン大火山へ向かう事になります。
グリューエン大火山
アンカジ公国から数百キロ離れた位置にある、グリューエン大火山へ向かう事になったハジメ一行。アンカジ公国で治療にあたるため、香織は同行せず、ミュウと留守番をする事になるのですが、ここでもまたひと悶着……行ってらっしゃいのキス戦争が起こってしまいます。出発前からクタクタになるハジメでしたが、ようやくグリューエン大火山に到着。その姿を見た最初の感想は「まるでラピュタだな」でした。そんな冗談を交えつつ、ハジメたちの車は砂嵐の中へ突入します。ほとんど先が見えないほどの砂嵐を車内から見て、改めて車のありがたさに感謝。途中サンドワームを相手にしつつ、ハジメたちはようやくグリューエン大火山の内部へと突入しました。
グリューエン火山内部へ
これまでオルクス大迷宮と、ライセン大迷宮を攻略してきたハジメたちでしたが、グリューエン火山内部はそれ以上の、とんでもない場所でした。とにかくマグマ。地面にマグマがあるのはもちろん、壁からもマグマが噴き出し、空中にまでマグマが浮いて流れています。この迷宮のボスとして登場するのはマグマ牛。炎系の魔法は効かず苦戦するのかとも思われましたが、ハジメの衝撃変換の固有魔法で威力を増したシアの一撃で頭を粉砕。これには思わず攻撃した本人も引くほどの威力でした。その先も魔物を退けて進む一行でしたが、思わぬと言うべきか、やはりと言うべきか……「暑さ」という最大の敵にグロッキー状態となってしまいます。炎には氷。という訳で、一行はユエの氷系魔法で作り出した氷塊で、しばし休憩する事にしました。
グリューエン大火山の最終試練
マグマ牛にマグマコウモリ、そして最後はマグマ蛇と、マグマ系の魔物を相手にしながら静因石を採掘するハジメたち。特に厄介なのがマグマコウモリとマグマ蛇で、手ごわい敵ではないのですが、とにかく数が多い。倒しても倒してもどんどんと湧いてきます。そしてマグマ蛇を8匹倒した頃、ある異変が……岩壁が光りだし、岩壁に埋め込まれていた100個ほどの鉱石のうち、8つほどが光っていたのです。「マグマ蛇を100匹倒すのが試練」そう考えたハジメたちはマグマ蛇をとにかく狩りまくります。そして最後の1匹を倒した瞬間、頭上から極光が降り注ぎ、周辺のすべてを飲み込んでしまいました。
フリード・バグアー
不意を突くように突如放たれた極光を、ギリギリのところで致命傷にならないようにかわしたハジメ。とはいえ、生きているだけで動けないほどの重傷。右腕は焼き爛れて骨まで見え、義手も融解状態。その他にも深い傷を負い、神水でもなかなか治らないほど満身創痍といった感じでした。その状態のハジメへなおも攻撃を続ける魔人族の男。竜を従え、名をフリード・バウアーと名乗り、自らを「異教徒共に神罰を下す忠実なる神の使徒」と言い放ちました。意識を取り戻したとはいえ、絶体絶命の状況。それを救ったのはティオでした。ティオは黒竜の姿になり、それを見たフリードは驚きを隠せない様子。「まさか、このような場所で竜人族の生き残りに出会うとは……」と、初めて慌てた表情を見せます。
限界突破したハジメとフリードの決着
満身創痍ながら限界突破の力で反撃に転じたハジメは、フリードに大きなダメージを負わせる事に成功。しかしトドメをさすため追撃しようとした瞬間、タイムリミットで大量の血を吐き出し倒れてしまいました。同じく内臓にまでダメージを負ったフリードも、竜の背に乗り満身創痍の状態。最後の手段としてフリードは、マグマを鎮めている要石を破壊し、大迷宮ごとハジメたちを葬ろうとします。その後ティオは、手負いのフリードを迎撃して追い払う事に成功。しかしハジメたちは行方知れずのままとなってしまいます。こうしてフリードとの最初の直接対決は痛み分けで幕を下ろしました。
「ありふれた職業で世界最強」2nd seasonまとめ
ここまで「ありふれた職業で世界最強」の第二期のあらすじを、少しだけ紹介しましたがいかがだった打でしょうか?おそらくフリードとはライバル的な存在になると思うので、この辺りは第二期でも盛り上がるシーンだと思います。第二期がどこまで放送されるかはまだ分かりませんが、原作のどこまでアニメ化されるのか楽しみです。