まるで刀のような巨大包丁に、モヒカン頭という奇抜なスタイルで注目を集める斎藤綜明(さいとうそうめい)。当代きっての寿司職人と評される斎藤ですが、第四期では初っ端のセカンドバウトから登場します。天才寿司職人とは言え連帯食戟でテーマとなる食材は抽選によるランダム。果たして寿司職人の斎藤は寿司に無関係な食材でも戦う事が出来るのか気になるところですね。そこで今回は武士っぽい天才寿司職人、斎藤綜明について紹介していきます。
目次
基本的に何故か目をつむっている斎藤
斎藤と言えばモヒカン頭に巨大な包丁が特徴的でそこに目が行きがちですが、もう1つ外見に大きな特徴があります。それが何故かいつも瞑っている目!食戟の最中など稀に目を開けることはありますが基本的に目を瞑って生活しているようです。その理由は良く分かりませんが……武士をイメージしすぎて人の気配などを感じやすくするためにこうしているのかもしれません。
一人称は「俺」?「拙者」?
モヒカン・巨大な包丁・瞑った目。外見にも大きな特徴をいくつも持っている斎藤ですが、口を開くと武士のような言葉使いをする特徴も持ち合わせています。相手の事を「お主」とと呼んでみたり、とにかく武士道を重んじるあまり身も心も武士になってしまっている斎藤。しかしそんな斎藤もさすがに「自分の事を拙者とは言わない」と否定するのですが……仲間の竜胆や司はもちろん、現在は反逆者連合で敵対している女木島にまでも拙者と言っているとツッコまれてしまいます。
斎藤が薊政権に加担している理由
斎藤は母子家庭で育ち、母親も腕利きの寿司職人として寿司を握っていました。常連客もついており母子家庭とは言え順風満帆に見えた生活を送っていたのですが、斎藤が遠月学園へ進学した後、母親も名のある寿司屋へ修行へ出ることになります。しかしそこで待っていたのは古臭い考えによる差別行為で結局斎藤の母親は過労で倒れてしまう事に。実家の寿司屋は母親が一人で切り盛りしていたので、斎藤は母親の代わりとして中学生ながら寿司職人として寿司を握り始めます。
幼少期の出来事と薊との出会い
斎藤が母親の代わりにツケ場に立ってからしばらくして、母親が修行に出ていた店の寿司職人たちがいちゃもんを付けにやってきます。「格好だけ」「おこがましい」などなど、言いたい放題いう職人たちを涼しい顔で迎える斎藤。この後言葉ではなく自らが握った寿司で実力差を見せつけ様々な理由で差別してくる「古い大人」を黙らせてきました。この事を知っていた薊は斎藤に大人たちがしていた差別は「許されない事態」と言って斎藤に共感。薊政権に勧誘し、斎藤も同じ考えを持つ薊につくことを決心しました。
いつからモヒカンで武士道に?
子供の頃は画像を見てもわかる通り髪型はごくごく普通で言葉使いも一般的なものでした。この時の斎藤は遠月学園の中等部に通っており、時期的には母親が倒れた直後のものです。そして次に先ほど紹介した因縁を付けに職人達が来たときにはモヒカン頭になっています。この事から斎藤がモヒカンにしたのは母親が倒れてすぐ。おそらく言葉使いもこのころ見ていた大河ドラマによるものと思われます。
注目のセカンドバウトでは美作と食戟!
斎藤の連帯食戟初陣はセカンドバウト。相手はパーフェクトトレースを駆使して戦う美作でした。すべての動きを完璧にトレースし、なおかつそこに自分ならではのアレンジを加えてくるのが美作の戦い方。斎藤はまるで自分と戦っているような感覚で食戟を行う事になります。ちなみに髪型までトレースしているように見えますが、基本的には美作のもともとのヘアースタイルなのでトレースしたわけではありません(笑)
テーマ食材は斎藤が圧倒的有利なマグロ!
