いよいよアニメ第2期が2021年1月に放送開始と発表され、2期でも活躍するキャラクターが明らかになってきました。1期からおなじみとなっている主要キャラクターから2期で初登場するキャラクターまで、今回は復習と予習を兼ねて各キャラクターを担当している声優さんたちを他アニメで演じた代表作なども含めて紹介していきます!(赤血球や白血球など大量の声優さんがいる場合は代表者を紹介します)
目次
赤血球「花澤香菜」
本作の主人公の1人で1期の1話から登場したみなさんご存知「赤血球」AE3803。方向音痴だったりトラブルにしょっちゅう巻き込まれたりと大忙しの赤血球を演じているのは「花澤香菜さん」!本格的に声優活動を開始した2006年からは毎年数え切れないほどのキャラクターを演じ、主要キャラクターも数多く演じています。そんな花澤香菜さんの出世作は「ゼーガ・ペイン」リョーコ役!これをきっかけに大人気声優となり、その後は「ToLOVEる」蜜柑役や「僕たちは友達が少ない」小鳩役といった幼いキャラクターから「監獄学園」緑川花役のような乱暴なキャラクターまでかなり幅広い演技を披露。それでもやはり花澤香菜さんと言えば癒し系ボイスが有名な声優さんです。
白血球(好中球)「前野智昭」
赤血球と同じく1話から登場し、本作の主人公として活躍するのが「白血球」U-1146番。口数はそれほど多くなく表情もほとんど変わらない物静かな性格ですが、細菌や病原菌が侵入してくると性格が一変して攻撃的になります。そんな二重人格のような白血球を演じるのは「前野智昭さん」!個人的に前野さんが演じたキャラクターで一番記憶に残っているのは「アマガミSS」主人公の橘純一役。白血球とは全く違うなよなよしたキャラクターでしたが、キャラクターにぴったりの声でした。また、アニメだけでなくゲームのキャラクターもかなり多く演じている声優さんです。
キラーT細胞(メモリーT細胞)「小野大輔」
KILLと書かれた帽子をかぶり、全身黒で統一した服装の武闘派集団のキラーT細胞の班長。金髪で悪い目つきをしており、見た目通りの乱暴な性格ですが単純でいいように使われる事もある人気キャラクター。そんなT細胞の班長を演じるのは「小野大輔さん」!通称「おのD」で親しまれイケメンボイスで真面目なキャラクターからふざけたキャラクターまで演じる有名声優さんです。「AIR」国崎往人役で初めての主要キャラクターを演じました。その後も「涼宮ハルヒの憂鬱」小泉役や「黒執事」セバスチャン役などイケメンキャラクターを演じる事が多いのですが、「斎木楠雄のΨ難」燃堂力役や「おそ松さん」十四松役といった印象と全く違うキャラクターを演じる事もあります。
マクロファージ「井上喜久子」
清楚で優しそうな見た目とは違い、鉈や鈍器を振り回してウイルスを殺しまくるマクロファージ。キラーT細胞ですら敬語を使うマクロファージを演じているのは「井上喜久子さん」!声優歴32年のベテランさんです。井上さんと言えば何といっても「らんま1/2」天道かすみ役!……と言っても若い方はピンと来ないかもしれないでしょうか?(笑)主要キャラクターではありませんでしたが、「魔女の宅急便」や「不思議の海のナディア」など一度は聞いたことのあるような作品にも出演されています。最近では「〇〇の母」といったように、母親キャラクターを演じる事がかなり多くなっています。
血小板「長縄まりあ」
見た目は保育園児か幼稚園児くらいで人気投票をすれば必ずと言っていいほど上位に入る大人気キャラクターの血小板。そのリーダー格であるロングヘア―の少女を演じるのは「長縄まりあさん」!「小林さんちのメイドラゴン」カンナ役、「女子高生の無駄づかい」ロリ役、「アズールレーン」ラフィー役など血小板と同じく幼女~少女くらいの幼い少女を演じる事が多い声優さんです。
制御性T細胞「早見沙織」
T細胞の暴走を抑え、秘書のようないでたちをしているキャリアウーマンのような女性。実力はキラーT細胞と遜色ない強さを持っている制御性T細胞を演じるのは「早見沙織さん」!わざわざ紹介する必要が無いくらい有名な声優さんではありますが……最近では爆発的な人気となっている「鬼滅の刃」で胡蝶しのぶ役を演じており、その他にも「賭ケグルイ」主人公の夢子役や「ごちうさ」青山ブルーマウンテン役、「ダンまち」リュー役などどこかミステリアスなキャラクターを演じる事の多い声優さんです。
