ほっこり田舎ぐらしに思わず癒されてしまうアニメ「のんのんびより」。2期の「のんのんびよりりぴーと」に引き続き、2021年にはアニメ第3期である「のんのんびよりのんすとっぷ」の放送が決定しています。待望の第3期ということで、待ち望んでいたという方も多いのではないでしょうか。個性豊かで可愛らしいキャラクターが登場する「のんのんびより」シリーズですが、中でも一際独特なのが主人公の「宮内れんげ」というキャラクターです。そこでこちらの記事では、主人公・宮内れんげについて徹底的に紹介します!
目次
宮内れんげとはどんなキャラクターなのか
宮内れんげは小学1年生。誕生日は12月3日で、血液型はB型です。銀髪(紫髪)の長い髪をツインテールにし、黄色いリボンで結んでいます。とても可愛らしい外見の彼女ですが、小学1年生にしては喜怒哀楽に乏しく、基本的にぼんやりとした表情が特徴。見た目がかなり幼いこともあり、なんだかシュールな雰囲気の持ち主です。しかし性格としては好奇心旺盛で、見た目よりもおてんばな、年相応の一面も見せます。みんなからのあだ名は「れんちょん」です。
独特な感性
独特な感性の持ち主であるれんげは口調も変わっていて、語尾に「のん」や「なん」、「ん」をつけ(ちなみにこれは方言)、挨拶は「にゃんぱすー」というもの。周りから理解されないことも多いです。さらに不思議なあだ名をつける趣味(?)があり、例えば野生の狸には「具」、セミの幼虫には「その日暮らし」、池の鯉に「ヒカリモノ親方」、カニに「お塩」など…。他のキャラにはない彼女の感性に注目です。そのほかにもれんげオリジナルの言葉は様々あり、「そすんす」という鎖骨を狙ってくる謎の格闘技だったり、残念な感情を表す「スコー」などが挙げられます。
好きな食べ物、嫌いな食べ物
れんげの好きな食べ物はカレー、嫌いな食べ物はピーマンです。ちなみにカレーの味は、苦労して幼少期に覚えました。
実は成績優秀な宮内れんげ
そんな独特なれんげですが、実は成績優秀であるというギャップの持ち主です。テストでは常に100点をとっていますし、通知表はオール5。計算も非常に早いです。さらに九九を知らないのに、高速で脳内足し算をし掛け算、九九ができるという驚きの才能の持ち主でもあります。しかも絵の才能もあり、小鞠の絵を描いた時には子供イラストコンクールで金賞に輝きました。ただし小学生にしてはかなり前衛的なイラストでもあり、本人が芸術だと思うものはグロテスク(!)だったりとやはり感性が少しずれています。また描いている途中の絵を見られることは嫌なようです。
実はしっかりものでもある
こうしてみると独特な感性と周りとのズレから、ただの不思議キャラに見えなくもありませんが、その一方で結構しっかりものの一面も見られます。小学1年生にしては聞き分けが良かったり、これでも姉妹の中では1番の常識人だったりもします。
宮内れんげの姉妹とは
れんげには姉が2人います。仲はいいですが姉もかなり個性的であるため、時にはれんげの個性が霞んでしまうことも。
宮内一穂(みやうち かずほ)
れんげの姉の1人。長女です。みんなからは「かず姉」、れんげからは「ねえねえ」と呼ばれています。24歳の彼女は旭岡分校の教師であり、人数も少ないためれんげたち全員の授業を彼女が担当しています。かなりマイペースな性格であり、寝坊の常習犯だったり、授業中に教卓で寝ていたりと(基本的に自習なので)教師らしからぬ部分も見られます。そういった理由からもあまり頼りにされていませんが、沖縄旅行の際は教師らしく振る舞おうと努力し、疲れ果てていました。
宮内ひかげ(みやうちひかげ)
れんげの姉の1人。次女です。みんなからは「ひか姉」と呼ばれていて、旭岡分校の卒業生。高校1年生です。見た目はれんげに似ているのですが、ひかげは喜怒哀楽が激しいという特徴があります。性格としては少々見栄っ張りなところがあり、旭岡分校卒業後は東京の高校に進学したため、帰省時は時折都会風を吹かせてきます。
宮内れんげと交友関係
れんげの周りの人間関係、交友関係について紹介します。前述したように3人姉妹の末っ子であるれんげは、物語の中でも最年少です。また旭丘分校の卒業生である「駄菓子屋」こと楓にはかなりなついていて、実の姉以上に慕っています。また学校の中では越谷夏海と仲が良く、一緒に行動している描写がみられます。さらに転校生の蛍とは、出会ってすぐに積極的に仲良くなろうとしていました。蛍は独特の感性をもつれんげに戸惑っていることもありましたが、現在はとても仲良しです。
駄菓子屋とは?