セカンドバウトで斎藤と美作に与えられたテーマ食材は「マグロ」!マグロと言えば言わずもがな寿司を代表するネタです。このマグロを使って斎藤は小玉寿司を作る事に。当然パーフェクトトレースが武器の美作も同じく小玉寿司で応戦する事になります。全く同じ動きで完璧に料理をトレースしていく美作。しかし斎藤は途中で「フェアな戦いをする為に」と自らの包丁を貸し出すなど、どこか余裕を見せているようにも見えます。
二人の勝敗を分けたのは隠し包丁の深さ
完璧なトレースとアレンジで美作が一歩リードしたかに見えた食戟でしたが、終わってみれば満場一致で斎藤の勝利に。その理由は寿司ネタに使われた隠し包丁でした。今回の食戟で二人が作ったのは普通の寿司ではなく「小玉紅玉寿司」。一般的な寿司に比べてさらに小さく握られた寿司になっています。そこで斎藤はあえて隠し包丁の数を制限。この寿司職人だからこそ気付けた技に美作は気づくことが出来ず敗れたのでした。
インターバルは不要!?サードバウトにも登場する斎藤
セカンドバウトで自分の影と戦っているかのような緊張感の中勝利をおさめた斎藤。ともにセカンドバウトで戦った司と竜胆は食戟での疲労の為、一日の休養が必要なほど疲弊してしまっていました。二人が食戟に出れない以上、人数的にも斎藤がサードバウトで連日の食戟をする事に。これには創真も心配するのですが、もも曰く斎藤は水垢離をして精神を研ぎ澄ませ疲労はカバーできているんだとか……ちなみに連帯食戟の会場となっているのは真冬の北海道です(笑)
サードバウトで斎藤の相手を務めるのは創真
斎藤がサードバウトで連戦の相手として戦うのは物語の主人子でもある創真。連戦+相手が創真という事で斎藤ファンの皆さんは嫌な予感がプンプンしているでしょう(笑)さらにサードバウトのテーマ食材は「バター」。セカンドバウトではテーマ食材がマグロという事もあって最初から有利に食戟を進めることが出来た斎藤でしたが、寿司と全く縁がないバターと言うテーマにどう立ち向かうのかも気になります。
斎藤がサードバウトで作ったのは海鮮丼!
天才寿司職人が作るバターを使った料理。それがこの「珠玉のバター海鮮丼」でした。バターは鮭をムニエルにする際に使ったり、イカを炒めるときに使ったりしています。見るからに絶品という事が分かるこの丼ぶり。あまりの出来栄えが良かったため、実際に再現して料理を作った方もいたほどです(笑)結局は創真の作ったバターピラフいなり寿司に敗れはしましたが、インスタ映えと言う点では圧倒的に斎藤の勝利でした。
【悲報】斎藤綜明先輩、純和風だけど将棋が弱い
時は少々遡って連帯食戟が始まる少し前の一コマ。斎藤はももと将棋を打っているのですが……ももは明らかに片手間で将棋を打っています。ところが結果はももの圧勝。しかも「また王手だよ綜みゃん」と言っているところを見ると、どうやら一度だけでなく斎藤は将棋でももに何度も負け続けているようです。可愛い要素が全く無い将棋でももの興味も無さそうなのですが、それでも勝てない斎藤……右下のコマで頭を抱えているのがなんだか笑えます(笑)
斎藤綜明の声優を担当するのは小西克幸さん!
斎藤の声優を担当するのは第三期から引き続き小西克幸さんになります!数々のアニメで主要キャラの声優を務め、もう説明する必要も無いかもしれませんが一応……2019年に演じたアニメの中でも注目されていたのはやはりジョジョの奇妙な冒険のディアボロでしょうか。「キング・クリムゾン」という言葉はジョジョを知らない人でも聞いたことがかもしれません。しかし魔法陣グルグルではキタキタ親父も演じるなど、かなり幅広い演技力が魅力の声優さんです。
天才寿司職人、斎藤綜明まとめ
ここまで斎藤綜明について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?画像は薊政権前のもので第五席になっていますが、薊政権後では女木島が抜けた事により第四席に格上げされています。見た目の奇抜さ、武士のような言葉使い。見た目も中身も個性の塊のようなキャラクターになっていて見どころ満載なので、食戟のソーマ第四期では斎藤綜明にもぜひ注目してみてください。