魅力的なキャラクターが多い七つの大罪ですが、その中でもひときわ目立つ主人公とヒロインはなんといってもメリオダスとエリザベスです。大罪人と一国の王女というあきらかにミスマッチな2人。しかし2人の出会いは実は今よりも遥か昔……様々な理由があり現在の2人は出会う事になったのでした。はたしてどうして2人は出会ったのか。偶然?必然?2人の関係の真実に迫ります。
目次
エリザベスが助けを求めた事により出会う2人
エリザベスには赤ん坊のころメリオダスに助けられた過去がありますが、第一話の物語開始時にこの世界においてメリオダスとエリザベスが初めて出会ったのはエリザベスが豚の帽子亭へやってきた日。錆の騎士と呼ばれ聖騎士たちに追われメリオダスの元へやってきました。ちなみに初登場時は鎧を身に着けた不気味な雰囲気……しかしその場で気を失い倒れて鎧が脱げ、中身が女性だということが発覚します。
出会ったその日に初セクハラをうけるエリザベス
もはや七つの大罪の名物ともいえるエリザベスに対するメリオダスのセクハラ行為!胸を揉んだりスカートに顔を突っ込んだりとやりたい放題のメリオダスですが、記念すべき最初のセクハラは豚の帽子亭でエリザベスが倒れた日でした。出会って顔を合わせる前から真剣にセクハラをするメリオダス。表情が真剣なのがなんだか笑えます。
2人の恋の始まりは3000年前……その代償に受けた罰
2人が恋に落ちたのは現在から約3000年前の世界。そのころメリオダスは魔人族側として、エリザベスは女神族として敵対している存在でした。しかし2人は恋に落ちてしまい、メリオダスは魔人族を裏切った罪を。エリザベスは魔人族であるメリオダスと結ばれた罪を受けることになってしまいます。
メリオダスの受けた罰とは?
メリオダスとエリザベスへの呪いをかけたのは最高神と魔神王です。メリオダスにかけられた呪いは「永遠の生」。文字通りメリオダスは死ぬことなく3000年間現在の姿のまま生きてきた事になります。(そのため七つの大罪の事を知る聖騎士たちは子供のままの姿を見て驚くことがあります)そしてその生き続けてきた3000年の中で必ずエリザベスと出会い、目の前で失っていくことになります。その数106回。現在のエリザベスはメリオダスが出会った107人目のエリザベスになります。
エリザベスにかけられた呪いとは?
メリオダスにかけられた呪いは永遠に歳も取らず死ぬことが出来ない呪いでしたが、エリザベスにかけられた呪いは人間として生まれ女神族の記憶が戻ると3日で死んでしまうというメリオダスとは真逆の呪いでした。さらに死んでしまうと新たに人間として転生し、そのたびにメリオダスと出会い恋に落ち記憶を取り戻してはメリオダスの目の前で死んでしまう呪いでもあります。
様々な姿と性格で転生するエリザベス
エリザベスといえば王女でありおしとやかな優しい性格のイメージですがそれは現在のエリザベスに限ったことであり、エリザベスの性格はその時代その時代で大きく変わっていきます。ただし顔は昔と同じまま。時には動物を狩るようなワイルドな性格だったり騎士として戦うような性格だったりと様々ですが、どの時代・どんな性格であってもメリオダスに恋をし命を落とし続けてきました。
エリザベスに真実を伝えた相手は……
エリザベスが記憶を取り戻さない限り呪いは発動しない。それを知っていたメリオダスは決してエリザベスに真実を伝えることはありませんでしたが、ゼルドリスと出会ったことで過去の記憶が蘇ってしまいます。エリザベスを「呪われし女神エリザベス」と呼ぶゼルドリス。記憶を失っているエリザベスに3000年間の真実を伝えるとエリザベスは「3000年間何度も一緒にいたという事実」にうれしそうな表情を浮かべます。
記憶が戻ったエリザベスの瞳には印が
記憶が戻ると3日で命を落としてしまう呪いがかけられているエリザベスですが、その見分け方ともいるのが瞳に浮かぶ紋章(印)です。これ以前にも片目に紋章が浮かび上がったことがありましたが、完全に記憶を取り戻してからは両目に紋章が現れます。この紋章は女神族の印であり、この紋章が浮かび上がってから3日でエリザベスは命を落とすことになります。
呪を解くため魔神王になるメリオダス
エリザベスの命が残りわずかとなり、それを打開するためにメリオダスが出した答え。それは自らが魔神王になるということでした。そのためには当然自分の父である現魔神王を倒さなければなりません。激闘の末魔神王を倒したメリオダス。しかしその代償は大きく……
ついに姿を現した「呪い」の正体!
メリオダスとエリザベスにかけられた呪い「永遠の生」と「永劫の輪廻」。今までは呪いの存在だけでしか描かれてきませんでしたが、ついにマーリンのカースディカバリーにより可視化されます。永遠の生も気味の悪い見た目をしていますがビジュアル的にヤバ過ぎるのがエリザベスにかけられた「永劫の輪廻」!口の中から顔が出て、その口の中から顔が出て……と、とんでもなく気持ち悪い呪いが姿を現しました。
魔界へ戻るメリオダス。その時エリザベスは──
エリザベスを救うために魔神王となったメリオダス。しかしその代償としてメリオダスはこの世界にとどまることが出来なくなってしまいます。口には出さないもののメリオダスが消えてしまう事を感じ取っている仲間たち。しかしエリザベスはそのことに気づいても尚「大丈夫」と言い張っていました。その理由は自分もメリオダスと共に魔界へ行く決心をしていたからです。現世との決別宣言。これにはさすがの仲間たちも大声をあげて驚いていました(笑)
メリオダスとエリザベスの真実まとめ
ここまで現在から過去までメリオダスとエリザベスの2人について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?しかし魔神王を倒し2人の呪いも解け、最後は2人で魔界へ……とハッピーエンドとは言えませんが綺麗に終わったかと思われた矢先、現在原作では更なる波乱が起こっています。これから物語がどうなっていくのか原作からもアニメからも目が離せません!
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