「ガンダム THE ORIGIN」は他のガンダムシリーズと違いモビルスーツでの戦闘が少ない作品となっています。それ故に見どころも他のガンダムとはちょっと違い、主に人間関係や成長などが見どころのメインとなっています。そこで今回は本作品にどのような見どころがあるのかをご紹介!見どころをしっかり押さえてガンダム THE ORIGINを楽しみましょう!
目次
まだキャスバル時代の幼少期がたっぷり描かれている!
ガンダムで「シャア」の名前を聞くとあの兜に特徴的な目元を思い浮かべてしまうと思いますが、本作の序盤はまだシャアを名乗る前の幼少期がたっぷりと描かれています。他作品ではほとんど触れられていない貴重なキャスバル時代のシャア。妹もこの時はアルテイシアを名乗っており、仲の良い兄妹の様子を見る事ができます。
キャスバル時代の声優は田中真弓さん
シャアといえばあの渋い声が大人気のキャラクターですが、幼少期からあの声ではかなり違和感がありますよね(笑)そこでキャスバル時代の声優を務めているのがクリリンやモンキー・D・ルフィでお馴染みの田中真弓さん。ルフィがシャアの子供の頃の声と同じというのはなんだか不思議な感じがしますね。ちなみに妹のアルテイシアはセイラと名乗ってからも潘めぐみさんが演じています。
ザビ家とラル家の覇権争い
キャスバルたちの父ダイクンが亡くなった後、ジオンではザビ家とラル家の壮絶な覇権争いが始まります。そこでキーマンとなったのがダイクンの妻や子供たち。両陣営ともなんとかダイクンの家族を手に入れようと試みます。結局ラル家に保護されたキャスバル達でしたが……
子供の頃から強かったシャア(キャスバル)
当然子供と言う事もあり腕力では大人にかないませんが、ザビ家のキシリアに手錠をかけられ脅された際にもキャスバルは「僕はジオン・ズム・ダイクンの子だ!」と語気を強めてキシリアを威嚇しました。その他にもガンタンクに乗って敵と戦うなど子供の頃から好戦的な一面を見せます。
ランバ・ラルのカッコよさに注目!
ラル家と言えばこの男!ランバ・ラルです。軍人としてもかなり有能で喧嘩っ早いところもありますが、とにかく優しくてカッコいいところがランバ・ラルの良いところ!アルテイシアたちを保護した際に家から猫を連れてきて欲しいと頼まれて快く承諾したランバ・ラル。その優しさにアルテイシアから嬉しいご褒美も貰っていました(笑)
ランバ・ラルとハモンのコンビが最高!
ランバ・ラルの相棒的存在で忘れてはいけなのがハモン。ルパンでいう所の峰不二子のような色っぽいキャラクターです。(声優さんも実際に2011年より峰不二子を演じています)さまざまな作戦でランバ・ラルはハモンを頼りにしており、キャスバルたちを地球へ亡命させる際には2人して大いに活躍していました。ちなみにこの画像のランバ・ラルのの傷はアルテイシアに頼まれた猫に引っ掛かれた傷です(笑)
一悶着も二悶着もあるザビ家の関係
ダイクンが亡くなりラル家を壊滅状態に追い込み実質的にジオンを仕切る事となったザビ家。しかしそのザビ家も一族は一枚岩ではありません。何かを企むも者がいたり、それを何とか阻止しようとする者、軍人として先頭で戦い続ける者、心優しい者……いろいろな性格の人間がザビ家にはおり、ザビ家内での争いにも目が離せません。
キャスバルからシャアへ。壊れていく姿が描かれている
ガンダム THE ORIGINではキャスバル時代から描かれているので、シャアが徐々に復讐に燃え壊れていく様子も見る事ができます。最初は心優しい少年だったキャスバルが目的の為なら友人や仲間も躊躇なく身代わりに殺してしまったりする冷酷な一面も描かれており、シャアが心の内に秘めた思いを見る事ができます。
ガンダム THE ORIGIN見どころまとめ
ここまで本当にザックリと見どころを紹介してきましたが、やはり一番の見どころはシャアとセイラの成長です。大きく違う道を歩み始めるまでの物語が最大の見どころとなっているので是非注目して見てください。