駄菓子屋こと楓は、見た目はヤンキーのような雰囲気で、かなりサバサバした性格です。しかしれんげに対してはかなり甘い一面があり、子供の時からかわいがっていました。れんげが風邪を引いたときには自分の駄菓子屋を閉め、バイクでお見舞いにきました。ちなみに「駄菓子屋」というあだ名は名前そのまま、駄菓子屋を経営しているからです。
田舎暮らしの宮内れんげ
旭丘分校に通うれんげ。旭丘分校はのどかな田舎に位置しています。周りにはコンビニやお店などはほとんど無くのどかですが、生まれたときからここに住んでいるれんげにとっては、自分が住んでいる場所が田舎だという自覚はありませんでした。しかし東京から蛍が引っ越してきたことによりれんげは、自分の暮らしている場所は田舎なのだろうかと考えるようになりました。このときは夏海に「田舎じゃないよ」と言われ落ち着きました。しかしその後バスに乗り遅れたれんげたちが次のバスは2時間後ということで、ぽろっと夏海は「不便だよね、田舎って」とつぶやきました。そこでれんげは、自分の住んでいるところが田舎だと気づきます。
都会に興味をもつれんげ
れんげの姉の1人であるひかげは、東京の高校に通っています。ひかげが帰省したとき、れんげは彼女からさまざまな都会の話を聞きます。顎をあげないと見ることのできないビルや、新幹線ごっこで盛り上がります。ちなみにこのときれんげは、車内の売り子役をしていました。
新幹線よりも飛行機のほうが気になる?
そんななかで、蛍たちが遊びに来ます。蛍といえばひかげとは違い、生まれも育ちも東京です。引っ越しの際は飛行機で来たと言うと、れんげは新幹線そっちのけで飛行機の話で盛り上がってしまいます。
れんげとほのかの関係とは
ある夏休みの日、れんげに同年代の友だちができます。彼女の名前はほのか。小学1年生で、おばあちゃんの家に遊びに来ていた彼女は、れんげと仲良くなります。カメラを持っていたほのかはれんげに案内され、田舎の町を撮影しました。いままで自分が1番年下で、同い年の友達ができたということでかなり喜んでいました。
しかし突然別れが訪れる
ほのかが夏休みの間、ずっと一緒に遊んでいたれんげ。次の日も一緒に遊ぶ約束をしていた2人でしたが、れんげが朝ほのかを迎えに行くと、彼女は突然いなくなっていました。ほのかは父親の急な仕事の都合で家に帰ってしまったのでした。れんげは思わず泣きそうになります。このシーンは「のんのんびより」シリーズのなかでも、かなり切ないということで話題になりました。
【のんのんびよりのんすとっぷ】主人公の宮内れんげまとめ!
以上が「のんのんびより」シリーズの主人公である宮内れんげに関するまとめでした。いかがだったでしょうか。独特の感性をもつれんげですが、意外としっかりものの一面もあるということがわかりました。さらにときおり年相応の子供らしい一面もあり、とても可愛らしいですね。旭丘分校のなかで1番年下であり、なんだかんだでみんなから可愛がられているれんげ。アニメ新シリーズでは、さらにれんげの活躍を見ることができそうです。今からとても楽しみですね!