NK細胞「行成とあ」
黒のタンクトップに短パンでかなり筋肉質な女性。キラーT細胞をからかったりする男勝りな性格のNK細胞を演じるのは「行成とあさん」!「ベルセルク」でキャスカ役を演じていた行成さんですが、どちらかというとアニメより映画の吹き替えで活躍されている声優さんで、50作品以上の映画で吹き替えを担当しています。
一般細胞「小林裕介」
作中において一般市民のような扱いで特に特徴の無いその名も「一般細胞」を演じるのは「小林裕介さん」!「アルスラーン戦記」主人公のアルスラーン役をはじめ、2020年夏アニメでも2期が放送された「Re:ゼロゼロから始める異世界生活」主人公のスバル役、週刊少年ジャンプで連載中の「Dr.STONE」石神千空役、色々と話題になった「異種族レビュアーズ」ゼル役など、話題作の主要キャラクターを数多く演じている人気声優さんです。
乳酸菌たち「(クロ)吉田有里」「 (アカ)高橋李依」「(パンダ)藤原夏海」「 (ブチ)久保ユリカ」
アニメ第1期では活躍する事はありませんでしたがアニメ第2期の中心となるであろうコミックス第5巻で初登場し、かなり重要なポジションを担っているのが乳酸菌たち。5巻は4種類の乳酸菌が主人公といっても過言ではありません。そんな乳酸菌を演じるのはこの4人!まずは「(クロ)吉田有里さん」。「未確認で進行中」で声優デビューながら主要キャラクターの三峰真白役を演じました。続いて「 (アカ)高橋李依さん」は「このすば」めぐみん役をはじめ、「 Re:ゼロから始める異世界生活」エミリア役、「彼女、お借りします」桜沢墨役など今や引っ張りだこの大人気声優です。「(パンダ)藤原夏海さん」は「少年メイド」主人公の小宮千尋役を演じ、最近では「真・中華一番」マオ役も演じていました。最後に紹介するのは「 (ブチ)久保ユリカさん」。久保ユリカさんと言えばやはり「ラブライブ」小泉花陽役でしょう。もちろん他にも多数の人気キャラクターを演じていますが、ラブライブに登場する「μ's」としても様々なメディアで活躍されていました。
がん細胞「石田彰」
アニメ第1期でも強敵として登場したがん細胞ですが、2期や劇場版でも最強の敵として登場する事が決定しています。そんながん細胞の親玉を演じるのはもちろん1期と同じく「石田彰さん」!アニメの1期を見ていた方からすればもう石田彰さん以外の声優さんは考えられませんよね。石田彰さんと言えばやはり「新世紀エヴァンゲリオン」渚カヲル役でしょう。20年以上前のアニメでありながら石田彰さんの代名詞ともいえるキャラクターです。その他にも「NARUTO」我愛羅役や「ケロロ軍曹」サブロー役など長編アニメで主要キャラクターの声優も多く演じています。
ナレーション「能登麻美子」
最後に紹介するのはキャラクターではありませんがこの人がいなければはたらく細胞は始まらない!出てくるキャラクターの名前と役割を優しい声で紹介してくれるナレーションは「能登麻美子さん」が担当しています。「地獄少女」閻魔あい役、「いちご100%」東城綾役、「おしえて!ギャル子ちゃん」では本作と同じくナレーションを担当していました。アニメ以外でもナレーションをする事も多く、TVCMなどでも活躍する声優さんです。現在も活躍中でもちろん若い方にも人気の声優さんですが、15年ほど前は今以上にTVCMやアニメの主要キャラクターを演じる事が多く30代~40代により多くのファンがいるのではないでしょうか。
2期で活躍する声優さんまとめ
ここまではたらく細胞アニメ第2期の声優さんについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか?調べてみたところ声優さんの変更は見当たらなかったので、1期から応援していたファンとしてはちょっと安心しました(笑)1つ気になるのは2期で大活躍すると思われる乳酸菌の声優さん達。原作コミックスでは「にゅーにゅー」しかセリフが無かったのですが、そのあたりをどう演じていくのか今から楽しみです。