人気アニメ「ようこそ実力主義の教室へ」ですが、その魅力は何といっても高度育成高等学校の中で繰り広げられる頭脳戦と魅力的な女性キャラクターたちのかわいさでしょう。今回はこの作品を彩る制作陣について、取り挙げていきたいと思います。
目次
原作・衣笠 彰梧(きぬがさ しょうご) ①
先ほど紹介した通り、「よう実」の魅力の一つにストーリー性がよく挙げられます。その根幹を担っているのが、シナリオライター・小説家の衣笠 彰梧先生です。衣笠先生は元々、成人向けゲームの製作会社で、シナリオライターとして活動されていたそうで、その会社で本作品「よう実」のイラスト・キャラクター原案を担当されているトモセシュンサク先生と一緒にお仕事をしていたようです。そこでゲーム制作をしながら、初めて執筆された小説「小悪魔ティーリと救世主!?」が「よう実」と同じMF文庫Jから刊行されており、こちらもトモセシュンサク先生がイラストを務めています。
原作・衣笠 彰梧(きぬがさ しょうご)②
そんな衣笠先生ですが、小説としては2作目で、「ようこそ実力主義の教室へ」を執筆なさったそうで、現在でもゲーム制作と並行して、「よう実」の執筆もなさっているようです。また、衣笠先生のSNSやブログなどはないようで、詳しい情報は作品の公式アカウントなどから集めると良いでしょう。本作品で、衣笠先生にご興味を持たれた方は、他の小説やゲームタイトルなどもチェックしてみてはいかがでしょうか。
イラスト・キャラクター原案・トモセシュンサク
アニメやライトノベル版の挿絵・イラストなどで堀北や櫛田といった魅力あふれるキャラクターを描いていらっしゃるのがトモセシュンサク先生です。先ほども紹介しましたが、衣笠先生とは長い間タッグを組んで作品を制作しているようですね。「このライトノベルがすごい!」のイラストレーター部門では、毎年のランクイン、そして2021年には第1位を受賞された方でもあります。成人向け・一般向けのどちらも描いている方で、同人サークル「無限軌道A」を主催しており、コミックマーケットなどでも多くの同人誌を刊行しているようです。
漫画・一乃ゆゆ(1年生編)サカガキ(√堀北編)紗々音シア(2年生編)
漫画版の「ようこそ実力主義の教室へ」の1年生編を描いているのが、漫画家の一乃(いちの)ゆゆ先生です。「月刊コミックアライブ」で2016年から連載しており、一乃先生は「魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画」のコミカライズなどもされている有名な先生ですね。また、同誌でスピンオフ「ようこそ実力至上主義の教室へ √堀北」というIFストーリーの漫画も連載され、そちらはサカガキ先生が担当されていました。そして2021年12月からは「ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編」が同誌での連載が開始しており、1年生編との同時連載中です。2年生編は紗々音(ささね)シア先生が担当しており、さらにパワーアップした綾小路たちの活躍がこちらでみれますね。
「ようこそ実力主義の教室へ」の受賞履歴
そんな人気アニメ「ようこそ実力主義の教室へ」ですが、アニメ放送以前のライトノベルの売り上げは伸び悩んでいたようで、アニメ放送中から一気に人気に火が付いたようです。2022年2月時点でシリーズ累計発行部数が、600万部という驚異的な数字をたたき出していますね。「このライトノベルがすごい!」でも2018年から2022年現在まで、各部門で上位にランクインするなど、その人気が留まることを知らず、読者からの評価が非常に高いことがわかります。
メディアミックス情報・現在の発刊巻数
2022年5月現在、漫画版は12巻まで、ライトノベル版は1年生編は短編集合わせて全14巻で完結し、2年生編は6巻まで刊行されています。また、公式アンソロジーコミックスやアートワークスなどもあるので気になる方はそちらもぜひご購入してみてはいかがでしょうか。アニメ2期は、漫画版では7巻、ライトノベル版では4巻からにあたるので、アニメが待ちきれないという方は、こちらのほうもぜひチェックしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「ようこそ実力主義の教室へ」の制作陣やメディアミックス情報をまとめてみました。現在、「月刊コミックアライブ」で同時連載中ということもあり、アニメからこの作品を知った方も漫画やライトノベルで2期の予習をしてみてはいかがでしょうか。