少年ジャンプにて連載中の人気作品【呪術回戦】は2020年からアニメ化され第一期が放送されました。その後、劇場版 呪術回戦0も放送され、2023年7月6日から(毎週木曜日夜11時56分~)【呪術回戦第2期】が放送予定です。2期では、「懐玉・玉折」「渋谷事変」が放送されることが決定しています。「懐玉・玉折」は五条悟と夏油傑の高専時代の話で、二人の過去が描かれており、渋谷事変では1期から続く時間軸の物語で、渋谷に帳がおろされ、一般人を巻き込みながら大規模な戦闘が繰り広げられる。といった内容です。この記事では1期で登場はしていたものの、正体が不明だったキャラクターや戦闘描写が第2期で初めて描かれたキャラクター、新しく登場したキャラクターなどをストーリーとともに紹介していきます。
懐玉・玉折編あらすじと新キャラ
まず懐玉(かいぎょく)・玉折(ぎょくせつ)の物語の内容ですが、過去に戻り、五条悟と夏油傑の高専時代の話が描かれています。劇場版呪術回戦0の中の最後で描かれていた五条悟と夏油傑が決別することとなった過去の物語です。呪術高専2年、最強のコンビ、そして問題児の五条悟・夏油傑の二人が星獎体(せいしょうたい)である、天内理子(あまない りこ)という少女を天元様に同化させ初期化するために護衛と抹消を任されることとなります。しかし同化を阻止しようと天内理子の命を狙っているのが呪詛師集団「Q」と宗教団体の盤星教「時の器の会」なのです。時の器の会は天内理子の暗殺を伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)に依頼。そうして攻防戦が繰り広げられていきます。
天内理子(あまない りこ)
天元様と同化し初期化できる体質、星獎体である女の子。本人も自覚しており「同化後も魂は生き続ける。」と気丈にふるまってはいるものの、彼女は普通の女子中学生。大切な人たちと会えなくなることや楽しく過ごす日常が消えてしまうことへの心残りがある。両親は理子が幼いころ他界しており、お世話係の黒井美里とともに生活していて、自分は特別な存在だとして育てられてきたために、五条悟や夏油傑に対しても尊大な態度で接するが、友達と過ごしているときはとても普通の14歳の女の子。好きな食べ物は黒井のつくるポトフ。バンダナにみつあみスタイルをしており悟からは「アグレッシブなガキンチョ」と言われます。
黒井美里(くろい みさと)
星獎体のお世話係、そして幼いころに両親を亡くした天内理子の唯一の家族です。黒井家は代々星獎体に仕えることになっているが、それが嫌で短大へ進むも理子に惹かれて戻ってきた。理子に懸賞金がかけられ襲われた時も立ち向かいそして誘拐されてしまう。
敵の呪詛師集団Qとは
天内理子の命を狙い五条悟と夏油傑の任務を邪魔する呪詛師集団Qですがなぜ彼女の命を狙うのかを解説していきます。
呪詛師集団Qとは?
名前の通り呪詛師の集団であり天元様の暴走によって現、呪術界が転覆することをもくろんでいる集団です。天元様は500年に1度、天内理子のような星獎体と同化して初期化し、肉体の情報を書き換えることによって、人でなくなり高次の存在となる進化を阻止することができます。進化し、高次の存在となってしまうとそこに天元様の意思がなくなり、最悪の場合人類の敵となり可能性があるからです。その影響は当然呪術界にも影響があるため、それにより呪術界が転覆することを狙っているのです。
コークン
「Q」の戦闘員であり天内理子をビルから爆破とともに落下させ暗殺しようとしたが夏油傑に阻止され、次のターンでは「Q」もやめて田舎で米を作るからと助けを求めることとなります。
バイエル
「Q」の最高戦力で五条悟に強いうわさが本当か確かめさせてくれと言い戦いを挑むも次のターンでは五条悟にボコボコにされています。
盤星教「時の器の会」
天内理子の命を狙う宗教団体です。
なぜ天内理子の命を狙うのか
盤星教は天元様を信仰する宗教団体です。そんな宗教団体がなぜ彼女の命を狙うのか、それは盤星教が純粋な天元様を崇拝しているからです。つまり、星奬体が不純物と考えているため天内理子を暗殺しようとしています。盤星教自体は非術師の集団なので五条悟たちはQのほうを警戒しますが、盤星教は暗殺を伏黒甚爾い依頼するのです。
伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)
天内理子を暗殺を盤星教に持ち明けられ、天内理子に3000万円の懸賞金をかけ期限が切れるまで五条悟を消耗させ期限が切れ、油断したところを狙う作戦を企てて暗殺を実行します。名前からわかる通り、伏黒恵の父親ですが彼自身は呪力が全くないので禪院家との折り合いが悪いです(婿入りしたため伏黒の姓だが、禪院家の)そしてギャンブル好きでお金がなくヒモ生活なうえに、恵の母が亡くなると息子を置いて蒸発するというクズっぷりです。
呪術高専の新キャラ
九十九由基(つくも ゆき)
東堂葵(とうどうあおい)の師匠。初対面の人に異性の好みのタイプを聞く癖があります。東堂葵の好みのタイプや東堂が初対面の相手にする定番のセリフも師匠の九十九由基の影響です。夏油傑が闇落ちしてしまう前に出会い言葉をかけるがそれが夏油傑が呪詛師を選ぶきっかけの一つとなっています。
灰原雄(はいばら ゆう)
高専時代の夏油傑の後輩で、物事を深く考えるタイプではないと自分でも言っています。とても素直で人を見る目には自信があるらしい。任務中に命を落としてしてしまい、東堂葵が闇落ちするきっかけとなった出来事でもあります。
懐玉玉折編まとめ
懐玉は五条悟と夏油傑で星奬体を守る任務に就き、強さと優しさを感じることのできるストーリーですが大きく五条悟は変化、進化してさらに強くなっていきます。そして、玉折では今度は夏油傑が五条悟とは対照的に闇落ちしていき呪詛師となり二極化していく話となっています。現在の話の中とは違う高専時代の七海や歌姫なども登場するので見逃せないストーリーだと思います。