2018年夏からアニメ3期が放送決定している「オーバーロード」。原作の小説やアニメが大ヒットを記録している話題の作品です。さまざまな登場人物、細かく設定された世界観などが見所で面白さを引き立てています。今回は、そんなオーバーロードに登場する国【リ・エスティーゼ王国】に焦点を当てて紹介したいと思います。
目次
リ・エスティーゼ王国とは
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
リ・エスティーゼ王国とは、種族は人間で900万人程が住んでいる国です。多くの国が存在し隣接しているオーバーロードの世界では、1番面積が大きく規模がデカいさらに1番古い歴史ある国。リ・エスティーゼ王国を治めているのは、ヴァイセルフ王家であり現在は、ランポッサⅢ世が国王としている。アインズが人間と初めて接触したカルネ村もリ・エスティーゼ王国の領地である。
リ・エスティーゼ王国国王ランポッサⅢ世
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
現在リ・エスティーゼ王国を治めている国王ヴァイセルフ王家のランポッサⅢ世。年齢は60歳であり国王になってから39年が経過している。やせ細った不健康な体格に白髪で顔色がとても悪い。王位継承してもよい年齢だが、第一王子と第二王子が王位についたら貴族の言いなりになることが分かっている為王位継承できずにいる。国王としては、無難であり大きな成功もなく失敗もない。先代達が後回しにした問題のツケを払わされている苦労が多い国王です。とてもガゼフ・ストロノーフを信頼している。
長男バルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフ
リ・エスティーゼ王国第一王子であるバルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフ。第二王子ザナックと王座をめぐり争っている。既婚者であり娘も存在し綺麗に整えられた髪の毛に良い体格をしている。ラナーの側近であるクライムよりも戦士としての強さは下だが王族の中では、強い。第二王子であるザナックの頭脳に自分では勝てない事を自覚しており焦る事が多い。
次男ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
リ・エスティーゼ王国の第二王子だるザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ。第一王子のバルブロと王座をめぐって争っている。小太りであり、目つきが悪い。レエブン侯との関りが深く、王国の現状をしっかり把握している。三女のラナーの性癖や裏の顔を知っている数少ない人。第一王子バルブロよりも頭が良いが三女ラナーの方が頭が回る事を知っている為、よく相談を持ち掛けている。ラナー自体王座に興味はなく自分の正体を知っているザナックと取引をしザナックが王座に就いた時の見返りを求めて協力している。ザナックが後の国王となる可能性がとても高い。
ぺスペア侯夫人と第一王女
国王のランポッサⅢ世の第一王女を妻に迎えたリ・エスティーゼ王国六大貴族の1人。あまり表に出てきていない為詳細は不明だが、美少年であり体格も細いとは言えないぐらい。ぺスペアの父親がとても優秀だったので彼もそうなるのではないか期待されている。
第二王女詳細不明
次女がいるのだが詳細が表に出ていない為不明。
第三王女ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ
三女ラナーの特徴
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
ランポッサⅢ世の第三王女として生まれたラナー。とても美しい容姿をしており黄金と呼ばれている。黄金の髪の毛、青い目、健康的な白い肌、笑顔は桜の花ごとく美しい、それほど美しく肖像画がかけないと言われるほど。性格は温厚であり、被支配者側にとって有利になる政策をしている為評価や人気は高い。しかし人に対しての根回しやコミュニケーションが苦手。
ラナーの裏の顔
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
完璧なる人間と言ってもいい程のラナーだが、裏の顔がある。第二王子のザナックを始め少数しか見たことない本当の姿は、おぞましい化物と言われる程変貌し異質な存在となる。表の顔と違い自分の利益になる事であれば国民や周囲の人がどうなっても笑顔でいられるほどであり、後悔や後ろめたさがまったく感じない。幼少期に才能を開花させたが、人間とは思えない程の頭脳を持ち合わせ周囲の人が理解できない事を言うようになる。
ラナーとナザリックの繋がりを考察
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
王国に潜入していたセバスの報告書を読んで異質な存在のラナーに興味を持ったデミウルゴスは接触します。そして八本指を襲撃する際の情報提供、作戦概要を打ち合わせしている。王国を震撼させた「ゲヘナ」の際も、お互いの利益を尊重し実行していると思われる。ナザリック側は資金面と物資面であり、ラナー率いる王国側は、クライムの超危険任務の完遂、第二王子が前に出ての戦闘、国王自ら戦地に出向くなどといったことで王派閥を優位にしている。ゲヘナは、ラナーとデミウルゴスの八百長だったのです。
今後のラナーを紹介【ネタバレ】
ラナーの頭脳の高さは、人間を超越しておりアルベドとデミウルゴスで五分五分という事です。作者の王様優秀度は12キャラ中1位(理解外)です。ちなみにアインズこと鈴木梧は最下位(凡人)。そんな規格外の頭脳をナザリックで認められゲヘナ以降ナザリックとつながりも持っている。さらにゲヘナでの功績を認められてアインズより褒美を与えられており、条件付きであるが後々階層守護者と同等の地位を与えられるとの事です。今後アルベドやデミウルゴスと同じ頭脳派としてアインズの役に立つところを期待したいです。
リ・エスティーゼ王国の今後
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
現在のリ・エスティーゼ王国は、長きにわたるバハルス帝国との戦争で国民を徴兵した為人手不足、さらに国内では王派閥と貴族派閥での争い、犯罪組織の拡大化などによって国力が減衰している状況。もうすぐ破滅しそうな古い国家に成り下がっています。そこに付け込んでバハルス帝国が乗り込んでさらに国力が下がります。第二王子が王座につくと思いますが、そこからどのようにのし上がるかが見ものですね。
リ・エスティーゼ王国の王家紹介まとめ
出典: オーバーロード ©丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会
今回はリ・エスティーゼ王国の王家や周辺事情に焦点を当てて紹介しました。リ・エスティーゼ王国でカギとなるのは第三王女のラナーとクライムとなるでしょう。どんな風にナザリックと関わってくるのかとても楽しみですね。小説版でこの後リ・エスティーゼ王国は悲惨な事になるので気になる方は是非小説を読んでみてください。それでは今回は以上になります。ご愛読ありがとうございました。