「東京卍リベンジャーズ」は2021年4月から「東京リベンジャーズ」のタイトルでアニメが放送される作品で、週刊少年マガジンで現在も連載中の作品です。かつての恋人の死の運命を変えるために死のきっかけとなった暴走族で成り上がりながら謎に迫っていくという不良漫画でありながらSF・サスペンスの要素が強い作品です。そんな「東京卍リベンジャーズ」の主要な登場人物を紹介していきたいと思います。
目次
登場人物① タイムリープを繰り返す主人公 花垣武道(はながきたけみち)
本作の主人公で負け組人生を歩んできた26歳フリーター。レンタルビデオ屋のアルバイトで年下の店長にパワハラを受けるような生活を送っていたある日、かつての恋人の橘日向が犯罪組織の抗争に巻き込まれて死亡したというニュースを耳にします。さらに自分自身も何者かに駅のホームから突き落とされてしまいますが、直後に12年前の過去にタイムリープすることになります。
花垣武道ってどんなやつ?
不良に憧れて中学時代は自身も不良だったものの、イキッて他校の生徒に喧嘩を売りに行ったら返り討ちに遭い、以降は暴走族グループ『東京卍會』の末端となります。喧嘩も弱く、度胸も無い。本来はその環境から逃げるはずでしたが、日向や仲間たちの運命を変えるために覚悟を決め、勝てない敵にも立ち向かい決して倒れないメンタルの強さを持つようになります。その姿は多くの人物に影響を与え、悲劇の運命を変えていくことになります。
登場人物② 姉を助けるために刑事になったヒロインの弟 橘直人(たちばななおと)
ヒロインの橘日向の弟で、現在におけるタケミチの頼れる相棒となる人物。当初は日向と共に事故死する運命でしたが、過去に遡ったタケミチの忠告により運命が変わり、姉を助けるために刑事となります。刑事になってからの直人は非常に頼れる存在で、警察というネットワークを駆使し必要な情報を手に入れながらタケミチをサポートします。なお、タイムリープのトリガーは直人と握手することであり、直人が生存していない場合タイムリープもできなくなります。
登場人物③ 12年後に死ぬタケミチの元恋人 橘日向(たちばなひなた)
タケミチの中学時代の彼女です。東京卍會という犯罪組織の抗争に巻き込まれて死亡する運命でした。彼女の運命を変えるためにタケミチは過去と現在を行き来することになります。心優しく芯の強い女性ですが、何の因果か12年後に事故に巻き込まれて亡くなってしまいます。何故未来を変えても彼女の死を変えられないのか、それは本作のおける大きな伏線となっています。
登場人物④ 東京卍會総長“無敵のマイキー”佐野万次郎(さのまんじろう)
12年後の未来において、最悪の犯罪集団となる暴走族グループ『東京卍會』の総長。通称はマイキー。圧倒的なカリスマと無敵と呼ばれるほどに喧嘩の強さを持つ存在で、未来の世界でも犯罪集団のトップとなっています。しかし、過去のマイキーは極悪人ではありませんでした。マイキーが何故犯罪集団のトップとなってしまうのかが、日向の死に大きく関わっています。本作におけるキーマンの一人。
佐野万次郎ってどんな奴?
圧倒的カリスマと喧嘩の強さを持つキャラクターですが、私生活はズボラでマイペース。過去に家族を失った事件のトラウマから精神的には未熟で進んで犯罪を犯すような人物ではありませんが、きっかけがあれば犯罪に手を染めかねない危うさを持っており、善にも悪にも転ぶような不安定な性格のキャラクターです。
登場人物⑤ 東京卍會副長 マイキーの頼れる相棒 龍宮寺堅(りゅうぐうじけん)
マイキーの右腕とも言える東京卍會の副長で通称はドラケン。マイキーに匹敵するような喧嘩の強さを持ち、それと同時にマイキーにとって精神的な支えともなっている人物。高身長で威圧的な風貌に加え、家庭の事情から風俗店の一室を借りて生活しているという境遇にも関わらず、優れた人格者であり、無関係の人間に暴力を振るうことは決してせず仲間のために身体を張ったり、頭を下げたりもできるキャラクターです。
龍宮寺堅の運命は?
一番最初の未来では既に故人。12年前に起こったとある抗争により命を落としたことがマイキーの巨悪化、そして東卍が巨悪化した大きな原因とされていましたが、タケミチによって死の運命を回避した後の未来ではとある事件を起こし死刑囚となっています。
登場人物⑥ 未来の東卍のナンバー2 稀咲鉄太(きさきてった)
未来の東京卍會のナンバー2。12年前の過去では愛美愛主という暴走族の幹部であり、その後東卍へと加入します。早い段階で東卍が巨悪化する最大の原因とされてきた人物で、本作における最大の敵となります。ある目的のために動いており、作中で起こる様々な抗争も大体全部が稀咲によって仕組まれたものです。計画を実行するにあたって手段を選ばず金や暴力をちらつかせて他人を操り最終的には東卍を最悪の犯罪組織へと変える張本人です。タケミチやマイキーそして日向に対して異常な執着を見せています。
作中最強の頭脳派
もともと神童と呼ばれていたほどに頭が良く、悪魔的な人心掌握術や行動力、実行力を持った非常に出来るキャラクター。タケミチがいくら未来を変えても、最悪の未来が変わらなかったのは稀咲が非常に優れた手腕を持っていたからと言えます。逆に言えばタケミチが未来を変えてもなお、その都度計画を練り直し自分の思うように絵を描いてきたということでもあります。
登場人物⑦ 東卍壱番隊隊長 場地圭介(ばじけいすけ)
東卍の創設メンバーの一人でマイキーとも幼馴染で同じ道場に通っていました。稀咲が東卍入りしたことで反旗を翻し、別のチームに渡ってしまいますが、実は稀咲の暗躍にいち早く気付いており、稀咲の計画を阻止するべく動いていたことが理由でした。本来は非常に仲間想いな性格。本来の未来ではとある人物に殺害され、そのことによってマイキーのタガが外れてしまうのですが……
登場人物⑧ 東卍壱番隊副隊長 松野千冬(まつのちふゆ)
場地を心から尊敬し慕う壱番隊の副隊長。場地が東卍を抜けて他チームに渡る際に踏み絵として利用されタコ殴りにされるも千冬は場地の意図に気付いており、場地に対する信頼が揺らぐことはありませんでした。後に過去において最も頼れるタケミチの相棒となり、タケミチがタイムリープしてきたことも知ることになります。
【東京卍リベンジャーズ】登場人物まとめ
「東京卍リベンジャーズ」に登場する主要な登場人物を紹介しました。ここで紹介したのはストーリーの根幹に関わってくるキャラクターですが、この他にも個性的で熱いキャラクターがたくさん登場します。4月からアニメが放送され、実写化もされ、マガジンで連載中の本編も目が離せない展開となっています!是非見てみてください!